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飼育委員会(ペットクラブ)準備委員

長い名前で わかりにくい名称ですが 飼育委員会又はペットクラブという組織を作るために、飼育者全てを集めて話すよりも、代表者を決め そこで話を進めようというものです。

ほとんどの方が誰もやりたがりませんでした。

会合が持たれたのは、わずか1回。
その後この『準備委員会』なるものは崩壊してしまいます。

理由は現在の苦情のほとんどが特定の飼育者に限定されていること。

結局、この飼育者の方が引っ越しをされて有耶無耶になってしまったというのが実情です。
●2002年管理組合を終えて

春 連日の会議 連日の説明会 議事録の作成と追われ 
ペットの件に関わる時間がなくなっていました。
というよりも 関わるのが すこし億劫になっていました。

4月末の総会を終え 議事録を作成し 
新しいペット担当の方へ引継ぎに行きました。

ペット担当をするのは、管理組合の中でペット飼育者と決まっています。

私のマンションは全戸に対して一割ほどの飼育者しかいません。
圧倒的な非飼育者の数です。
その方たちが 一斉に反対すれば 「ペット禁止」になるんだという現実を見ようとしない飼育者ばかりに私には思えます。誰かひとり熱心に「禁止」を訴える方が現れれば 無関心な人の心も そちらに動くかもしれません。

これは確かに極論かもしれませんが、でも有り得ないことではないのです。
●2002年噛み付き事件


加害者宅前廊下を通りかかったAさんに 散歩に出ようとした犬が飛び掛り 噛まれました。
加害者男性は 犬をリードで繋いた状態で床(廊下)に離し 自宅ドアに向かって 鍵をかけている所でした(Aさん談)
「痛い」と叫んだそうですが 男性は犬を抱いて 無言で立ち去る。

直後 階段踊り場でBさんに遭遇
犬は抱かれたままBさんの肩下(腕)に噛み付く。
Bさんも 悲鳴を上げたそうですが 男性は
「犬が噛んだくらいで騒ぐな」と言って 立ち去ったそうです。(Bさん談)

AさんBさん共 冬服だったのでキズは浅く 皮膚に青あざが残る程度でしたが管理組合として 両者に病院での「診断書」を取ってくださいとお願いしました。

Aさんのキズは全治1週間〜10日でBさんについては病院へは行かれなかったそうです。

管理組合がAさんに求めたものは被害者への謝罪の言葉と誠意ある対応、管理組合への顛末書の提出と今後どう飼育改善をしていくかです。

何度かの話し合いの末、被害者への謝罪はされたそうです。

この後年末に「緊急飼育者懇談会」が開かれましたが

加害者さんの出席はなく、他の飼育者の主席率も少なく、資料に至っては前年のものを再使用というものでした。

懇談会出席者の意見として「今回の事件(事故)は加害者が特別な人であっただけで、他の飼育者には関係のない話」ということで終わってしまいました。それ故 見直されるハズの「飼育細則」も「飼育委員会」も流れてしまいました。

管理組合からの要請もあり、私が新しい飼育細則(案)を作成しておりましたが、当然これも流れてしまいました。