花写真−カラタネオガタマ・カラテア・カラマツソウ


カラタネオガタマ カラタネオガタマ(モクレン科)
唐種小賀玉・唐種招霊、学名:Michelia figo

中国南部原産から唐種の名がついた。日本のオガタマノキと比べ、低木で、葉には柄がなく、直径3〜4cmのクリーム色で縁が紅色をおびた花が咲く。
花はバナナそっくりの甘い香りがする。花期は5〜6月。

撮影地:大阪市大理学部付属植物園
年月日:'02/ 5/24


カラテア カラテア(クズウコン科)
Calathea

観葉植物として栽培される多年草。ブラジル原産。葉の形、葉紋がさまざまに美しい。
花序が珍しい青色で、苞が特に青い「カラテア・ブルレマルクシー ’アイス・ブルー’(写真)」が美しい。

撮影地:京都府立植物園(温室)
年月日:'01/ 4/15


カラマツソウ カラマツソウ(キンポウゲ科)
唐松草、
学名:Thalictrum aquilegifolium var.intermedium

葉ではなく、糸のような長く白い雄しべがカラマツの葉に似る。
山地の草原にはえる多年草。葉は複葉、小葉は倒卵形で先が浅く3裂してまるい。
花は長い雄しべが球状に多数集まってつき、毛糸でつくった白いポンポンのよう。花弁はない。

撮影地:八島湿原
年月日:'02/ 7/31


モミジカラマツ





右下は、モミジカラマツ
紅葉唐松、学名:Trautvetteria japonica

山地に生える多年草。高さ約60cm。葉は掌状で7〜9裂。
葉がカエデの仲間のように切れ込んでいるのでこの名がある。
花には花弁はなく、白い雄しべがまるく集まってついている。

撮影地:栂池自然園、年月日:'02/ 7/31


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