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      (2006年12月分)


12 月 31 日 (日曜日)  

        今年最後の時間を林光寺で住職の説教を聴き、
         「除夜の鐘」を打ち鳴らしながら過ごしました。


 いつもの事ですが、今年最後の今日は朝から夜まで、結構忙しい時間を過ごしました。まず、
午前中は後援会の「やまびこ会・ニュース」を配って歩き、その後、若葉三丁目にある私の事
務所でポスターの張替えや掃除、午後は、新宿郵便局などで郵便の発送をしました。その合間
を縫って、丸正前で今年最後の「街頭演説」をして今年のご支援に対する御礼をし、来年に向
けての決意を表明しました。その他、今日は様々ことをしましたが、大体、やるべきことは全
部終えることが出来ました。

  今年最後の時間は、いつものように南元町の林光寺で信頼する住職の説教を聞き、除夜の鐘
を打ち鳴らしながらながら過ごしました。


12 月 28 日 (木曜日) 

        税制調査会長に次いで、「論功行賞大臣」も辞任。


  発足間もない安倍内閣の大臣が一人辞任をしました。論功行賞で大臣の椅子を射止めたとい
いわれていた人です。いかにも「適材適所」とは縁遠い大臣ですから、この際、どんな理由で
あれ辞めた事を喜ぶべきかもしれませんが、それにしても、先日政府税制調査会の会長が不祥
事で辞任に追い込まれたばかりだったので、またかという思いがします。支持率が急落してい
るこの内閣は、私たちが思っている以上に短命で終わるかも知れません。

  今日は朝から夕方まで、ずっと新宿区内を走り回りました。少々、くたびれました。区役所
は今日で「御用納め」なので、急いで5時過ぎに区役所に行って『機関紙・新社会』の新年号
を100部ほど配って歩きました。あっちこっちで「今年はお世話になりました」「来年もよ
ろしくお願いします」「どうぞ良い年をお迎えください」などといった挨拶をすることになり
ました。


12 月 26 日 (火曜日)  

      格差の拡大は、死んだ後からも深刻な問題なっています。


  朝から一日中大雨。朝の駅頭演説は雨を理由にして中止。日中は頼まれていた相談ごとの整
理をしました。ある人からの電話で、人が死亡した時に葬祭場で焼却しますが、この費用が施
設によって大幅に違うから調査して必要な対応をして欲しいということでした。公設施設の場
合は2万円から2万5千円で済むものが、民間施設の場合は6万円以上の費用がかかるので、
本当に困っている人は、焼却する事も出来ないでいるということでした。区が補助金を出すよ
うに考えて欲しいという要望です。電話で実態を聞いてみましたが、死亡した家族の焼却の費
用に困っていて、みんなが少しずつ金を出し合って最後の「見送り」をしている事が数例ある
ということです。私は、うかつにも焼却施設でこんなに費用の格差があることは知りませんで
した。後日、この方を訪問して詳しい実態を聞く事にしましたが、実に深刻な問題だと思いま
した。

  依然としてた大雨が降り続いていますが、夜7時半から来年四月に行われる党の「選挙候補
者会議」を開きました。お互いの活動の現状を出し合い、相互批判をしあいました。みんな随
分頑張っています。なんとしても全員当選の成果を勝ち取りたいものだと思っています。


12 月 25 日 (月曜日)  

     からりと晴れた都会の朝空に響き渡ったイグナチオ教会の鐘。


  今朝、四ッ谷駅で演説をしていたら、イグナチオ教会の鐘が高らかに響き渡ったのでびっく
りしました。今日はクリスマスなので、いつもとは違う時間に鐘がなったのだと思います。し
ばらく話すのをやめて、通行人と共に綺麗な鐘の音色を聞いていました。晴れ渡った都会の空
の寒さを切り裂くような美しい鐘の響きだと思いました。

  今日の昼、あるクリスチャンの方と話す機会がありました。以前からの知り合いですが、な
んと1920年生まれだそうです。いつも矍鑠(かくしゃく)としていたので、もっともっと
若いと思っていました。今でも道を歩く時には、人に追い越されるのが嫌いで、逆に追い抜く
事を心がけているということでした。関東大震災、戦争、生活苦、不況と厳しい人生を経験し
たけれども、「私には信仰という心の支えががあるので強く生きられた」ということでした。


