私の「活動日記」です!
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(2006年10月分)
● 10 月 31 日 (火曜日)
地下鉄の曙橋駅と四谷三丁目駅で、それぞれ宣伝活動。
朝8時から地下鉄大江戸線の曙橋駅で一時間、夕方、地下鉄丸の内線の四谷三丁目駅で一時間、
それぞれ宣伝活動をしました。主にもうすぐ始まる新宿区長選挙と新宿区の財政状態について報
告し、それと関連して明日区長に提出する予定の私が代表をつとめている社会新宿区議会議員団
の「予算要望書」の内容について説明しました。
あすから11月です。実に早いものです、月日があっと言う間に通り過ぎていく感じがします。
2、3日前から行っていたポスターの張替えは、ほぼ終了しました。今日の昼は、3カ月に一度
行っている『週刊・新社会』の集金をしました。3か月分で1800円ですが、不在が多くて半
分も出来ませんでした。私は大体100部の集金を担当していますが、全部完全に終了するまで
は何度も足を運ばなければならないところがあり、随分、時間がかかり大変です。
● 10 月 29 日 (日曜日)
四谷地域センターで恒例の「四谷地域まつり」が盛大に開催。
四谷地域センターで恒例の「四谷地域まつり」が開かれました。バザー、フリーマーケット、再
生された机や椅子、収納家具、自転車などの販売、古本・野菜・花などの販売、環境に関するアン
ケート、歌や踊りなど発表など、多彩な催しで大いに賑わっていました。私は、やきいもと手作り
の草履を買って帰りました。
昨日に引き続き四谷地域を中心にしてポスターの張替えをしました。このポスターは、選挙が始
まる来年4月中旬まで張っておくものです。今日は約200枚ぐらい終了しました。
左の二枚は、これまで張ってあったポスター(左)と張替えをしたポスター(右)
参議院選挙に立候補する予定の栗原委員長のポスターも一緒に貼付しました。
● 10 月 28 日 (土曜日)
高校の履修もれ問題、「学校だけが悪いわけではないのでは〜」
全国各地の高校で必修科目の履修漏れが問題になっています。受験科目に関係のない世界史など
については、学校が履修したと虚偽の記録をして受験生の負担を軽くし、卒業させていたというも
のです。今までもこんな事が全国の高校で日常的に行われていたようです。とんでもない事であり、
とても是認できる事ではありませんが、このような措置を取り続けてきた高校側の対応も分かる気
がします。何しろこの社会は「受験至上主義」が貫かれております。このような社会の実態に対応
しようとするならば、このようなことはありうる事です。恐らく必修不履行の学校側は、心底、悪
い事をしたというふうには思っていないのではないでしょうか。「窮余の一策として仕方がなかっ
た」という思いが本心だと思います。いま明らかになり、問題化しているのは公立学校だけですが、
今後、私立高校も調査するそうですから、更に履修漏れが拡大していく事はなると思います。
この問題の本質は、黒澤惟昭・山梨学院大学教授の次の指摘によく言い表されている思います。
かつては、「総合的学習」「ゆとり教育」「学校週5日制」と、世界の流れに合致した教育施策
が進んだが、今はそれが逆方向に修正されつつある。授業時間を増やしてガチガチに知識を詰め込
むことと、学習指導要領による「必修」の強制とは実は根が同じであり、この機会に見直していく
必要がある。(朝日新聞=28日朝刊)
新宿区教育委員会も今年から小中学校の夏休みを短縮し、8月下旬から授業を始めました。授業
時間を増やすことが目的です。このような対応もまた、高校の履修漏れと同根の問題にたどりつき
ます。
いま街中に張ってある私のポスターは、今月末で期限切れになります。新しいポスターが出来て
きましたので、今日午後から張替えをしました。7時過ぎまで行いましたが、大体、半分ぐらいは
終了しました。残りは明日行う予定です。
● 10 月 26 日 (木曜日)
奇術・手妻の公演、「蝶のたわむれ」を180年ぶりに再現。
日本の伝統的な奇術を「手妻」(てづま)と言うのだそうです。江戸時代から明治時代にかけて
多くの大衆が親しんだ娯楽で、浅草や両国などの盛り場でたくさんの小屋(相当大規模だったよう
です)が設けられ、毎日、盛大に演じられていました。
