花写真−チオノドクサ・チコリ・チャイニーズハット
チオノドクサ(ユリ科)
学名:Chionodoxa luciliae
チオノドクサは属名で、さしずめ「雪中の華」。ギリシャ語 chion(雪)と doxa(華麗)に由来。原産地は小アジア、東地中海地方の高山。
写真は‘ピンクジャイアント’という品種で、2〜3月、ほんのりピンクがかった春を告げる可憐な花として、早春の明るい樹下で美しく咲く。
撮影地:西宮北山緑化植物園
年月日:'06/ 3/25
チコリ(キク科)
Chicory、学名:Cichorium intybus
和名:キクニガナ(菊苦菜)。
花は美しいスカイブルー、キク科に青花は少なく、花径3cm前後で観賞できそう。
ところが、実は利用範囲の広い野菜ハーブ。軟白した葉を欧米ではサラダに。サクサクした歯ごたえが好まれる。また、根はチコリコーヒーになる。
撮影地:西宮北山緑化植物園
年月日:'05/11/12
チャイニーズハット(クマツズラ科)
Chinese hat plant 学名:Holmskioldia sanguinea
ヒマラヤの亜熱帯地方に自生する半つる性の常緑低木で、高さ3〜10m。
花が珍しい形をしているので温室で鉢栽培として観賞される。
撮影地:兵庫県フラワーセンター(温室)
年月日:'02/11/11
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− Photo : Yasuda Hiroshi −
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