12 月 23 日 (土曜日) 

   今年の10大ニュース、 何故か 「教育基本法大改悪」 はなし。


  今日の朝日新聞に今年の「十大ニュース」が出ていました。@ホリエモンの逮捕、A荒川静
香金メダル獲得、B皇室に男子誕生、C耐震偽装事件、D北朝鮮の核実験、E野球のWBCで
日本優勝、F惑星から冥王星除外、G早実優勝、H村上正彰逮捕、Iジャワ島大地震、といっ
た順番でした。
  私がもし選ぶとすれば、一番目はダントツで「教育基本法の大改悪」、二番目は「十大ニュ
ース」の中に教育基本法の大改悪が入らないという「のんきさ」にびっくりしたということ、
三番目は、いまの日本の国会ではこんな悪法がすんなりと成立してしまうほど与党も野党(ご
く一部を除いて)も堕落してしまったこと、などです。(四番目以下は省略です)。

  新年早々に郵送する「やまびこ会・ニュース」の発送作業をしました。大体、4500通ぐ
らいです。印刷物やそれを入れる封筒は既に出来上がっていますりので、今日はニュースを封
筒に入れて糊付けをする作業です。5人で行いましたが、夜までかかっても終了しなかったの
で、続きは25日にやることにしました。正月休みに着くように郵送しますが、是非、皆さん
に読んでもらいたいと思っています。



12 月 22 日 (金曜日)  

          健康診断で 「胃カメラ検査」 をしました。


  ここ十数年、一応毎年「定期健康診断」をしています。先日も各種の検査をしました。まだ
結果は出ていませんが、若い時から白血球が少ないとか血糖値や尿酸値が高いなどと言った注
意を受けています。今日は「胃カメラ検査」を受けました。この検査は苦しくて嫌いだという
人がいますが、私はそれほどイヤな気にはならないで検査を受ける事が出来ます。ただ胃カメ
ラを飲み込む前に肩へ注射をしますが、この方がむしろ痛くてゾットします。今日の検査結果
はすぐに分かりました。医者のコメントは全然問題はないということでした。安心しました。

  午後から恒例になっている「産直物品」を配って歩きました。普段ご無沙汰している人たち
といろいろな話をすることが出来るので、結構楽しく行っています。



12 月 21 日 (木曜日)  

         企業減税推進者の本間政府税制会長が辞任。


  来年度予算の財務省案が発表になりました。今日の朝日新聞の見出しは、「続く家計の負担
増」というものでした。定率減税は完全に廃止になり、また、生活保護費の母子加算が縮小さ
れたり持ち家に住む高齢者への支払いが減額されたりします。更に、厚生年金や国民年金の保
険料が引き上げられます。とんでもない弱者いじめの予算案です。
 こうした中で、今日、本間税制会長が辞任しました。高級官舎に愛人と住んでいたのが発覚
したため、その責任を取って(取らされて)辞任したという事です。週刊誌によると、この人
は銀座の高級クラブなどでしょっちゅう豪遊していたのだそうです。何処にそんなカネがある
のか不思議ですが、本間会長は大胆な企業減税の推進者ですから、このような立場の人には、
大企業は湯水のようにカネを出すのでしょう。いくらに出したって大規模な企業減税が実現す
れば、すぐに元は取れるのですから 〜 。
  史上空前の利益を上げている大企業は更に優遇し、厳しい状態に置かれている大衆からは税
金を搾り取ろうというのですから、この事だけを見てもとんでもない会長だと言えます。さっ
さと辞めてもらってすっきりしますが、しかし、代わりに就任するであろう人も大体似たりよ
ったりの筈ですから、全然期待はできません。



12 月 19 日 (火曜日)  

