花写真−サツキ・サフィニア・サフラン


サツキ サツキ(ツツジ科)
皐月・杜鵑花、学名:Rhododendron indicum

盆栽としてあまりにも著名な漏斗状のピンクの花。
「杜鵑花」は杜鵑(ホトトギス)が鳴きしきる頃咲くと書いた白楽天の詩にちなむ。
ほかのツツジに比べて1か月ほど花期が遅く、陰暦の五月(皐月)に花が咲くところからの名。サツキツツジ。
吹田市の花。

撮影地:万博日本庭園
年月日:'00/ 5/30


サフィニア サフィニア(ナス科)
Safinia、学名:Petunia×hybrida

雨に弱いペチュニアの改良品種、花が雨にも強く初夏から秋まで楽しめる。
別名:ツクバネアサガオ。由来:「サーフィン」波のようにあふれんばかりに咲く。

撮影地:宝塚
年月日:'00/ 6/12


サフラン サフラン(アヤメ科)
Saffron・泪夫藍、学名:Crocus sativus

花の少ない晩秋に、淡紫色の優しい姿で花壇を飾ってくれる。
花びらには濃紫色のすじが入り、黄色の葯と柱頭が3裂する赤橙色の長い雌しべが目立つ。
雌しべから採れるサフランは古くは薬用、染料また香料として利用され、古代ギリシャでは金に匹敵する値で取引された。 今ではスペイン料理に欠かせないスパイスとして知られる。

撮影地:神戸市立布引ハーブ園
年月日:'02/11/ 7


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