花写真−トリプラリス・ドンベヤ


トリプラリス トリプラリス(タデ科)
Triplaris cumingiana

高さ約10mに達する高木。葉は単葉で柄をもち、長楕円形。
雌花は赤色で総状花序につき、6枚の花被片のうち3枚は翼状になり、羽子板の羽根にそっくり?。
南アメリカ北部の乾燥した森林地帯の原産。ありのき(蟻の木)の名も。

撮影地:大阪花博記念公園・咲くやこの花館
年月日:'02/ 3/ 7






雌雄異株で、雌花(右・下左)は大きく美しいが、
雄花(下右)は白く小さくて地味である。

トリプラリス-メバナ トリプラリス-オバナ






撮影地:京都府立植物園(温室)
年月日:'08/ 3/29(左)
      '06/ 4/ 9(右)


ドンベヤ ドンベヤ(アオギリ科)
Dombeya wallichii

冬に開花する珍しい熱帯花木。欠刻のある大きな葉、毛のある葉脈を持つ。
派手なベル型の花をむれて咲かせ、直径約30cmのボール状の花房となる。ピンクボールとかピンクスノーボール(ピンクの雪玉)とも呼ばれ、花の美しさから観賞用に栽培されている。
東アフリカとマダガスカルが原産で、透明感のある花弁と甘い香りが人気。

撮影地:京都フラワーセンター(現名:花空間けいはんな)(温室)
年月日:'03/ 2/15


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