花写真−イチビ・イチベンバナ・イトバハルシャギク


イチビ イチビ(アオイ科)
学名:Abutilon theophrasti

茎の靭皮繊維はロープなどを作るのに使用。昔は皮をはいだ茎を焼いて炭にし、火口をつくった。
6〜8月、茎の上部に直径2cmほどの黄色の5弁の花をつける。果実のユニークな形に注目。

撮影地:京都府立植物園
年月日:'09/ 8/23


イチベンバナ イチベンバナ(マメ科)
一弁花、学名:Swartzia pinnata

スウァルトジア属はマメ科の原始的な現生種で、ジャケツイバラ科との中間に位置する。
名のとおり花弁がたった1枚の珍しい花姿・・・。ガイアナ原産。
太い幹から直接花穂をだして淡黄色の花を咲かせ、花弁は旗弁1枚だけで、他の4枚は退化している。

撮影地:京都府立植物園(温室)
年月日:'02/ 6/ 2


イトバハルシャギク イトバハルシャギク(キク科)
糸葉春車菊、学名:Coreopsis verticillata

針状に裂けた葉を輪生し黄色の花を咲かせる北アメリカ原産の宿根草(ハルシャギクは葉が対生で一年草)。
無数に咲くあでやかな花は、夏の花壇に欠かせない。花期は5〜10月。
春車菊はペルシャ菊という意味で、昔ペルシャ原産の花と思ったことによるもの。

撮影地:自宅鉢植え
年月日:'04/ 6/29


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