花写真−ツリフネソウ・ツンベルギア
ツリフネソウ(ツリフネソウ科)
釣舟草、学名:Impatiens textori
水辺や湿地に群生し、名の通り帆掛け舟を釣り下げたような、紅紫色の花。
花期は7〜9月。花の下方には3枚の萼片があり、下の1枚は大きな筒形で、先が渦巻き状の距となる。
撮影地:六甲高山植物園
年月日:'01/ 9/11
右下は、 キツリフネ(ツリフネソウ科)、黄釣舟、学名:Impatiens noli-tangere
花期は6〜8月。花は黄色で内側に赤褐色の斑点がある。距の先は下に曲がり、ツリフネソウのように巻き込むことはない。
ツンベルギア(キツネノマゴ科)
Thunbergia
青紫に、ばっちりとした黄色い目が何とも可愛い。熱帯アフリカ原産のつる性多年草。黄色い花びらに黒い目など多くの品種がある。
写真右、ツンベルギア・グランディフロラ、学名:Thunbergia grandiflora、’オウガスタス ブルー’。
撮影地:淡路夢舞台
年月日:'01/11/12
左は、ツンベルギア・マイソレンシス、学名:Thunbergia mysorensis
長さ40〜100cmの総状花序を下垂する。花径4〜5cmで、花冠裂片は暗褐赤色、大きく開いた花筒内部は濃黄色。
花冠裂片は著しく反転するので、縦長に見える。黄と赤のコントラストが美しく、早春から秋まで咲く。
撮影地:京都府立植物園(温室) 年月日:'04/ 4/16
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− Photo : Yasuda Hiroshi −
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