花写真−ダリア・ダルシャンピア・ダンギク


ダリア ダリア(キク科)
Dahlia

ナポレオン一世の王妃ジョセフィーヌがこよなく愛した花。メキシコやグァテマラの冷涼な高地に原生する。
メキシコでは、国花。日本には江戸時代に渡来し、和名は「天竺牡丹」。
多種多様な色や形をもつ、鮮烈な印象の夏の花。ポンポン咲き、デコラティブ咲き、カクタス咲きなど花形も変化に富む。園芸品種は3万以上にもなる。

写真左は、ダリア‘蝶’(コラレット咲き)。

撮影地:神戸市立布引ハーブ園
年月日:'02/ 4/29


ダリア




右は、ダリア‘ミッドナイトムーン’
珍しい銅色の葉とレモンイエローの花とのコントラストが何とも言えず美しい。

撮影地:ガーデン植花夢
年月日:'02/ 9/30


ダルシャンピア ダルシャンピア(トウダイグサ科)
Dalechampia

ダルシャンピア属は、熱帯アメリカを中心に、熱帯に約110種が分布する。多くはよじ登り性で、まれに直立性の低木となる。
写真は、ダルシャンピア・レーツリアナ(Dalechampia roezliana)、和名:ケショウボク(化粧木)
独特の花姿をしている。花序の基部に2個の大きな着色総苞があり、雌花、雄花とがあるが、いずれも花弁を欠く。開花は6〜10月、日本ではまだ珍しい。

撮影地:大阪花博記念公園・咲くやこの花館
年月日:'03/10/23


ダンギク ダンギク(クマツヅラ科)
段菊、カリオプテリス、学名:Caryopteris incana

段菊と書くが、キクではない。クマツヅラ科の多年草。
大陸系の植物で、朝鮮半島や済州島、日本では長崎、平戸、対馬などに分布。
花が段々になって咲き、色も美しいので、花壇などによく植えられている。9〜11月、葉のつけ根に青紫色の小さな花がびっしりとつく。
葉は対生し、長さ3〜6cmの卵形で、ふちには粗い鋸歯が数個ある。

撮影地:ユニトピアささやま
年月日:'02/ 9/21


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