花写真−カエンカズラ・カエンキセワタ・カカオ


カエンカズラ カエンカズラ(ノウゼンカズラ科)
火炎葛、ピロステギア、学名:Pyrostegia venusta

南アメリカの森林に自生。高さ10mかそれ以上。生長が早く、木本性の茎と巻きひげを持つつる植物。常緑性で、葉は大きく長円形または長楕円から槍形、革質で濃緑色。
秋から春にかけて密集した花房に、明るい黄橙色の筒状の花を開く。

撮影地:大阪花博記念公園・咲くやこの花館
年月日:'02/ 3/ 7


カエンキセワタ カエンキセワタ(シソ科)
火炎被綿・火焔着せ綿、学名:Leonotis leonurus

レオノチス。学名、英名も「ライオンの耳」だが、どのへんが似ているのかよくわからない。
鮮明なオレンジ赤色の花が段になって咲き印象的。
高さ2mほどの非耐寒性多年草。南アフリカ原産。
花が終わった後も形が面白いのでフラワーアレンジに使用できる。丈の低い品種は鉢植えにも。

撮影地:淡路ファームパーク
年月日:'01/11/12


レオノチス







レオノチス・レオヌルス
属名の Leonotis は、
ギリシャ語の leon(ライオンの意)と ous(耳の意)に由来。

撮影地:京都府立植物園
年月日:'06/10/27


カカオ カカオ(アオギリ科)
学名:Theobroma cacao

この木がなかったら、世界のお菓子はずっと寂しくなるだろう。熱帯雨林の木で、長さ約20cmの果実が幹に直接なる。 種子をつぶし水を加えた飲料は高価で、種子から脂肪を減らすとココアに。脂肪(カカオバター)を加えて、19世紀半ば、チョコレートが英国で誕生。
高さ6〜8mの小高木。花はごく小さく、幹や枝に房状につく。

撮影地:京都府立植物園(温室)
年月日:'03/ 7/29


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