この手妻のひとつに蝶の芸を完成させた初代柳川一蝶斉がおります。彼の活動が最盛期だった頃
の文政3年(1820)の芸を今に伝えるという藤山新太郎の公演が、昨日と今日、両国でありま
した。(きのうの公演の模様は今日の朝日新聞東京版に大きく報じられています)。
ある人から「招待状」をいただいたので、今夜、この手妻を行って見て来ました。和紙を切りと
り、その場で作った紙の蝶を、生き物のように一羽、二羽と扇子で舞わせ、牡丹の花が描かれた扇
に止まらせたり、いけばなに戯らせたりする「蝶のたわむれ」の芸は、まさに絶妙でした。「18
0年ぶり再現した」ということでした。その他に藤山一門によるあでやかな「水芸」など繰り広げ
られましたが、伝統の「手妻」を堪能する事が出来ました。素晴らしい芸だと思いました。
藤山新太郎と娘の藤山すみれ。公演の後の挨拶。 右は公演プログラムの一部。
● 10 月 25 日 (水曜日)
張り替え用のポスターが出来上がってきました。
朝、一時間ほど四谷三丁目駅で演説をしました。家から出かけようとしていたら、大粒の雨が降
ってきたので、今日は中止にしようかと思っていたら、突然晴れて雲の合間から太陽が出てきたの
でびっくりしました。四谷三丁目駅では、演説のたびに毎回会う人がいますが、とてつもなく大き
な声で激励されたりするので赤面します。
昨日の夜、10月末に張り替える予定のポスターが出来てきました。区議選挙の6ヶ月前からは、
個人のポスターではなく、政党や政治団体の演説会のポスターでなければ違反になってしまうので、
いま張ってあるポスターは、全て張り替えなければなりません。新しいポスターは、新社会党委員
長の栗原きみ子さんと私の連名のものにしました。これから四谷地域を中心にして500枚程度貼
る予定です。
今朝の朝日新聞社会面の全国版に、昨日、内藤町で贈呈式があった「鉛筆の碑」の記事が写真入
で掲載されていました。かつてこの町に、玉川上水と連動していた渋谷川の水流によって動いてい
た水車小屋があり、それが動力になって鉛筆が作られていたということが、全国に周知されるのは
実にうれしい限りです。
● 10 月 24 日 (火曜日)
内藤町児童遊園地に 「鉛筆の碑」 が建立されました。
かつて、内藤町の街並みと新宿御苑の境を流れていた渋谷川には、当時としては全く珍しい鉛筆
工場がありました。明治20年の造られた「真崎鉛筆」です。洋行の際に体験した鉛筆の利便性に
魅せられた佐賀出身の真崎仁六さんが帰国後に設立したものです。現在の「三菱鉛筆」です。開設
当初は、日本最初の鉛筆工場といわれていました。その後の調査で日本初の工場でないことが判明
しましたが、どっちにしても最古の鉛筆工場であったことは紛れもない事実です。
この工場では渋谷川の水流を利用した水車が回っており、これが動力でした。川の水流は一定で
はありませんでしたから、水車が回っている時と休んでいる時があったそうです。のどかな風景だ
ったようです。
先日、新宿区に対して三菱鉛筆から、創業の記念の地に「鉛筆の碑」を建てさせて欲しいという
要請がありました。区は地元とも相談のうえ、内藤児童遊園地内に建立する事を了承しました。
今日11時から、現地で記念碑の「贈呈式」が行われました。三菱鉛筆の社長や新宿区長、新宿
区教育委員長など関係者が多数出席しました。
この「鉛筆の碑」は、この地域のかつての歴史を偲ぶことが出来る大きな財産になります。
かつての渋谷川の脇にある内藤町児童遊園地内に建立された「鉛筆の碑」と説明版。
● 10 月 23 日 (月曜日)
「より分かりやすく」、政治倫理条例の改定について協議。
新宿区議会では、昨年末、政治倫理条例を制定しました。先進的な条例で、他の自治体の関心も
高いようです。この条例については、それぞれの条文の主旨をより明確にするために、いま改訂協
議が進んでいます。私は協議委員の一人ですが、第三回目の協議会が今日開かれました。地位を利
用した人権差別や性的嫌がらせなどを受けた場合、議員を訴えることが出来るのをより分かりやす
くするために、条例の一部を改定することで合意しました。
また、住民が根拠もないのに全く意図的に議員を繰り返し訴えた場合の対応や係争中の事案につ
いてどうするかなどについては、これからもに引き続き協議することになっています。
