花写真−クレオメ・クレマチス・クレロデンドルム
クレオメ(フウチョウソウ科)
学名:Cleome hassleriana
しなやかに雄しべを伸ばした花が、ピンクの蝶が舞っているようなので、和名は西洋風蝶草。酔蝶花ともいう。
英名は長く伸びたおしべを、手足の長いクモに見立て、Spider flower。
夏の花壇の草花として栽培される。日当たりを好み、1mほどに育つ。葉は掌状複葉で互生し、小葉は5〜7個。
撮影地:ガーデン植花夢
年月日:'02/ 9/30
クレマチス(キンポウゲ科)
Clematis
「クレマチス」は、キンポウゲ科センニンソウ属の総称。一般につる性で、葉は対生し複葉。開花は初夏〜秋、花弁はなく萼は色豊富。
左の写真は、クレマチスの中でも最もお気に入りの、 クレマチス・モンタナ、学名:Clematis montana
撮影地:兵庫県フラワーセンター
年月日:'01/ 5/ 1

右は、クレマチス・ラヌギノーサ、学名:Clematis lanuginosa
花は大輪で、四季咲き性。花後、雌しべの先がうず状に残る。
撮影地:京都府立植物園、年月日:'03/ 5/16
下の写真も、クレマチス。左から順に・・・、
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カザグルマ(風車)、Clematis patens
日本原産のクレマチスで、萼片8枚。 初夏の風を受けて、今にも回り出しそうな紫や白の花。 京都府立植物園、'03/ 5/16 |
テッセン(鉄線)、Clematis florida
中国原産で、萼片6枚。純白や濃紫 色の重厚な色と美しい形の高貴な 花。 大阪府立花の文化園、'03/ 5/17 |
ベルテッセン、Clematis integliforia
ベル形の花のクレマチス。 インテグリフォリア(写真)、 テキセンシス、ビチセラなど。
京都府立植物園、'03/ 5/16 |
クレロデンドルム(クマツヅラ科)
Clerodendrum(Clerodendron)
右は、クレロデンドルム・クアドリロクラレ(Clerodendrum quadriloculare)。
15cmほどの花筒の桃紫色と先端で5弁に分かれる白い花びらの対比が美しい。不思議な花の形は花火を思わせる。花は1〜2月に見られる。
フィリピン原産。
撮影地:大阪花博記念公園・咲くやこの花館
年月日:'09/ 2/21
左は、クレロデンドルム・ウガンデンセ(Clerodendrum ugandense)。
熱帯花木。青紫のツートンカラーの蝶形の花が多数つき、蝶が乱れ舞うようで美しい。マレーシア北部やタイのような標高の高い場所でよく育つ。
撮影地:京都府立植物園
年月日:'02/10/11
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− Photo : Yasuda Hiroshi −
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