編 集 後 記

 

アクティブシニアの時代。老人パワーは何処へ行った?
「ふうー、やっと終わった」前回と同様に足掛け3年に及ぶ文集作成作業が終わりました。皆様もほっとされたことでしょう。「これで解放された」と。大変無理なお願いをしたことをお詫びし、御協力に感謝致します。
   この文集作成を思いついたのは、古希を迎えた我々同世代が今まで如何に生きてきたかを記録し、今後の人生を如何に楽しく生きるかについて意見交換する場として、また、広報を義務付けられた私の2年間の海外ボランティア活動の報告の場として、文集が適していたからです。
  それにしても大変な作業でした。文集発行賛否のアンケートでは積極的協力者はなく、前途が思いやられました。友人が言うように、 上から目線 ≠ェ悪かったのでしょうか。投稿は16名に終わりました。体調不良の方々の幾名かにも苦労して投稿して頂きました。書こうと思えば書ける人がまだ10名はいたかと思いますが、その人たちは書くのが面倒だったのでしょうか・・・・・。
   今回は4名の先輩の方々に特別寄稿をお願いし、コーヒーブレイクを書き、近況報告や最近のニュースを加えて文集の体裁を整えました。T君の言うように、クラス同窓を重視しないで自分の考えで編集したため、文集でなくなったのではないかと危惧しています。
   文才の無い私がここまでやってこられたのは、皆様の御協力と、ワードやエクセルの難しい操作を手伝ってくれた妻の助けがあったからです。ここに感謝します。
現在はアクティブシニアの時代です。多くのシニア達が頑張っています。その一方で、わがままな老人が多くいます。意地悪爺さん、意地悪婆さんがいます。人間はわがままです。引っ込んでいては面白くないし、周りも歓迎してくれません。人生を楽しむためには努力しなければと思う今日この頃です。人生90年。10年前と違って我々はまだまだ動けます。男性の健康寿命は71歳ですが、引退するのはまだ早いと思います。老人パワーを発揮して下さい。
   追記
   クラス会開催の要望が多くの人から出ています。アンケート調査では16名中13名からクラス会に出席すると回答がありました。幹事の方にはクラス会開催では大いに頑張って頂きたいと思います。多くの人が再会を楽しみにしています。

 

正座する松風聞くも薄暑かな         小枝
とっぷ