本文へジャンプ
●ペット飼育者懇談会

<目的>

飼育委員会という飼育者独自の組織を作る。

現在の飼育細則の中に 頭数・大きさが明記されていないため 繁殖等をして頭数を増やすことがないように、飼育細則の見直し。

<準備>

ペット飼育者懇談会案内資料作成

*期日と懇談会の内容、飼育者名簿、出欠用紙。

*飼育委員会又はペットクラブの目的と実務のモデル用紙

*管理規約から 雑則を抜粋(義務違反者に対する措置)

*アンケートの集計結果

以上の4枚を作成し 飼育者宅を訪問させていただきました。

これの目的は 3つ

○懇談会への出席のお願い(用紙を配るだけよりも効果があると思った)

○犬・猫の飼育状況の把握(訪問者に対する鳴き声、飼い主の犬への対応、一匹の鳴き声に反応して 他の階の犬たちが鳴いているかどうか)

○懇談会では言わない個人的意見を聞く。

懇談会参考資料として

コンパニオンアニマルリサーチさんより「集合住宅で犬や猫と暮らす」を飼育者人数分送っていただきました。

動物管理センターより「犬の正しい飼い方」を送っていただき コピーして人数分作成。この資料は 毎年保健所で行う「しつけ教室」資料です。

他マンションの飼育細則

ペットに関する判決事例等

以上を 揃えて 懇談会を迎えました。
●ペット飼育者懇談会開催

個別訪問の成果なのか 過去最高の出席者の数でした。

ただ残念なことに 議事の進め方が悪く(私の責任です)話をうまく進めることができませんでした。

中でも すでにマンションで問題になっている犬飼い主さんのお話で終わってしまったようなものでした。

この日は ペットクラブ準備委員会として数名を決め その数名で新たに話し合うこととなりました。

この日予定していた内容を 時間の都合から 飼育者のみなさんに聞くことができなかったので すぐに「飼育者向けアンケート」を実施しました。

飼育者の意見を掲載します。

(主なご意見)

管理組合に対して

・ペット飼育委員会に任せるのではなく 非飼育者との良好な共存関係を保てるようにしてほしい。

・苦情に関して耳を傾けて協力していきたい。

・飼育している人としていない人達みんなが仲良く暮らしやすいマンションにして欲しい。

・管理組合は 「中立」の立場を保って対処して欲しい。

・エレベーターをペット禁止にするというならばペット以外のことも全部禁止すべきだ。

・違反や都合のよくない行為をした場合 本人に注意せず「張り紙」で知らせるやり方は感じが悪い。

・昨年はペット懇談会など開かれず その上 多くの飼育者が増え潜在的苦情を抱える人も多いのではと思います。管理組合の対処のマズさだと思う。

・現時点において 細則が優先するので 守れない人には今後のために厳しくしてほしい。

ペット飼育者に対して

・飼育マナーを守るようにしよう

・犬や猫の嫌いな人の気持ちを充分理解し尊重することが必要だと思う。

・動物を嫌いな人に迷惑をかけないよう心がけましょう。

・飼育者一人一人の席任によりマナー違反を行わないようにしよう。

・飼育細則に決められたことは必ず守るようにしよう。

・散歩の時は犬の糞を取る袋を持って始末をきちんとしよう。

・迷惑をかけない努力を互いに研修しながら進めましょう。

・ペット飼育者同士これからも良いお付き合いをしていきたい。

・自己の状況にとらわれず全体的な目を持ち 飼育していない方たちに立場になって考えてほしい。

・これから増えていくであろう飼育者に対しても 私達は責任を負わなければならないということを自覚してほしい。

・共存していくための飼育細則でありながら それさえ守れない現状が情けない。

・ペットに対する愛情は 皆同じだと思いますが そのことを前面に出して 全ての人に理解してもらうのは無理があると思う。

・相手の立場になって考えてみたい。

・規則はしっかり守って問題があれば皆で解決したい。

飼育していない人に対して

・鳴き声で迷惑をかけていると思う。

・犬を子供に触れさせない。

・飼育している人々への理解 又どうブチを大事にする心を持っていただきたい。

・飼育者にとってペットは家族の一員ですので理解をよろしくお願いします。

・迷惑だと思う時は遠慮せずに言って欲しい。

・全ての人が人として大切にされるマンションでありますよう理解を願います。

・ペットの嫌いな人との意見交換会を持ち理解していただきたい。

・知らない間に迷惑をかけていることもあるので 遠慮なく注意していただきたい。

その他

・ピアノ・子供など他に色々な問題もありお互い理解しあって生活していければ良いと思う。

・何でも自分のやっていることは正しいとせず 客観的に見て対処してほしい。

・ペットの頭数も飼育細則が出来た時より かなり増えてきている。

・ペット飼育委員会の場合 中立を確保するために飼育者以外の人を入れるべきだ。

・クラブの組織の場合は管理組合の位置付けを明確にしてほしい。

・大型犬は規制してほしい。たとえ容器に入れたとしても飼育していない人やキライな人にとっては一層不快なものになると思う。

・飼育クラブは飼育者同士の仲良しクラブではなく 飼育しておられない方に対してもキチンとした対応のできるものにして頂きたい。