花写真−ハンガリーギキョウ・バンクシア・バンダ


ハンガリーギキョウ ハンガリーギキョウ(キキョウ科)
ハンガリー桔梗、学名:Campanula grossekii

ハンガリー原産の多年草。株全体に剛毛がある。高さ60〜90cmで、下部の葉は心臓形、上部の葉は卵形で重鋸歯がある。
花はまばらに総状につく。花冠は鐘形で長さ3〜4cm、粗毛があり、花色は菫色。萼には付属体がある。開花期は5〜8月。

撮影地:スイス・マイエンフェルト
年月日:'05/ 7/26


バンクシア バンクシア(ヤマモガシ科)
Banksia

半耐寒性の高木または低木で、花は雄大で特異な形。
円筒形の花穂が枝先につき、開花すると雌しべが長く伸びて瓶洗いのブラシのようになる。乾かせば突出した雌しべともどもドライフラワーになる。
名はクックの探検隊に同行した植物学者バンクスにちなむ。70種ほどが、オーストラリア西部を中心に分布。
写真はバンクシア・エリキフォリア(Banksia ericifolia)、英名:ヒースバンクシア(health banksia)。

撮影地:夢の島熱帯植物館
年月日:'06/ 3/11


バンダ バンダ(ラン科)
Vanda

熱帯アジアの着生ラン。名はサンスクリット語のバンダカ、まとわりつくが語源。木に着生する習性に由来する。
花に網目模様があり、径5〜10cmで色や形は変化に富み、華麗さではカトレアにもひけをとらない。
観賞用に温室で栽培され、日本人好みの紫色の大輪花も登場して人気を高めている。

撮影地:とっとり花回廊
年月日:'03/10/26


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