花写真−カトレア・カネノナルキ・カラスウリ


カトレア カトレア(ラン科)
Cattleya

数多い洋蘭の中でも最も艶麗・豪華な花であり、花の女王ともいわれる、洋蘭の代表。ピンク・赤・白などの華麗な大形の花が咲く。
中米から南米にかけて約30の原種が知られ、岩または樹上に着生している。コスタリカ、コロンビアの国花。

撮影地:大阪花博記念公園・咲くやこの花館
年月日:'98/ 8/15


カネノナルキ カネノナルキ(ベンケイソウ科)
金のなる木、学名:Crassula portulacea

金の成る木が本当にあればよいが、本種は遊び心からついた名。葉は多肉質で丈夫。 葉が小さいうちに硬貨の穴にさしこめば、成長するとすっぽり収まり、外れなくなる。これを繰り返すと、金が成ったような姿に。
別名はカゲツ(花月)。花は暖地で冬に長く咲き、甘い芳香を漂わせる。

撮影地:信貴山のどか村(鉢)
年月日:'01/12/ 3


カラスウリ カラスウリ(ウリ科)
烏瓜、学名:Trichosanthes cucumeroides

日が暮れると、カラスウリのドラマが始まる。ゆっくりと膨らみ、レースのような繊細な花が開く。 白い花のネットは、雄花と雌花を結ぶスズメガの標識となる。役目を果たした花は翌朝にはしぼんでしまう。
黒い闇の中で静かに咲くこの花は、意外な美しさをもつが、夜明けとともにしぼんでしまうので人目につきにくい。

撮影地:宝塚・三谷邸 <撮影:三谷淳様>
年月日:'02/ 8/ 2


お気に入りの花写真の目次へ   花名50音順索引へ       − Photo : Yasuda Hiroshi −