         連日、駅頭や街頭で宣伝活動をしています。


  昨日の朝は四ッ谷駅、夕方は丸正前、今朝は曙橋駅でそれぞれ一時間ほど「宣伝活動」をし
ました。最近は、ほぼ連日このような活動をしていて、月間では15回前後になります。朝は
随分寒くなりましたが、それほど苦にはなりません。ただ、一時間も寒い中で話しているとだ
んだん口の辺りの感覚がなくなり、思うように表現できなくなってしまうので、自分でも可笑
しくなってしまいます。

  日中は来年4月に行われる区議会議員選挙の準備をしました。私にとっては10回目の選挙
になりますが、「新人」のような気持ちでこの選挙戦に挑戦したいと決意しています。



12 月 17 日 (日曜日)  

        地元の少年野球チームの「餅つき大会」に出席。


 
 地元の少年野球チームが毎年行っている「もちつき大会」にちょっとだけ出席した後は、一
日中、ずっと四ヵ月後に迫った区議会議員選挙の準備をしました。日本社会党の委員長を務め
た石橋政嗣や土井たか子とずっと懇意にしていたという人と会ってかつてのさまざまな活動の
話を聞くことも出来ましたが、このような人の話を聞いていると、改めて日本の戦後史に社会
党の記した足跡が偉大であったことを実感する事が出来ます。



12 月 15 日 (金曜日)  

       今日、「教育の憲法」 がついに改悪されました。


  参議院本会議で教育基本法がついに改悪されました。痛感の極みです。「教育の憲法」は制
定59年にして命を落とす事になってしまいました。これからは教育の場に国家的な色彩が強
まり、「個人の尊厳」よりも「公の精神」が重視されていく事は必至です。
  防衛省への昇格法案も可決されました。これによって、一層「戦争できる国」への準備がに
進展していくことになります。
  今日は、この国のカタチが大きく変わろうとしていることを実感した一日でした。



12 月 13 日 (水曜日)

     予算執行に区民が直接関わる30事業が提案されました。


  10時から総務区民委員会が開かれました。新宿区では来年度から、区民が中心になって活
動しているNPOからの提案を第三者が審査し、ふさわしいものについては区とNPOの「協
働事業」として実施するという画期的な取り組みをすることになっていますが、今日の委員会
で第一次審査、第二次審査で選考された5つの事業について報告がありました。提案事業の総
数は、30事業にもなったそうです。
  例えば採用された「漱石山房を考える会」の事業は、来年、漱石生誕140周年を記念して
漱石に関係する様々なイベントを展開する提案をしています。実に多彩で魅力的な内容になっ
ていますが、他の四つの提案にも今まで行政の事業としてはとても取り組むことが出来なかっ
たようなものが随分含まれています。素晴らしい提案だと思っています。
  税金を納めた住民が、自らの納めた税金の執行に関わるという仕組みは、「住民参加」の究
極の姿といってもいいものです。私は先日の区議会代表質問の中でも同趣旨の提案をしました
が、新宿区においてもさまざまなカタチで予算編成や予算執行に区民が参画する取り組みが進
み、一層成熟していくことを期待しています。



12 月 11 日 (月曜日)  

    新社会党、14日に教育基本法改悪反対の座り込みを実施。


  臨時国会はいよいよ大詰めです。注目の教育基本法は14日に採決が行われる状況です。新
社会党は三回目の「教育基本法改悪反対国会周辺の座り込み」を14日朝9時から行うことに
なりました。私も午後から参加することにしています。

  今日夜、党新宿総支部執行委員会を四谷の都本部事務所で開きました。区議選まで後四ヶ月
を残すだけになりましたが、当面の活動について意思統一をしました。



12 月 10 日 (日曜日)  

       「ガラコンサート」、文化センターはほぼ満員でした。


  新宿文化・国際交流財団が企画して実施したモーツアルト生誕250周年の連続コンサート
はいよいよ最終段階を迎え、今日夕方から金聖響指揮、東京都交響楽団による「ガラコンサー
ト」が新宿文化センターで行われました。ピアノは先日のモーツアルトコンサートにも出演し
イリーナ・メジューエワさんでしたが、実に繊細な演奏でした。会場はほぼ満員、素晴らし
いコンサートでした。

  終了後、四谷二丁目で開かれた「四谷飲食業組合」の忘年会に参加しました。気の知れた仲
間同士なので全くの無礼講で遅くまで交流しました。


12 月 8 日 (金曜日)  


