花写真−ティサノツス・ディレニア・テコマンテ


ティサノツス ティサノツス(アンテリクム科)
ティサノツス・ツベロスス、Thysanotus tuberosus

ティサノツス オーストラリア原産。
日本ではまだ珍しく、濃い紫色の美しい花を咲かせる。
花びらの周りに細かいフリンジがついているため、フリンジリリーとも呼ばれる。花期は4〜5月。

開花との情報を確認して出かけたが、写真左のように閉じていた。どうやら開花は晴天の日の朝から昼過ぎまでらしい。 写真右は開花時(提供:浜名湖花博)。

撮影地:浜名湖花博会場
年月日:'04/ 4/30


ディレニア・フィリピネンシス ディレニア(ディレニア科)
Dillenia、和名:ビワモドキ

熱帯アジアを中心に約40種分布する高木。
葉は大きく、平行な羽状脈がある。花は大きく、黄色または白色。萼片および花弁は各5個。 雄しべは分離するが、基部でわずかに合着する。心皮は5〜20個で、花柱は多数で糸状。
左の写真は、ディレニア・フィリピネンシス(Dillenia philippinensis)で、 眩いばかりの白い花弁に、赤いしべのコントラストが素晴らしい。

撮影地:兵庫県フラワーセンター(温室)
年月日:'05/ 5/26

ディレニア・スフルティコサ






右下は、ディレニア・スフルティコサ(Dillenia suffruticosa)で、
直径10cmくらいの淡黄色の花が咲く。花弁は肉厚。

撮影地:みずの森(温室)
年月日:'08/ 7/13


テコマンテ テコマンテ(ノウゼンカズラ科)
Tecomanthe

ジャングルに咲く深紅の花。約5種がニューギニア、オーストラリアなどに自生する。
つる性常緑木本。葉は長さ20cm以上で、5〜7小葉からなる羽状複葉。3〜4月。花の多くは古い枝に腋生し、総状に下垂する。
写真は、テコマンテ・ベヌスタ(Tecomanthe venusta)。 花筒は濃いピンク色で、先が5裂した長さ約10cmの漏斗形をしている。

撮影地:京都府立植物園(温室)
年月日:'06/ 4/ 9


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