花写真−ストレリチア・ストロファンツス・スノードロップ
ストレリチア（バショウ科）
学名：Ｓｔｒｅｌｉｔｚｉａ ｒｅｇｉｎａｅ
ニューギニアに Ｂｉｒｄ ｏｆ ｐａｒａｄｉｓｅ という鳥がいる。訳して、和名：ゴクラクチョウカ（極楽鳥花）。この花はその鳥にたとえられた。
オレンジ色の冠をつけ､紫色のくちばし。気取ったお洒落な鳥がとまっているのかと見紛うような､この花の印象は鮮やか。
南アフリカ原産で５種あるが､日本ではこのレギーネ種などが普及。
撮影地：大阪花博記念公園・咲くやこの花館
年月日：'０１/１０/２４
左は､
ストレリチア・ニコライ
学名：Ｓｔｒｅｌｉｔｚｉａ ｎｉｃｏｌａｉ
植物園でよく見かけるのは､上の写真の花だが、「黒花の極楽鳥花」が咲いているとの情報を得て､これは珍しいと思ってさっそく行ってみました。
撮影地：西宮北山緑化植物園（温室）、年月日：'０８/ ６/ １
ストロファンツス（キョウチクトウ科）
学名：Ｓｔｒｏｐｈａｎｔｈｕｓ ｐｒｅｕｓｓｉｉ
西アフリカ原産のつる性の低木。この仲間の植物からは､矢毒を取った。
花ははじめ白色でのちに黄色となり紫色の筋が入る。花弁の先は紫（赤）色の細い尾となって糸のように長く垂れ下がる。
撮影地：宇治市植物公園（温室）
年月日：'０９/１０/１１
スノードロップ（ヒガンバナ科）
Ｓｎｏｗ ｄｒｏｐ、学名：Ｇａｌａｎｔｈｕｓ ｎｉｖａｌｉｓ
このうえなく白く､清らかで､早春の天使を思わせるような花。内側の花弁に緑色の斑点があるのが特徴。
イギリスでは「２月の美しい少女」とも呼ばれるそうだ。ドロップは「雫」だが､「雪の雫」には違和感があるのか､ドロップを「耳飾り」とする説も。
和名はユキノハナ（雪の華）､マツユキソウ（待雪草）。
撮影地：京都府立植物園
年月日：'０１/ １/２３
− Photo：Yasuda Hiroshi −