花写真−ノコンギク・ノモカリス
ノコンギク(キク科)
野紺菊、学名:Aster ageratoides ssp.ovatus
秋深い野山を可憐に彩り、元気に咲く野生の菊。
夏から秋に、青紫色の頭花を多数つける。
葉は卵状楕円形で互生。茎や葉にはかたい毛があり、さわるとザラザラする。よく似たヨメナは湿ったところに多く、葉はざらつかない。
撮影地:白馬山麓植物園
年月日:'03/ 8/ 3
ノモカリス(ユリ科)
Nomocharis
ノモカリス属はヒマラヤ、中国南西部からミャンマーにかけて自生し、属名は「優雅な牧草地」を意味するギリシャ語にちなむ。8種が知られるが、ユリ属にきわめて近縁。
写真は「ノモカリス・サルエネンシス(Nomocharis saluenensis)」。夏咲きの鱗茎。高さ85cm。
2〜6個の敷皿形の白または桃色で、暗紫紅色の目と紫紅色の斑点をつけた花の緩い花穂を出す。
撮影地:大阪花博記念公園・咲くやこの花館
年月日:'03/10/23
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− Photo : Yasuda Hiroshi −
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