バステト神は 古代エジプトで 守護神、母なる女神として 親しまれた神です。
古代エジプトで 猫は このバステト神の化身だと言われ 大切にされていました。
雌猫の姿、雌猫(雌ライオン)の頭を持つ姿で 現わされ音楽と歓楽の神
または 愛の女神とも言われていたようです。
他説では 夜、太陽を守るため寝ずの番をしたとも言われ月の女神だという話もあります。
バステトが 人々に愛され 人気のあった女神であることだけは確かなようです。
「神と呼ばれた犬」でも触れていますが 古代エジプトで 動物は聖獣とされ大切にされました。
猫が自然死をとげると飼い主の家族は全員 眉を剃ります。
死んだ猫は バステトの名に因んだ下エジプトの都市ブバスティスの聖廟のある場所に運ばれ
そこで防腐処理をしてミイラにされ 埋葬されて 女神バステトに捧げられます。
神聖動物とは 守護動物という意味のようなのですが
バステト女神の神聖動物は もちろん猫だったそうです。
現在 生きている我々にも 守護動物というものがあり
それを調べてもらうと 私は アヌビス(犬)連合いはバステト(猫)でした。
犬と猫に守られているとは・・・まさに そのままの我が家です。
日本でも 猫は「守り神」とされています。
首相官邸の正面玄関にはニ体の猫の石造が置かれているそうですし
多くの お店にある「招き猫」などは有名ですね。 |