花写真−コリウス・コリダリス・コンロンカ


コリウス コリウス(シソ科)
Coleus

草本で、これほど華やかな彩りに富んだ葉は、まずない。
葉は対生し、桃・淡紫・白・紅・緑色の模様がある。花は紫色。
鮮やかで多様な葉の色彩と、形や大きさ等の葉の特徴から、キンランジソ(金襴紫蘇)の名がある。

撮影地:松江フォーゲルパーク
年月日:'07/ 8/25


コリダリス コリダリス(ケシ科)
Corydalis

日本には、キケマン(黄華鬘)やエンゴサク(延胡索)があるが、写真は コリダリス・フレクソーサ‘チャイナブルー’(Corydalis flexuosa‘China Blue’)。
清々しく透き通るようなブルーの花色がすばらしい。
チベット原産の多年草で チベットエンゴサク とも。


撮影地:浜名湖花博会場
年月日:'04/ 4/30


コンロンカ コンロンカ(アカネ科)
崑崙花、学名:Mussaenda parviflora

半つる性の常緑低木。白く見えるのは葉ではなく萼片の1枚が大きくなったもので、花は黄色い筒状花。
中国原産、和名の崑崙花は萼片の白さを崑崙山の雪に見立てたものであろう。
別名:ホワイトエンジェル。

撮影地:京都フラワーセンター(現名:花空間けいはんな)(温室)
年月日:'03/ 9/14


下は、ヒゴロモコンロンカ
緋衣崑崙花、学名:Mussaenda erythrophylla

ヒゴロモコンロンカ





花冠はラッパ形で小さく、大きい萼が花弁状になり、赤紅色で美しい。
葉は対生し、濃緑色あるいは灰緑色、丸みのある卵形あるいは楕円形、両面とも短毛を密生し、脈は赤みを帯びる。熱帯アフリカ原産。

撮影地:京都フラワーセンター(現名:花空間けいはんな)(温室)、年月日:'03/ 9/14


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