花写真−ジャボチカバ・ジュウニヒトエ・シュロソウ


ジャボチカバ ジャボチカバ(フトモモ科)
Jaboticaba、学名:Myrciaria cauliflora

ブラジル原産のフトモモ科の植物で、幹に直接花が咲き、ブドウのような球形果をつけるとても珍しい木。果皮は黒く果肉は巨峰のような色と食感で非常に甘く美味。

撮影地:大阪花博記念公園・咲くやこの花館
年月日:'04/ 2/24


ジュウニヒトエ ジュウニヒトエ(シソ科)
十二単、学名:Ajuga nipponensis

気品ある姿と優雅な名前が好まれる、独特の雰囲気を漂わせる花。段々に重なって咲く様子を、王朝の女官が着た十二単に見立てた。
林や野原でふつうに見られ、茎は直立して、高さ15〜18cmほどになる。4〜5月頃、茎の先に花穂をつくり、たくさんの小さな淡紫色の花を、円錐状に咲かせる。

撮影地:万博記念公園
年月日:'02/ 4/12


シュロソウ シュロソウ(ユリ科)
棕櫚草、学名:Veratrum maackii var.japonicum

丘陵から山地、亜高山にかけての草地や林の中に生える多年草。
7〜9月、直径約1cmの暗紫褐色の花が円錐状につく。
茎の基部にシュロの毛にそっくりの枯れ葉の繊維が残っているのでこの名がある。

撮影地:六甲高山植物園
年月日:'04/ 8/10


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