本文へジャンプ

国土交通省マンション総合調査とは

国土交通省が80年から6〜7年ごとに都市部の分譲マンション居住者を対象に行っている調査
欧米での集合住宅におけるペット対応

欧米では「ルールを作って飼育を認める」という考え方が主流である。

フランスでは「ペットを飼ってはいけない」という
ルールを作ることが法律違反になってしまう。

集合住宅の規約に関する法律に

「住居内で愛玩動物の飼育を禁止する条項は無効である。」いう条文が、
30年前の改正で付け加えられた。

アメリカも考え方は同じで、公的な集合住宅では
ペットを自由に飼育する権利が認められている。

昔は高齢者と障害者にだけ認められていた権利だったが
3年前から全ての人に適用されるようになった。

なぜ欧米で集合住宅での飼育が認められているのか?

フランス農業水産省の話では

「ペットと暮らしたいというのは誰にも犯すことのできない権利だと考えている」
「その代わり飼い主には責任を果たしてもらう」これが社会的な約束になっているとのこと。

飼い主の責任とはなんだろうか?

「ペットに対して徹底的にしつけを行うこと」

「飼い主がペットを確実にコントロールできるようにしつけることは常識になっている」

飼う権利を認める代わりに飼い主も義務を果たす これが欧米の考え方

なにかと比較の対象に持ち出される欧米スタイルですが、
食生活が欧米化し生活スタイルが欧米化し、
特にアメリカなど先進国の「後追い」をしているような日本の行き着く先を考えると
比較に持ち出されることは、仕方ないことのように私は考えています。

良い部分だけを学び悪い部分は反面教師にできないことは残念に思いますが、
今の日本の犯罪を考えるとこれもやはり難しいようですね。

番組の中で紹介された話ではありませんが、欧米の老犬に対する考え方は

『飼い主とコミュニケーションがとれなくなると、
さっさと安楽死をさせてしまうケースが多い』とのことです。

さすがに この件について日本人の心情は、
そのように働かないように私個人は感じています。

日本での犬の寿命は病気を防ぐ薬ができたり、
動物を大切にしようという社会の雰囲気から人と同様に年々延びています。
ですから日本では痴呆や介護などが 今後益々 問題になってくることでしょう。

hyou18.gif

北海道や東北の方が九州より長生きなのは、
やはり暑さや寒さといったものが関係しているのかもしれませんが、
個人的には関東・中部・近畿などの数字を見ると 他の理由も疑いたくなります。

hyou17.gif94〜95年

井本動物病院獣医師井本史夫氏とは

獣医師であるのはもちろんですが、この先生自身がマンションに住み、管理組合理事長を務め、「飼い主の会」を設立し、総会にてペット飼育可を決議した人物でもあります。

taihome.gif