私 の 活 動 日 記
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      (2005年2月分)


●  2月 28日  (月曜日) 

       区議会本会議、夜の九時まで代表質問や一般質問。
 

  今日は、午後から区議会で「代表質問」と「一般質問」が行われました。全部で13人の議員が
質問に立ち、引き続きひきつづき、議案説明などが行われたました。その後、予算委員会の理事
会が開かれ、全部の会議が終了したのは、結局、夜の九時になってしまいました。

  今夜六時から、私のふるさとの市浦村の「高松村長を励ます会」が港区で開かれ、その後、二
次会が赤坂見附で行われましたが、私は二次会の途中から参加しました。市浦村は、町村合併で
3月28日をもってなくなります。高松さんは、14年間にわたって村長をつとめましたが、村
民から絶大な信頼を集めていました。引退するには実に惜しい人です。


●  2月 27日  (日曜日) 

       久し振りにふるさとの高松村長さんと会いました。
 

  午後二時から中野サンプラザで「伊南よしひと新春のつどい」という催しがありました。  伊
南さん、私と同じ青森県北津軽郡市浦村の出身です。すばらしい美声の持ち主で民謡の世界では
名が知られた歌い手です。今日は、出身地の市浦村から村長をはじめ何人かの村議会議員も出席
していたので、私も久し振り高松村長たちと会い、交流を深めることが出来ました。
  冒頭に挨拶をする機会が与えられたので、ふるさとに対する私の思いと、今年三月末の合併に
よって市浦村の名前が地図から消えることに対する惜別の気持ちを率直に述べました。様々な分
野の人たちが参加していて、実に楽しい集まりでした。


  2月 26日  (土曜日) 

        単調な一日、区議会控室で予算委員会の質問準備。
 

  一日中、新宿区役所の議員控室で予算委員会の質問の準備をしました。様々な資料に当たり調
査をしていくと次々と質問項目が拡大するので、何を質問するか整理するのが大変です。
  冒頭の「総括質問」は割り当て時間がある程度決まっているので、どうしても明確に自分が主
張をしたいと思っている課題に限った質問にならざるを得ません。

 
 六時過ぎに帰宅し、近所に区政報告の「チラシ」を800枚ほどの配布をしました。気温が随
分さがったので、終わりの頃には手が凍えるような感じになりました。

●  2月 25日  (金曜日) ――――――――――――――――――

       区議会定例会の論戦開始、「代表質問」をしました。
 

  今日から区議会では、各党の代表者による「代表質問」が開始されました。今日、質問に立っ
たのは、発言順に染谷正明(公明)、野口史章(自民)、根本二郎(無所属)、志田雄一郎(民
主)、山田敏行(社会)の五人でした。二日目の月曜日には田中憲秀(共産)、那須雅之(花ま
る)の代表質問と各会派の議員の一般質問が行われます。新宿区議会の場合、発言順は定例会ご
とに順番に繰り上がっていきます。

  今日の私の質問に対する区長の答弁の中で、「住民参加条例」や「自治基本条例」の制定につ
いては、基本構想の作成作業の中で検討していくという事が明らかにされました。今までより前
向きの答弁でした。私は、この方向が地方自治の本流だと考えています。
  今日の議会は夕方の七時ぐらいまでかかりました。


●  2月 24日  (木曜日) 

     四谷地区の小中学校、 「総合的学習時間」の成果を発表。
 

  午後一時半から、四谷地区にある四つの小学校と四谷中学校の子どもたちによる「総合的な学
習の時間」の成果の発表会が四谷区民センターで開かれました。
  それぞれの発表は、大変意欲的なテーマで子どもたちの問題意識を感じることが出来ました。
引き続き第二部として「総合時間の成果と四谷地区の小中連携の意義」についてのシンポジュー
ムもありましたが、私は次の予定があったの参加できませんでした。

