花写真−クロウェシア・グロッバ・グロリオサ


クロウェシア クロウェシア・ワルセビッチイ(ラン科)
学名:Clowesia warscewiczii

原産地はコスタリカからベネズエラの標高400mの低い山地。
花茎は長さ15〜20cmで下垂し、緑色を帯びた白花を10〜20個密に総状につける。 花は径3cm前後、香りがあり、萼片、側花弁は広卵形で先端は内曲する。唇弁は3裂し、側裂片は袖状に開いて縁辺は浅く切れ込み、中央裂片の先は羽毛状。開花期は冬〜春。

撮影地:大阪府立花の文化園(温室)
年月日:'03/ 3/11


グロッバ グロッバ・ウィニティー(ショウガ科)
学名:Globba winitii

ショウガに似た多年草で、高さ70〜90cm。
出回っているのは主にタイ原産のウィニティーとその品種群で、美しい異国情緒を醸し出す。
紫桃色で美しい苞に黄色く小さい花弁、雄しべが細長く突出した特異な花形で、茎の上から数輪が舞うように垂れ、「シャムの舞姫」の名も・・・。

撮影地:宇治市植物公園(温室)
年月日:'03/10/ 9


グロリオサ グロリオサ(ユリ科)
学名:Gloriosa rothschildiana

波打つような紅い花弁はまるで、炎が燃えているように鮮やか。細長い花びらがそりかえって雄しべが飛び出して見える。
つる性球根植物。和名はキツネユリ(狐百合)。葉が輪生するので、ユリグルマとも。英名は燃える百合、Glory lily。

撮影地:切花
年月日:'00/ 3/31


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