花写真−チユウキンレン・チョコレートコスモス・チランドシア
チユウキンレン（バショウ科）
地涌金蓮、学名：Ｍｕｓｅｌｌａ ｌａｓｉｏｃａｒｐａ
中国雲南省の黄金のバショウ。
鮮黄色の仏炎苞が目立ち､地面から湧き出た金色の蓮の花を思わせる。
中国名「地涌金蓮」、ムセラ・ラシオカルパ。
撮影地：広島市植物公園
年月日：'０３/ ８/３０
チョコレートコスモス（キク科）
Ｃｈｏｃｏｌａｔｅ Ｃｏｓｍｏｓ
学名：Ｃｏｓｍｏｓ ａｔｒｏｓａｎｇｕｉｎｅｕｓ
花の色は類を見ない。こげ茶色で、それに加え、かげばチョコレートに似た香りも。
コスモスに似るが、舌状花弁は少なく７､８枚ほどで、本来は多年草。ただし、園芸上は一年草的に扱う。
自然開花は６〜７月。まだ十分に知られていないが、切り花は３月から１１月に売られている。
自生地のメキシコでは絶滅した種である。
撮影地：淡路夢舞台
年月日：'０１/１１/１２
チランドシア（パイナップル科）
Ｔｉｌｌａｎｄｓｉａ
中南米など熱帯・亜熱帯に自生しており、主に樹上に着生する。ハナアナナスは、観賞用に世界各地の温室で栽培されている種類で、
扁平な大きな苞葉の間から、青紫色３弁の美しい花を下方から順に開花させる。
撮影地：名古屋市東山植物園（温室）
年月日：'０４/１０/ １
− Photo : Yasuda Hiroshi −