花写真−ミッキーマウスの木・ミツマタ
ミッキーマウスの木（オクナ科）
学名：Ｏｃｈｎａ ｓｅｒｒｕｌａｔａ
オクナ・セルラタ。別名：ミッキーマウスプランツ。
南アフリカ原産。
形と名前がユーモラスな植物。花は黄色の５弁花。赤く反り返った星形の萼の上に黒い艶のある実が長期間なっていて､その様子が何となくミッキーマウスの顔や鳥の目を連想させる。
撮影地：大阪花博記念公園・咲くやこの花館、
大阪府立花の文化園（温室）
年月日：'０２/ ３/ ７、'０３/ ３/ ２
ミツマタ（ジンチョウゲ科）
三椏、学名：Ｅｄｇｅｗｏｒｔｈｉａ ｃｈｒｙｓａｎｔｈａ
花も美しいが､実力も。日本の経済の陰の役者､お札の原料の一つである。秋冬に樹皮から繊維を採り､紙をすく。
落葉低木で､三つに分かれた枝先が特徴。
あたかもハチの巣のような姿となる､集まって咲く黄色の筒状花。花弁はない。珍しい花木として庭木や鉢植えとされている。
撮影地：万博自然文化園
年月日：'０１/ ３/２３
左下は、ベニバナミツマタ（ジンチョウゲ科）
紅花三椏
異色のミツマタ。ふつうミツマタの花は黄色。それが鮮やかな紅色である。そのため､強く目に焼きつく。
撮影地：京都府立植物園、年月日：'０３/ ３/１４
− Photo : Yasuda Hiroshi −