昨日行われた衆議院の二つの補欠選挙で自民党が勝利しました。安倍政権に対する評価が問われ
た選挙でもあったと思いますが、この勝利によって現在開会中の臨時国会の帰趨にも大きな影響を
与える事になりそうです。特に教育基本法の改悪が切迫してきました。その日程が具体的にいわれ
はじめています。共謀罪新設法案は教育基本法の改悪を最優先にするということで後回しにされた
ようです。前の日記にも書きましたが、教育基本法は憲法と共に国の最も基本的な法律です。しか
し、国民の多くはこれを読んだこともないというのが実態です。こうした状況の中で、この素晴ら
しい法律が改悪されて「愛国心」が盛り込まれ、学校現場で子どもたちに叩き込まれていくことに
なります。なんとしても改悪は阻止しなければなりません。
● 10 月 21 日 (土曜日)
後援会ニュースの配付、駅頭宣伝、そして、ポスター張り。
午前中は私の後援会の「やまびこ会・ニュース」を配って歩きました。定例区議会が終わるたび
に発行している「議会報告」のような印刷物です。A4版の大きさで裏表8ページです。4500
部の大半は発送しますが、郵便代を節約するために家の近所は自分で個別に配って歩きます。夏と
違って汗をかくこともなく快調でした。
午後は、宣伝カーを使って高田馬場駅で「駅頭演説」をしました。5人が参加しました。教育基
本法の改悪に反対することを訴えましたが、相変らず関心は薄いようです。最近のあるアンケート
調査によると、これまで教育基本法を読んだことがない人は、約88パーセントにものぼるそうで
す。ところがこのような読んだこともない人を含めて、教育基本法を変えるべきだと思っている人
は6割を超えるのだそうです。国の根幹をなしている重要な法律について、読んだこともないのに
変えてもいいというのは不思議なことです。責任のある反応とはとてもいえません。一体、何を考
えているのか不思議です。国民の無関心さが国の進路を誤まった方向に向かわせるとは歴史の真理
ですが、日本がこれからそうならないようにただ祈るばかりです。
高田馬場駅で一時間ほど街宣した後、次第に薄暗くなってきましたが、四時半過ぎから全員で栗
原きみ子委員長のポスター張りをしました。
● 10月18日 (火) から 20日 (金)
新宿区議会の特別委員会で 周南市 と 丸亀市 を視察。
新宿区議会の「地方分権行政改革特別委員会」で18日から20日まで山口県周南市と香川県丸
亀市に行ってきます。周南市では議会改革について報告を聞きましたが、議案審議に当たって市民
との懇談会を制度化しているなど、随分、先進的な取り組みをしていました。ただ、合併をして日
が浅いこともあって充分には機能していない面があるようです。テレビの市議会中継は、ケーブル
テレビと契約して2系統で行っていました。地方都市の場合はこのような事が出来るので素晴らし
いとだと思いました。
丸亀市では自治基本条例について勉強しました。今年4月に制定し、10月1日から施行された
ものです。4年前から制定に向けた取り組みをしていますが、大変先進的だと感じました。私は、
随分前から新宿区でも自治基本条例を作るべきだと主張していますが、まだ、出来ていません。改
めて、一日も早く作らなければならないと思いました。
一日目はみんなで東広島市駅前のビジネスホテルで宿泊しました。この駅は、周りに店が何にも
ない駅として有名ですが、セブンイレブンが一軒つくられていました。何人かは、そこで缶ビール
を買っていました。私は周南市も丸亀市も初めて行きましたが、街並みなどをゆっくり見る時間が
なくて残念でした。二日目の夕方に正規の視察は終了し、丸亀駅前で散会になったので、私は、新
大阪駅まで行ってそこで宿泊しました。
次の日の20日は、自由時間だったので、朝早く奈良まで行きました。ちょうど興福寺で「国宝
特別展」を開会中だったのでその見学をしました。興福寺には、学生時代の頃からこれまで何度も
行っていますが、非公開の秘仏はなかなか見る事が出来ません。今回は、北円堂や仮金堂などに安
置されている諸仏におめにかかることが出来ました。心が安らぎました。チョット時間があったの
で、駆け足で東大寺の戒壇院まで行って国宝の四天王像に会いました。戒壇院の四天王は私の最も
好きな仏像です。ちょうど外国の観光客がいっぱいいました。あと30分もあれば戒壇院からそん
