欧米では「ルールを作って飼育を認める」という考え方が主流である。
フランスでは「ペットを飼ってはいけない」という
ルールを作ることが法律違反になってしまう。
集合住宅の規約に関する法律に
「住居内で愛玩動物の飼育を禁止する条項は無効である。」いう条文が、
30年前の改正で付け加えられた。
アメリカも考え方は同じで、公的な集合住宅では
ペットを自由に飼育する権利が認められている。
昔は高齢者と障害者にだけ認められていた権利だったが
3年前から全ての人に適用されるようになった。
なぜ欧米で集合住宅での飼育が認められているのか?
フランス農業水産省の話では
「ペットと暮らしたいというのは誰にも犯すことのできない権利だと考えている」
「その代わり飼い主には責任を果たしてもらう」これが社会的な約束になっているとのこと。
飼い主の責任とはなんだろうか?
「ペットに対して徹底的にしつけを行うこと」
「飼い主がペットを確実にコントロールできるようにしつけることは常識になっている」
飼う権利を認める代わりに飼い主も義務を果たす これが欧米の考え方 |