花写真−タチツボスミレ・タッカ
タチツボスミレ(スミレ科)
立坪菫、学名:Viola grypoceras
「山路きて何やらゆかしすみれ草」(芭蕉)。 日本では楚々とした野草として愛されているスミレだが、西洋ではバラ、ユリと並ぶ特別な花。
写真はタチツボスミレで、人家周辺の道ばたから山地の林の下まで、もっともふつうに見られる。花は淡紫色、距は紅紫色で細い。
撮影地:六甲高山植物園
年月日:'01/ 4/ 9
タッカ・シャントリエリ(タシロイモ科)
学名:Tacca chantrieri
コウモリ?それとも悪魔?・・・タッカの花!。
東南アジア原産。珍奇植物として温室内で栽培される。
園芸名:ブラックキャット。
コウモリを思わせる茶褐色の器官は花ではなく苞。それに包まれるように直径1cmほどの花を咲かせるが、暗褐色できれいというよりも珍奇という言葉がぴったり。
撮影地:大阪花博記念公園・咲くやこの花館
年月日:'01/10/24
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− Photo : Yasuda Hiroshi −
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