       久間長官が「アホな発言」。今日、悲劇の太平洋戦争開始。

  今日12月8日は日本海軍が真珠湾を攻撃し、これを端緒に「太平洋戦争」が始まった日です。
1941年12月8日のことです。それから4年間、日本で300万人、アジアでは2000万
人の犠牲者が出ました。
悲劇の限りの事が繰り広げられたのでした。
  たったの65年前のことです。歴史の長い尺度からすると「つい先程の出来事」と言っていい
ものです。しかし、実に器用なことに、多くの人はこのような厳然とした「悲劇の歴史」、「愚
考の事実」を、もうすっかり忘れ去っているかのような状態です。今日の「開戦」のことは、テ
レビも新聞も、何も触れていません(私が見ている限りの事ですが)。そればかりか、このよう
な歴史の反省もなく、再び「戦争が出来る国」に向かっていまや一直線に驀進中です。

  おととい、久間という防衛長官が「日本はイラク戦争を正式に支持したことはない」「支持し
たとすればそれは小泉首相の個人的な見解だった」などと述べたという事です。この人は、重職
にありながら、頭の方は大分ボケているようです。このような「上手に忘れる事にたけた人」が
政治の中核にいるのは恐ろしい限りですが、これが日本の政治の姿(国民の姿)なのですから、
また、そのうちに戦争を始めてしまわないか心配です。そうならないように、改憲や教育基本法
の改悪はなんとしても阻止したいものです。

  今日は第四回新宿区議会定例会の最終日です。全部の議案が議決されましたが、私は、プラス
チック類を焼却するという区長会の方針を受けた予算案には反対しました。役職についていない
公務員の退職金を減らし、それを役職についている公務員の上乗せをするという案件には大いに
疑問を呈しましたが、人事委員会の指摘であり、組合側も了解しているので結果的には賛成しま
した。
  今日の議会では、新しく三人の「名誉区民」が選出されました。文化勲章受章者で日本画家の
大山忠作さん、人間国宝で能楽囃子方の亀井忠雄さん、それに落語家の三遊亭金馬さんの三人で
す。これで新宿区の名誉区民は、物故者も含めると15人になりました。いずれも各分野で卓越
した業績を残されている方です。
素晴らしい事です。



12 月 7 日 (木曜日)  

         いま連日、精力的に 「街頭宣伝」 を行っています。


 次第に寒くなってきましたが、最近も精力的に「駅頭宣伝」「街頭宣伝」を行っています。今
週はこれまで四ッ谷駅(月曜日)、曙橋駅(火曜日)、四谷三丁目駅(水曜日)で実施し、今日
は四谷三丁目の丸正本店前で行いました。朝夕、ほぼ一時間の予定で行っていますが、沢山の知
り合いに会うことが出来ます。いま、区議会が開会中なので議会の中でどのようなことが議論さ
れているのか、各地で問題になっている政務調査費については、新宿区ではどのような取り扱い
になっているか、また、臨時国会で教育基本法の改悪案などが審議されていますが、これがいか
に問題かなどといったことを訴えています。今日は、明日の区議会最終日で落語家の三遊亭金馬
さんら三人が「名誉区民」に推挙される事も報告しました。



12 月 6 日 (水曜日) 

       新宿区新聞社主催の 「新春懇談会」 が開かれました。


  早いもので師走に入ってもう一週間が過ぎようとしていますが、今日の午後、新宿区新聞社主
催の「新春懇談会」が区長室で行われました。区長と各党・各会派の代表者が参加し、先の区長
選挙、来年の区議会議員選挙、今は問題になっている政務調査費の是非などについて、それぞれ
見解を出し合いました。


12 月 5 日 (火曜日)  

        イリーナ・メジューリア による モーツアルトのピアノ演奏


  今年はモーツアルト生誕250周年に当たりますが、これを記念して新宿文化・国際交流では
ほぼ一年間の予定で「7人の世界的ビアにストによる夢の競演」と称して全曲演奏会を行ってき
ました。今夜はその第7夜になりますが、四谷区民ホールでイリーナ・メジューエワの演奏会が
ありました。450人定員の会場はほぼ満員でした。モーツアルトを中心にバッハ、ハイドンの
ピアノ曲が演奏されましたが、素晴らしいコンサートでした。