  今日は、区役所の議員控室で予算委員会で行う質問の整理をしました。冒頭に行う予定の「総
括質問」では、主に東京都と特別区の財政問題を中心にした制度のあり方について質問をしたい
と思っています。まだ充分ではありませんが、ある程度の質問の骨子が出来上がりました。明日
以降、もう少し精査する予定です。


●  2月 23日  (水曜日) 

       非核都市宣言を記念して議場で演奏会などを開催。
 

  新宿区が非核都市宣言をしてから今年で20周年になるのを記念して、区議会の議会としてこれ
を祝う催しをすることになりました。開催日は、区議会第二回定例会初日の6月9日ですが、本
会議が始まる前の一時間程度を予定しています。
  今日、二回目の実行委員会を開きましたが、第一案としては、多くの区民に参加していただい
て、区議会の本会議場で早稲田大学のオーケストラの演奏と沖縄の「ひめゆり部隊」の生存者に
来ていただいて当時の話をしてもらうという企画です。
  実施するための予算が僅かの額しかありませんので、大それたことは出来ませんが、何か印象
に残ることが出来たらいいなあと思っています。

  今日、夜六時から、「リチャードさんとユカさんの結婚を祝う会」が伊勢丹前の「ワンサカン
サ」というレストランで開かれました。外国語学校職場における首切り反対の闘争が縁で結婚に
結びついたものです。私もこの闘争には何度が支援に行った事がありますが、こんなことになる
などとは全然思いませんでした。当事者の二人は多くの人たちから祝福されて、実に嬉しそうで
した。いいですねぇ〜。


●  2月 22日  (火曜日) 

      今日から定例議会。長丁場に備え、花粉症の薬を貰う。
 

  今日から新宿区議会第一回定例会が始まりました。この定例会は、3月24日まで31日間の
長丁場で、05年度の予算案が審議されます。今日は、午後二時から中山区長の「区政方針説明」
がありました。三年間にわたる第四次実施計画にも言及したので、盛りだくさんの内容になり、
いつもよりも時間がかかり、実に45分にも及ぶ説明になりました。

  いよいよ、花粉が飛び交う時期が目前に迫ってきました。憂鬱です。今年は早めに対策を講ず
るということで、半月前から医者が用意したから薬を服用していますが、今朝、区役所に登庁す
る前に病院に寄り、議会開会中の分として一か月分の薬を貰いました。
  果たして本格的な花粉の飛散の時に、この薬が実際に効くのかどうか分かりませんが、いまは、
ひたすら、効果があることを祈るばかりです。


●  2月 21日  (月曜日) 

         区立の全学校に催眠スプレーと警棒を配備します。
 

  全国各地で学校内での事件が多発しています。どのようにして子どもたちを防衛し、安全な学
校生活を送ってもらうかが最大の課題ですが、今日、新宿区教育委員会では、全ての区立中学校
(13校)、区立小学校(30校)と区立幼稚園(25園)、養護学校(1校)に催眠スプレー
と護身用の警棒を配備すること決めました。
  催眠スプレーは各校の全教職員分に当たる約1000本で、常時、携帯することを前提に配布
します。警棒は約300本購入し、各校に5本程度配備します。受付や職員室の入口などに常設
するように指導します。いずれも3月中には配備する予定です。
  何とも気が重くなるような対応ですが、現実に次々と事件が発生し、しかも何人もの犠牲者が
出ると、このような対応もせざるを得ないのかなあ、という気持ちになります。

  新宿区議会の第一回定例会は明日が初日ですが、今日から実質的な会議が始まりました。10
時から「全員協議会」が開かれ、全部の議員に対して定例会に提出されている議案の事前説明が
行われ、その後、各会派代表者会議が開催されて共産党区議団が提出した「議員提出議案」の説
明が行われました。
  私は慣例に従って、25日に行う「代表質問」の原稿を区長部局に提出しました。


●  2月 20日  (日曜日) 