なに遠くない三月堂の月光菩薩、日光菩薩も見れましたが、残念ながら断念しました。
夕方、東京に帰り、予定されていた夜の集まりに出席しました。
● 10月17日 (火曜日)
議員の海外視察と付属機関の費用弁償について協議。
第三回定例区議会が終了しましたが、その後も毎日のように諸会議が開かれています。今日は地
方分権行政改革特別委員会と議会改革を進める小委員会が相次いで開かれました。
議会改革小委員会は、議会に関係するさまざまな課題を取り上げ、改革の議論をしていますが、
今日は議員の「海外視察」と議員に割り当てられた付属機関の委員の費用弁償の是非について議論
しました。
海外視察については、これまで何度も話し合ってきました。その意義については全員が認めてい
ますが、区民の理解が得られるかどうか、財政事情が許すかどうか、視察の目的が費用と効果を見
比べた場合に適切かどうか、区政が抱えるの課題に沿う有効な視察が出来るかどうか、視察後の成
果が具体的に区政の場に生かせるかどうか、更には、事前の勉強会や視察後の報告のあり方など、
煮詰めなければならない事がいっぱいあります。特に、来年4月には区議会議員選挙があるため、
形式上は今の議員は全員がやめる事になります。このような時期的な問題もあるので、来春、改選
後の議員で検討会のようなものを作り、諸課題を整理して実施するかしないかを決めてもらう事に
しようというのが、今回の協議の結論でした。
議員か参加する付属機関の費用弁償については、区の職員が委員として参加していても受け取っ
ていないのだから議員もこれを辞退すべきだというのが提案の主旨です。この提案は、常勤の区職
員と非常勤の議員を同類にしたものであり、そもそも前提に問題があります。既に結論が出ている
事でもありますので、これについては否決になりました。当然の事だと思います。私は、費用弁償
の是非よりも区長が作った「検討組織」に議決機関の代表である議員が参加することに問題がある
と思っています。私はこれまでずっと、議員は参加すべきではない主張し、不参加の審議会が多く
なり、大分、整理されてきましたが、更に徹底すべきだと思っています。議会として必要ならば、
区長が作った土俵に乗るのではなく、議会が独自に土俵を作るべきなのです。執行機関と議決機関
の本来的の役割分担を考えたならば、こうすることが当たり前のスガタです。
● 10月16日 (月曜日)
政治倫理条例の不備について、検討会が開かれました。
午後から「区議会政治倫理条例検討会」の検討会に出席しました。この条例は、新宿区議会が制
定したものですが、議員の行動を区民に明確にし、不正な行為の行使を厳しく制約して自らを縛る
という事では、全国的にも珍しい内容を持っています。今日は、議員がその地位を利用して不正な
働きかけなどをした場合や性的嫌がらせをしたと思われる場合などに、条文の解釈が幾通りにも分
かれて不統一にならないように明確な表現にする事などを協議しました。
朝は、四ッ谷駅で一時間ほど駅頭演説をしました。新宿区議会が北朝鮮の核実験に対して強く抗
議する決議を議決した事などを報告しました。演説の最中にし沖縄に住んでいる知り合いとばった
りあったのでびっくりしました。その後、午前中は東京女子医大で定期健康診断をしました。まあ
まあ、良好な状態を維持しているようです。
● 10月15日 (日曜日)
いもほりの後は、豪華絢爛たる 「川越まつり」 へ
平和憲法を生かす新宿の会で、恒例の「いもほりとバーベキューのつどい」を開きました。毎年
行っている川越市近くの南大塚です。20人が参加しました。いもほりをし、バーベキューを楽し
みましたが、北海道のさけやほたてなどが当たる「福引」で大いに盛り上がりました。終了後は、
みんなで「川越まつり」に繰り出しました。伝統のあるまつりだけあって、山車も立派だし、また、
それを盛り上げる人たちも色とりどりの衣装に着飾って風情満点でした。大変な観客でした。
絢爛とした山車が次々と町を練り歩いていました。山車を引っ張る人たちも綺麗に着飾っています。
● 10月13日 (金曜日)
区議会は今日で終了、来月5日からは区長選挙へ。
今日は新宿区議会第三回定例会の最終日です。朝からさまざまな会議が開かれ、2時からは最後
の本会議が開催されました。議案は全て提案どおり議決されましたが、私は、05年度の決算関連
