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食事と栄養


幼犬・成犬と 食事が違うように 老犬もまた 違ってきます。
内臓や歯などが 丈夫なのであれば 特に問題はないでしょうが大抵 消化器官が 弱ってきます。
消化が 悪いということは 他の臓器に負担をかける結果になります。
食事は数回に分けて、少しづつ与えてください。
常に体重に気を配り、減っていくようならカロリーの多いものや栄養補助食品を与えるのも良いと思います。


我が家は2003年になってから、下痢と嘔吐が長く続いたために
今まで食べさせていたサイエンスダイエットシニア缶から療法食のスペシフィックに変えました。


それでも下痢が治まらない時は 「お粥」や「おもゆ」ケーナインの高栄養、免疫サポートを食べさせています。
これは、まったく食事が摂れない犬のために本来チューブで与えるタイプのものですが、
それをお湯で溶いて飲ませたり、お粥に混ぜたりして与えておりました。


但し、これだけでは栄養が不十便なので、回復の兆しが見えたら、すぐにまたスペシフィックに戻しました。

これは療法食には珍しく豚肉を原材料にしたものですが、
下痢や胃腸炎、鼓脹症、膵外分泌不全や老犬に適しています。


食器は100円ショップからガーデニング用の三脚と器を購入し、
頭を深く下げる必要なく食事や水が飲めるようにしています。


水分摂取量にも気を配り、できれば毎日どれくらい飲んでいるか把握しておきましょう。
介護記録を付けておく習慣は、獣医さんを訪れた際に役に立つと思います。



症状が重く水が飲めない時は氷を舐めさせる。
モノが食べられないようなら
上記の流動食やデビフのカロリーエースなどを製氷皿で凍らせて、舐めさせるとよいと思います。
下痢をしているなら脱水症状にならないように水分量には特に注意していください。

脱水症状を確認するには皮膚(首筋)を持ち上げて 
その戻りが遅いと脱水症状を起こしていると言われますが、
なかなか判断はつきにくいものですから、獣医さんとの連絡、連携は怠らないようにしましょう。

酸素は身体に大切なものですが活性酸素の中でもこのフリーラジカルと言われるものが、
重大な病気や老化を早めているらしいので このフリーラジカルに考慮したフードがヒルズのb/dです。
老犬の行動異常に適しているという話です。

グルコサミン、コンドロイチン硫酸 、オメガ-6脂肪酸:オメガ-3脂肪酸 他を含むフードが
ユーカヌバ・ペテリナリーダイエット・シニアプラス。

どちらも本来 獣医さんでしか手に入らないフードですが、ネットで購入できます。(2005年加筆)


食欲がない時、食べても痩せていく時などの
ペットの栄養食にチューブ式でゼリー状になっている『ニュートリカル』という商品があります。
ペコがいる時にはすでに発売されていた品なので、購入して飲ませてみればよかったと今更 思いました。
老犬さんに飲み込むチカラが弱くなった時、
これを頬の裏側に少量づつ付けて すこしづつ溶かして飲み込ませるとよいようです。

ニュートリカルは獣医さん又は、ショップでも買えます。。食べられなくなった老犬さんに良いですね。

(2005年加筆)




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