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犬の関するデータ


犬の平均寿命

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犬の平均寿命は11・9才になったそうです。
これはこの10年で3才以上のびています。今後 犬世界でも介護問題は深刻になってきますね。

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調査は東京農工大学大学院の林谷秀樹助教授らのグループが、
全国121の動物病院に協力を 求めて2003年7月までの1年間に死んだ犬のデータを集めたもので、
犬およそ3200匹について分析したそうです。
その結果、平均寿命は、犬が11.9歳で同じグループが8年前に行った 調査と比べて、犬で1.8歳歳延びていました。

性別で見ると、犬の場合、オスが12歳、メスが11.9歳とほぼ同じ。
平均寿命が延びる中で、死因のうち
腎不全やがんなど感染症以外の病気が占める割合が増加し犬では77.4%となっていました。
調査をした林谷・助教授は「人間で言う生活習慣病が死因と見られるペットも増えてきている」と話していらしたそうです。

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犬の一生にかかる金額

2004年NHKの『暮らしと経済』で犬の一生にかかる金額をやっていました。

小型犬 大型犬
諸費用 20万 18万
食費 42、000 96、000
消耗品 27、000 17、000
予防接種 38、000 55、000
医療費 35、000 59、000
×12年 1、900、000 2、900、000


今のところ平均寿命は12年ですから、こういう計算になるようですが
実際は12年からが医療費が跳ね上がってきます。

医者にかかる頻度と検査費用がどんどんかかってきますし成犬に比べると、
少なくて高カロリーで消化に良い食事、サプリメント代、オムツその他の介護用品を入れると・・
ちょっと計算したくない金額になりますね。

番組の中で集合住宅関係で有名な井本獣医さんがコメントされていました。
『医療については獣医に犬との関係を理解してもらうことが大切』とのこと。
つまりうちは番犬ですから犬にお金はかけたくないと言えば 
獣医はそのようにしてくれるということらしいが・・・
犬にお金をかけたくない人は獣医さんに行かないかもしれませんね。      

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室内飼育調査


ペットフード工業会は飼育場所についての調査を2004年10月インターネットで行った。

室内飼育は犬で6割、猫で7割で『ペットの飼えるマンションの増加や
家族の一員として捉えるようになったためだろう』と工業会はコメントしていた。

下のグラフで黄色が雑種、紫が純血種

犬、雑種の外飼育が多いのが個人的に少々気になります。

ペットフード工業会では様々なアンケートを引き続き行っています。

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犬の痛み


動物臨床医学会で『動物の痛み研究会』が犬の急な痛みを、
動作やしぐさなどから5段階に判断する国内初の基準をまとめたそうです。
(獣医師53人によりアンケートで数値化)


レベル0 痛みの兆候が見られない
レベル1 逃げる、尾を振らない、振り方が弱い、反応が少ない、目を閉じている、他全13項目
レベル2 痛いところをかばう、食欲低下、じっとしている、立ったり座ったり、他全9項目
レベル3 背中を丸めている、心拍数増加、震える、よだれを流す、他全13項目
レベル4 持続的に鳴きわめく、全身の硬直、食欲廃絶、眠れない、他全8項目


慢性病は急性病より判断が難しいので 今度 慢性病の基準作りもするようです。

ペットに関する話題がネットや新聞やテレビに増えてきました。それだけ人々の関心事なんでしょうね。

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1997年ペットに関する世論調査





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