花写真−カロトロピス・カンガルーポー
カロトロピス・ギガンテア(ガガイモ科)
学名:Calotropis gigantea
インドから東南アジアにかけて分布。
海岸近くに生えタバコのような大きな葉をもつことから、「カイガンタバコ」という和名をもち、ガガイモ科では珍しい高さ2〜3mになる小高木。
横から花をみると王冠に見え、クラウンフラワーの名も。
花は径3〜6cmくらいで、5裂して反曲する花弁は淡紫色だが、白花の株もある。タイではこの花で花輪をつくる。
撮影地:花空間けいはんな(温室)
年月日:'06/10/15
カンガルーポー(ハエモドルム科)
Kangaroo-paw、アニゴザントス(Anigozanthos)
オーストラリアの南西部にのみ自生する不思議な形をした多年草で、長く伸びた花茎の先の花はユニークな筒状。
花や茎がベルベット風の毛に覆われていて、独特の質感がある。カンガルーポーとは「カンガルーの足」の意味。花が珍しく有毛で、花弁の6つにとがった裂片は爪を思わせ、その名がついた。なるほどうまいネーミングである。
撮影地:大阪花博記念公園・咲くやこの花館、自宅切り花
年月日:'03/ 6/ 6、'02/ 6/30
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− Photo : Yasuda Hiroshi −
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