12 月 4 日 (月曜日)  

       駅頭宣伝、総務区民委員会、議会運営委員会(理事会)。


  朝8時から四ッ谷駅で一時間ほど「駅頭宣伝」を行い、9時45分からの区議会の総務区民委
員会の会議に出席しました。委員会では議案の採決をしましたが、私は廃プラスチックを焼却す
るために設立する清掃一部事務組合と東京ガスの合弁会社の分担金を計上した「補正予算」には
反対し、「反対討論」をしました。
  午後は、議会運営委員会・理事会でこの定例議会で採択する「意見書」や「決議」の検討をし
ました。私も「耐震偽装事件の被害者を救済するための措置を求める意見書案」を提案していま
すが、今日の話し合いでは、文書を簡潔にして採択する事にしました。共産党区議団から提案さ
れていた「財政問題関係」と「いじめ問題関係」の意見書・決議も文章を修正して議決する事に
なったため、今度の議会では、3本の意見書・決議をあげることで合意しました。



12 月3 日 (日曜日)  

          ラグビー伝統の一戦、早稲田が明治を圧倒。


  午後、大学ラグピー伝統の一戦、「早明戦」をテレビで観戦しました。今年は両校とも好調で、
これまで早稲田は6戦全勝、明治は5勝1敗です。今日勝ったほうが優勝という一戦です。娘は、
友だちと国立競技場に出かけましたが、私は他に色々用事があったので出かけるわけには行きま
せんでした。試合は、序盤から早稲田が圧倒し、終盤には明治伝統のFW攻撃にあい、攻め込ま
れましたがよく持ちこたえ、43対21という大差で勝利を収めました。
  これで早稲田は対抗戦の連勝記録を「43」に延ばしました。対明治戦7連勝です。実にいい
試合でした。17日から始まる大学選手権が楽しみです。



12 月 1 日 (金曜日)  

    区も本格参入の「ユビキタス社会」 は、「どらえもん」 の世界。


  今日、総務区民委員が開かれました。プラスチックを焼却して発電し、それを売却して利益を
確保するという会社を設立するために、新宿区も520万円を分担金として支払うという予算が
議案として提出されています。私はこれには反対しています。プラスチックは資源として再生利
用すべきであり、安易に焼却すべきではないというのが私の持論です。ましてや、新宿区を初め
とする23区が税金を出し合って営利会社を設立し、そこに役人が天下っていくなどということ
は、とても認められることではありません。

  今日の委員会では、一年前から新宿駅東口で実施している「ユビキタス」の社会実験の報告が
ありました。駅前の街中に設置されている「ユビキタス情報配信システム」のプレートに携帯電
話でアクセスすると自分が今いるの位置の情報や観光、防災、施設、行事、イベントなどの情報
が瞬時に得られるというものです。この一年間で直接的は2万5600件、間接的には38万件
余の利用があったそうです。大変多いアクセス数です。

 新宿区はこの「ユビキタス・システム」に試験的に公共情報を提供してきましたが、いよいよ、
本格的に実施することになったというものです。当面は、新宿通りに面した「コカコーラ」の商
品を販売する約300の自動販売機に設置し、一年以内には、区内の2000から3000ケ所
の自販機に拡大するという計画です。区内にはコカコーラ関係で約4000ケ所の自販機が設置
されているそうですが、もうすぐ、5割から8割の自販機でユビキタス情報が得られるという事
になります。

  今日の委員会質疑では、「そもそもユビキタスとは何ぞや」という質問がある委員からに出さ
れましたが、担当課長は、「どらえもんがすんでいる社会を連想してください」という答弁をし
たので、委員会は大笑いになりました。確かにユビキタスは、何でも叶えられるどらえもんがす
んでいるの社会と共通している所があるような気もしますので、私は、なかなか味な答弁だと思
って聴いていました。


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                          ( 11月以前の分は、この冒頭に記載してある該当の月をリンクしてご覧ください。)