水薬の場合
○犬の口吻を軽くつかんで顎を上向きにする。
○口の端を親指で引っ張り、少し開いた隙間の 歯の間からスポイドか注射器で流し込む。
(スポイドと注射器は獣医さんで頂ける場合があるので聞いてみましょう)

錠剤、カプセルの場合
○手を目隠しするように鼻筋に置き、
親指と人差し指が犬歯の後ろ側にくるように上アゴをつかんで持ち上げる。
○もう片方の手で薬も持ち、下アゴを押し下げて できるだけ奥の方に薬を押し込む。
○クチを閉じて 2〜3秒間そのままにしておく。
吐き出した場合は時間を置いてから再度挑戦してみる。
その他
●チーズなど犬の好きなものに詰めて与える。
●ピル・クラッシャー(粉砕器)でパウダー状にして食事又は動物用ミルクにまぜる。

粉薬の場合
●水に溶いて水薬と同じように飲ませる。
●食事に混ぜる。
(食事を残してしまった場合、薬が未服用になってしまうことを避けるために
食事に混ぜる場合は、まず薬を少量の食事に混ぜて与え、その後食事の全量を与える。)
●動物用ミルクに混ぜて飲ませる。
●カプセルに入れて飲ませる(空のカプセルは薬局にあります)
●オブラートに包む
●粉末を食事に混ぜても水に溶いて流し込んでも拒否する場合は、
鼻を舌で舐める習性を利用して、バター、ハチミツ、クリーム
またはチューブに入った動物用栄養剤で煉り合わせて、
舌や鼻に塗りつけて舐めさせる。

★高齢により腎臓、肝臓の機能が衰えてくると
薬の排出がスムーズに行なえなくなって
血中濃度が高まり、副作用がでやすくなります。
薬を飲ませた後は、注意深く観察を行い
何かあれば すぐに獣医さんに相談してください。
ペコは薬が多かったわりには、
幼い頃から慣れていたせいか 薬を飲ませるのに
ほとんど困るようなことはありませんでした。

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