我が家は マンションが完成してから 2年近くたってからの入居でした。
すでに マンションでは 動物に対する苦情が 山積みでした。
その時点で 飼育件数は うちを含めても10軒ほどでした。
(猫は外に出さないので 苦情が少なかったようです。)
犬は2頭飼いが2件ありましたので 12匹ほど。
つまり これだけの少ない頭数で数々の苦情を作りあげたことになります。
○ベランダで 糞・尿をさせる。
○大型犬が 子供や主婦に抱き付く。
○吠えさせっぱなし。
○エントランスゴミ箱に糞を捨てる。
○糞を持ち帰えらない。
挙げられた苦情について、
飼育者の方と話をしていくことで私が感じたことは、
各家庭で個人で「自分が迷惑行為をしている」という意識など
まったくないという事実でした。
例えば
「うちは ベランダで糞・尿させても ちゃんと流しているから 大丈夫!」と
堂々とおっしゃれるのは、
それが本人にとって「迷惑行為」だと思っていないからです。
散歩を担当しているのは、
私と話しをしてくれている人とは別の人物なのに
「うちではキチンとやっています」とか、
「うちの家族が迷惑をかけるような散歩をするわけがない。信じているから」と ほとんど根拠のない答えが返ってきます。
この件は後にも問題になってきますが
話し合い(懇談会)に参加してくれている人と
実際 犬の散歩や世話をしている人が違うと、
そこに「意識」の違いが生まれます。
家族の中での話し合いの不足・理解不足が引き起こした
迷惑行為の数々だったことが窺えます。 |