花写真−コチョウラン・コバナンツス・コマクサ


ファレノプシス コチョウラン(ラン科)
胡蝶蘭、ファレノプシス(Phalaenopsis)

属名のファレノプシスは「蛾のような」というギリシャ語。和名はより華やかに「胡蝶蘭」で、蝶がひらりと舞うような優美なラン。
フィリピンなど熱帯アジア原産で、長い花茎につく胡蝶形の花は無垢で気品高い美しさがあり、白い花は祝い事の席で重宝されていて、ブライダルブーケとしても人気がある。

撮影地:自宅鉢植え、年月日:'99/ 1/24

コチョウラン










右は、撮影地:京都フラワーセンター(温室)、年月日:'03/ 2/15


コバナンツス コバナンツス・カロクラミス(イワタバコ科)
学名:Cobananthus calochlamys

中央アメリカ原産の常緑多年草。
葉も花もベルベット状の軟らかい毛で覆われていて、独特の質感がある。黄色い筒状花は短命だが、橙色で星型の萼片はいつまでも長く残る。

撮影地:京都府立植物園(温室)
年月日:'08/ 5/28


コマクサ コマクサ(ケシ科)
駒草、学名:Dicentra peregrina

岩場に弧高を守る、気高くも可憐な高山植物の女王。青白い葉とピンクの花のコントラストが絶妙である。
花は紅紫色で長さ約2cm、横から見ると馬(駒)の顔を正面から見た形に似ているところが、名の由来。

撮影地:六甲高山植物園
年月日:'05/ 6/ 6


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