花写真−イベリス・イワカガミ・イワヤツデ


イベリス イベリス(アブラナ科)
Iberis、学名:Iberis sempervirens

4〜6月に茎の先に小さな花を傘状につける。花は4枚の花びらの内の2枚が小さくゆがんだように見える。
最近は、おしゃれなイメージのキャンディータフト(英名、Candytuft、砂糖菓子の束)と呼ばれることも多い。名前通り白い砂糖菓子のような花で、甘い芳香がある。ギリシャ、西南アジア原産。
和名は、トキワナズナ。向日性が強く太陽を慕って茎が曲がりやすいからか、曲がり花の別名も。

撮影地:宇治市植物公園
年月日:'02/ 4/14


イワカガミ イワカガミ(イワウメ科)
岩鏡、学名:Schizocodon soldanelloides

花はもちろん、光沢のある葉も微妙に色が異なり、なかなかに魅力的。
光沢のある厚い円形の葉を鏡に見立て、また山の岩場などに生えることからの名。
5〜7月に、先端がふさ状に切れた淡紅色の花を数個横向きに咲かせる。

撮影地:谷川岳
年月日:'02/ 6/11


イワヤツデ イワヤツデ(ユキノシタ科)
岩八手、学名:Mukdenia rossii(Aceriphyllum rossii)

葉がヤツデに似て岩場に生えることからの名。
高さ30cmにのび、4〜5月に白い花を咲かせる。
その蕾の頂は赤く、丹頂鶴に見立て、タンチョウソウ(丹頂草)とも。

撮影地:鉢植え
年月日:'04/ 3/25


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