花写真−アリッサム・アルストロメリア・アルラ
アリッサム（アブラナ科）
スイートアリッサム（Ｓｗｅｅｔ ａｌｙｓｓｕｍ）
学名：Ｌｏｂｕｌａｒｉａ ｍａｒｉｔｉｍａ
春の花壇の縁などで､白､ラベンダー色などの小さな十字架のような可愛い小花をびっしりと咲かせる。和名は「ニワナズナ（庭薺）」。
高さ１０〜２０ｃｍ。よく分枝して半球状の株になりはうように広がる。まとめて植えるとカーペットのようになる。
撮影地：自宅鉢植え
年月日：'０１/ ３/１６
アルストロメリア（アルストロメリア科､ユリ科､ヒガンバナ科）
Ａｌｓｔｒｏｅｍｅｒｉａ
球根植物でヒガンバナ科に分類されたり､アルストロメリア科に独立させたり。南アメリカに広く分布。
左右相称花で､濃い点線状の斑点が入るのが特徴。
園芸品種も多く、赤･ピンク･黄･オレンジなどさまざまなエキゾチックな花色があり、花もちもよく切り花としても人気がある。
名はスウェーデンの植物学者アルストレーメルに由来。百合水仙､インカの百合 とも呼ばれる。
撮影地：大阪市立長居植物園
年月日：'０３/ ５/２３
アルラ（キキョウ科）
Ａｌｕｌａ、学名：Ｂｒｉｇｈａｍｉａ ｉｎｓｉｇｎｉｓ
ハワイの大変貴重な固有種で､絶滅危惧種。気の遠くなるような時間をかけて岸壁の険しい岩肌に根を張る逞しい植物。
幹の下は太くそしてだんだん細くなって､その上にキャベツのような塊という奇妙な姿。で､英名は Cabbage on a stick。
撮影地：大阪花博記念公園・咲くやこの花館
年月日：'０９/１０/２４
− Photo : Yasuda Hiroshi −