幕末・明治維新略史

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wakamononiarigatou
若者に「ありがとう」で応援したい

日経新聞は最近は、福祉的な記事を載せなくなりましたが、6日にこんな記事がありました。
(日経新聞から)
引きこもりなど社会参加が難しい若者がいます。
その人たちを集めて、合宿しながら清掃や農作業など社会復帰に向けた活動があり、「よこはま型若者自立塾」というそうです。
これを実行しているのが「K2インターナショナル」という団体です。
ここが、いま、そういう若者を大震災の被災地へボランティアとして派遣しています。
被災地で、本当に困っている人たちを助けて、感謝のことばなどを掛けてもらえたら若者の社会復帰に有効では、と考えたそうです。
スタッフや若者を毎月、15~20人程度派遣しています。
現地では1週間程度泊まりがけで活動しているそうです。
最初は「つらい、しんどい」といってますが、やがて、「人に感謝され、人の役に立っている」と感じてくるそうです。
「社会参加が難しい若者は自分が役に立たないと思い、現実が見えにくい。被災者から感謝のことばを直接かけられるのは、大きな励みになっている。自立に向けて前進するきっかけになると思う」とおっしゃっています。


なるほど、そういうことかと思いました。
仕事をしている若者で、無愛想な人を、ときどき、見かけます。
でも、もしかすると、かれらは一生懸命、社会復帰をしつつある若者かもしれません。
気持ちよく「ありがとう」と声を掛けようと思いました。
お年寄りは、昔からそうしていたように思います。