の四議案には反対し、本会議場で「反対討論」(少数意見)をしました。
昨日ふれた 「北朝鮮の核実験に反対する決議」も全会一致で議決されました。全会議が終了後、
慣例によって区長が各会派を回って挨拶をしましたが、私の部屋に来た時に11月5日から始まる
新宿区長選挙に触れて、「頑張って下さい」と励ましたら、一番身近な自治体の選挙だから投票率
がもう少し高くなるように願っている、と言っていました。四年前の前回の選挙では、大体25パ
ーセントの投票率でしかなく、四人のうち三人は棄権するという驚くべき結果でした。真に低調な
選挙でびっくりしました。区議会議員選挙と一緒だともう少しは関心を呼ぶのに、期日がずれてし
まったので、なかなか区民の関心を高めるのは容易な事ではありません。
なお、共産党は新日本婦人の会の末吉 和(すえよしかず)さんの擁立を決めたそうです。今日、
関係者が私の所に来て、新社会党新宿総支部として推薦して欲しいと依頼されました。早速、近日
中に緊急の執行委員会を開いて対応を協議する予定です。
● 10月11日 (水曜日)
区議会の最終日に「北朝鮮の核実験に抗議する決議」を議決。
新宿区議会も13日が最終日ですからいよいよ終盤です。昨日の議会運営委員会理事会で、北朝
鮮が行ったとされる核実験についての区議会として抗議する「決議」については、政府自身がそれ
を確認していないということで、保留にしていました。しかし、議会の残された日程もなくなった
ので、今日の議会運営委員会では、「北朝鮮政府が核実験を行ったと発表した」ということを前提
にして「抗議の決議」を採択する事にしました。
最終日の13日の本会議で決定をします。決議の案文は議運で調整しましたが、要旨は次のよう
になっています。
「 〜 北朝鮮が国際世論を無視して核実験に踏み切ったのは、日本及び北東アジア地域の平和と
安全に対する重大な挑戦である。
新宿区議会は1985年12月に新宿区非核都市宣言決議を採択し、核兵器の廃絶と世界の恒久
平和の実現を訴えてきた。
核実験は地球環境生態系を破壊するばかりでなく、人類の生存をも脅威をもたらす。
私たちは、いかなる国の核実験にも強く反対するものである。」
● 10月10日 (火曜日)
地方六団体が提出した「意見書」について質疑。
10時から「地方分権・行政改革特別委員会」。全国知事会や全国市長会など地方六団体が提出
した地方分権を推進する「意見書」とそれに対する政府の回答についての報告があり、質疑を交わ
しました。その後、議会運営委員会で区議会として提出する「意見書」の調整をしました。固定資
産税や都市計画税の軽減を求める意見書は、常任委員会で提出する事が決定していますから、今日
は案文の確認だけしました。また、北朝鮮の核実験について抗議する決議については、まだ、政府
そのものが「核実験」として確認していないということなので、状況を見ることにしました。
夜は、6人ほどで「やまびこ会・ニュース」の発送作業をしました。
● 10月8日 (日曜日)
区議会のインターネット中継ビデオを見ることが出来ます。
文字通りの秋晴れ。新宿全体でさまざまな企画の「まつり」が行われており、四谷でも「四谷大
好きまつり」や「はなぞのまつり」などが開かれています。先週の日曜日に私たちが開いたバザー
では、終わりごろに雨にたたられましたが、今日にすればよかったと思います。数ヶ月前に決める
日程の天気は、どうしようもなく、まさしく運を天に任せるしかないですネ。来週は、「平和憲法
新宿」で「いもほり」と「川越まつり」に行きますが、ひたすら晴天を祈るばかりです。
今日は、後援会の「やまびこ会・ニュース」の作成をしました。A4版6ページを4000部作
成し、印刷は全部終わりました。明日、次の作業をします。
夜、近所にチラシを約800枚ほど配付をしました。少々、くたびれました。
新宿区議会のホームページで議会のインターネット中継のビデオを見ることが出来ます。本会議
の代表質問と決算委員会は7日目までの質疑の模様を中継で見ることができます。寝る前に、自分
の質問の場面を見てました。私の質問の観点はいい、と自画自賛できますが、言葉の使い方などに
もっと工夫が必要だと思いました。
● 10月6日 (金曜日)
「JR採用問題の早期解決を求める意見書」の採択へ。
