花写真−モウセンゴケ・モミジアオイ・モモ
モウセンゴケ(モウセンゴケ科)
毛氈苔、学名:Drosera rotundifolia
葉に赤みを帯びた腺毛が密生していて、群生すると赤い毛氈を敷いたように見えることからの名。
食虫植物としてよく知られ、葉に密生した腺毛から粘液をだして虫をつかまえ、腺毛と葉で包み込んで、腺毛から消化酵素を分泌する。
夏に、20cmほどの花茎をのばし、白い小花が咲く。
撮影地:栂池自然園
年月日:'02/ 7/31
モミジアオイ(アオイ科)
紅葉葵、学名:Hibiscus coccineus
大きいうえに、真っ赤で輪郭のはっきりした、印象の強い花。
モミジの名が冠せられるのは、掌状に深く切れ込んだ葉がカエデの仲間の葉に似ていることから。
別名:こうしょっき(紅蜀葵)。 花は深みのある赤色で、花びらどうしが重なりあわず、花びらの根元にすきまがあるのが特徴。
撮影地:京都府立植物園
年月日:'02/10/11
モモ(バラ科)
桃、学名:Prunus persica
飾り雛の頬を照らす春の光のように、万葉の昔から人々に愛されてきた淡くやさしい花。
岡山県の花(栽培面積全国一)。 3月3日に桃の花を杯に浮かべて飲むと邪気を払うという中国の故事にならい、3月3日が桃の節句とされた。
撮影地:奈良大宇陀
年月日:'98/ 4/ 3
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− Photo : Yasuda Hiroshi −
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