花写真−オルトシフォン・オレガノ・オンシジウム


オルトシフォン オルトシフォン・ラビアツス(シソ科)
学名:Orthosiphon labiatus

オルトシフォン属はアフリカ、インドなどに35種以上が分布する。
花序は、2〜6花が輪生して下部から開花する。花の形はユニークで、舷部は2唇形となる。雄しべは4個あり、花柱とともに長く花冠外に突出する。
属名は、ギリシャ語 orthos(真っ直ぐな)と siphon(管)に由来し、花筒の形にちなむ。

撮影地:西宮北山緑化植物園
年月日:'06/10/21


オレガノ オレガノ(シソ科)
学名:Origanum vulgare

花期は6〜10月。夏の盛りに枝の先に白や淡紫色の細かな花が集まって咲く。和名:ハナハッカ(花薄荷)。
最近、淡桃色の苞葉が幾重にも重なって美しい‘ケント・ビューティー(Kent Beauty)’(写真)が鉢花で出回る。

撮影地:自宅鉢植え
年月日:'04/ 7/ 9


オンシジウム オンシジウム(ラン科)
Oncidium

細い花茎に、黄色い花びらの蝶が舞っているような可憐な花。
中南米に自生する着生蘭。
花は唇弁がよく発達して波打っているため、ドレスを着たバレリーナのような形をしている。
ダンシングレディー、ダンシングバレリーナという別名は、この可愛らしい花の形からついたもの。
写真は、Oncidium Aloha Iwanaga。

撮影地:京都府立植物園(温室)
年月日:'02/ 3/24



オンシジウム・パピリオ



オンシジウム・パピリオ
学名:Oncidium papilio

ベネズエラ、ペルー原産の原種ラン。
蝶が飛んでいるように見えるところが学名(papilio:アゲハチョウ)の由来だとか。
バルブは扁平な球形、葉は長楕円形。花茎は長さ約1m。 上萼片と花弁は線形、淡緑色で赤褐色の斑が入り、側萼片は鎌形、唇弁とともに黄色で橙褐色の斑が入る。

撮影地:大阪府立花の文化園(温室)、年月日:'03/ 3/11


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