花写真−クマガイソウ・クラーキア・グリーンネックレス
クマガイソウ（ラン科）
熊谷草、学名：Ｃｙｐｒｉｐｅｄｉｕｍ ｊａｐｏｎｉｃｕｍ
縦じわが目立つ扇形の大きな葉が特徴で、幅広い葉は世界のランでも稀。
２枚の葉間から、紅紫色の編目紋様をつけた独特の袋状の唇弁をもつ花を咲かせる。日本特産の蘭。
やさしげな姿のアツモリソウに対したもので､源平の合戦で平敦盛を討った熊谷直実の名をとっている。
撮影地：大阪花博記念公園・咲くやこの花館
年月日：'０４/ ２/２４
クラーキア・コンキンナ（アカバナ科）
学名：Ｃｌａｒｋｉａ ｃｏｎｃｉｎｎａ
和名：サンジソウ（山字草）。英名：ｒｅｄ-ｒｉｂｂｏｎｓ。
草丈２５〜４５ｃｍになる一年草。
花形はとてもユニーク。花径４〜５ｃｍ､４個の花弁は桃色で長さ１.５〜３ｃｍくらい､爪は細く先は広くなり､先端は３裂して､中央裂片は長く､両側の２裂片は短く同長､各裂片は円頭でへら状。
撮影地：京都府立植物園
年月日：'０５/ ５/１４
グリーンネックレス（キク科）
ｇｒｅｅｎ ｎｅｃｋｌａｃｅ、学名：Ｓｅｎｅｃｉｏ ｒｏｗｌｅｙａｎｕｓ
葉は扁平という常識がこの植物には通じない。真珠ほどの大きさの球形で､先が少しとがる。多肉植物で､葉には水分が蓄えられていて､根がなくても枯れない。よく育つと､つる状に茎が長く垂れ､ネックレスにも。
花は白くて舌状花を欠く。
グリーンピースのような葉をもつ姿から「緑の鈴」の和名がある。
撮影地：ユニトピアささやま
年月日：'０２/ ９/２１
円内の花の撮影は、咲くやこの花館（'０３／６／６）
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