昨日に引き続き常任委員会が開かれました。私は総務企画関係の委員会に所属していますが、別
に開かれていた「福祉健康委員会」では、障害者関係や保育所関係の陳情を審議していて、80人
ぐらいの傍聴者が来ていました。私の委員会は一人の傍聴者だけだったので、委員の皆さんが「少
しまわしてもらいたいものだね」などと冗談を言っていました。
続いて開かれた「議会運営委員会・理事会」では、新宿区議会で国に提出する意見書の調整をし
ましたが、私が提案した「JR採用問題の早期解決を求める意見書(案)」は、全会一致で採択す
る事になりました。10月13日の区議会本会議で決めますが、実に嬉しい事です。
夜は、早稲田大学の「大隈ガーデンハウス」で、「新宿稲門会」の定期総会が開かれたので、出
席しました。白井総長も参加しましたが、大学の現状について報告してもらいました。卓球の福原
愛ちゃんや早稲田実業の齋藤投手の事にも触れていました。その後は、例によって一杯飲みながら
楽しい交流です。最後は久し振りに「都の西北」を大合唱。
● 10月4日 (水曜日)
朝晩、四谷三丁目駅と丸正本店前で「区政報告」。
昨日で決算特別委員会は終了しました。一般会計決算など四本の決算認定議案が付託されていて
採択が行われましたが、私は全議案に反対し、討論を行いました。
今日は定例会中に設けられた「予備日」で議会主催の会議はありませんが、10時から基本構想
審議会が開かれていたので傍聴しました。新宿区民会議から提出された「提言書」の勉強会のよう
な会議でした。
朝8時から四谷三丁目駅、夕方4時から丸正本店前でそれぞれ一時間ほど「区政報告」を行いま
した。決算委員会での私の質疑の一部が昨日の毎日新聞の東京版に掲載されていたので、そのこと
もあわせて紹介しました。
● 10月2日 (月曜日)
今年6月、区立小学校で新任の女性教師が自殺、その原因は?
今日も決算委員会。8日目です。今年の6月初めに、この春に区立小学校に新任した女性教師が
自殺しました。23歳でした。「教職」に高い使命を抱き、使命に燃えて自ら選んだ職について僅
か2ヶ月の有為の青年が、何故、死を選択したのか、何故、死に追いやられたのか、私には推察す
ることも出来ませんでした。いろいろ調査してみました。学校と校長、それに新宿区教育委員会の
方針や対応にその基本的な問題があると感じました。校長の強引な学校経営とそれを結果として認
めていた新宿区教育委員会に死に至る原因があるとの立場から、今日の決算委員会の「教育費」で
質問をしました。
昨年、校長は実績を上げるためかどうか分かりませんが、ほぼ全職員の反対を押し切って強制的
に「教科担任制」を導入しました。ここは小規模学校ですが、先生、特に学級を持っている先生の
負担は相当なものだったといわれています。調査をしていて、その他にもに色々な事実が明らかに
なりました。校長先生は、熱心な人らしく見えますが、自分本位で大局的な判断が出来るような人
とはとても思われないところがあります。このために今年の4月には、反対していた多くの教師が
転出希望を出し、他校に移っていきました。自殺した新任教師は、このような学校に赴任したので
した。真面目な先生で熱心に子どもたちと接し、子どもたちから好かれていたということです。教
育委員会は、「自分で抱え込み、他の人との相談するという対応に欠けていた」という意味のこと
を言っていますが、「相談する」にはそれにふさわしい相手が必要です。校長や校長の意を受けた
人が相談相手になりうるかという見方も必要です。私は、気軽にあれこれ相談する状況ではないの
ではなかったかと思っています。学校と校長、それに状況を的確に掌握し、指導できなかった教育
委員会の責任はまさに重大です。
自殺した新任教師は23歳。私の娘と同年齢です。ご遺族の心痛は察しするに余りあります。
今日の決算委員会は、夜の9時までかかりました。明日は決算委員会の最終日で「締めくくり質
疑」がありますが、ちょっとだけその準備をしていたら、帰宅は11時ぐらいになってしまいまし
た。今夜は友人の母親の通夜がありましたが、残念ながら参加できませんでした。
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( 9月以前の分は、この冒頭に記載してある該当の月をリンクしてご覧ください。)