         増えた歌舞伎町の白い看板。これから何色になるか。
 

  朝から新宿区役所の私の議員室で「代表質問」の原稿書きをしました。昼休みに、食事を
取るため、久し振りに歌舞伎町をブラブラしましたが、改めて注意してみてみると、何も書
いていない白い看板が、随分目につきました。新宿警察が違法な風俗店の徹底的な取締りを
し、廃業に追い込んだその成果といわれているのがこの白い看板です。
  この看板がこれからどのような商売の看板に変わるかが重要です。歌舞伎町が、本当に庶
民のまちとして生まれ変われるか否かが、この看板の動向にかかっているのです。

  代表質問の原稿はほぼ出来上がりました。満足ではありませんが、まあまあの出来です。
あす、区長部局に通告しますが、その前にもうちょっと推敲するつもりです。

●  2月 19日  (土曜日) 

            都内の 「自治体選挙予定候補者」 の交流会。
 

  次回の統一自治体選挙は07年4月に行われますが、新社会党としてこの選挙に出来るだ
け多くの公認・推薦・支持の候補者を擁立するつもりです。準備が整ったところから順次決
定していますが、そういう人たちが集まって、今日午後、「第四回候補者会議」を開きまし
た。それぞれの政策の違いや選挙戦術のスタイル違い、個性の違いなどがありますから、活
動の中味や進展状況もいろいろです。私自身も随分参考になります。


●  2月 18日  (金曜日) 

          「代表質問」の原稿書き、四谷三丁目で演説会。
 

  区議会の第一回定例会は2月22日から始まりますが、私は、25日に代表質問をするこ
とになっています。今日、朝から原稿書きを始めましたが、ちょっとだけ進みました。
  質問項目は、@特別区の自治体制度改革について、A「共働と参画」の仕組みと参加シス
テムの構築について、B新宿区都市マスタープランの改定について、C東京都教育委員会の
文書配布規制通知と新宿区教育委員会の対応について、の四項目ですが幾つか細分化した質
問もする予定です。月曜日には質問項目の詳細を区長部局に伝えることになっていますので、
土・日曜日で完全に仕上げる予定です。
  本会議での代表質問の時間は25分と限られているので、多くの問題を取り上げることは
出来ません。詳しいやり取りは、3月1日から10日間にわたって開かれる予算委員会で行
うつもりです。新宿区議会は簡単な手続きで自由に傍聴する事が出来ます。是非、傍聴に来
てください。

 
 夕方三時半から、四谷三丁目の丸正本店前で一時間ほど演説をしました。来年度の新宿区
の予算案が発表になったので、四谷小学校の建設など四谷地区の予算関連事業について報告
しました。


●  2月 17日  (木曜日) 

          非核都市宣言10周年、本会議場で催し物を実施。
 

  今年は、新宿区が「非核都市宣言」をしてから10周年に当たります。これを記念して、
区議会の本会議場で催し物を実施することになりました。今日、何人かの議員で内容を検討
する相談会を開らきました。区民にも来ていただいて、本会議場を舞台に実施する催し物と
してはコンサート、朗読、講演などが考えられますが、予算が30万円しかありませんので、
大規模なものは不可能です。私は、コンサートがいいのではないかと思っていますが、何か
他の催し物もあるかも知れませんので、もう少しみんなで考えてみることにしました。

  午後、八丁堀の本部事務所で定例的な新社会党の活動についての打ち合わせ。憲法改悪に
向けた「国民投票法案」の上程に反対する運動や、「定率減税の縮小・廃止」に反対する署
名運動などについて意見交換をしました。夜は、党綱領の『21世紀宣言』の学習会。


●  2月 15日  (火曜日) 

          議会は 「基本構想審議会」 に参加すべきではない。
 

  区議会の「地方分権行政改革特別委員会」が開かれました。第四次実施計画と第二次行財
政改革推進計画が報告され、若干の質疑がありました。
  引き続き、「議会改革を進める小委員会」が開かれ、区長の付属機関に議員が参加するこ
との是非について議論しました。新しい課題としては、新たな基本構想を策定するための区
長の諮問機関の「基本構想審議会」に議会として参加するかどうかということです。私は議
会はこの審議会には参加すべきではなく、議会独自の対応を考えるべきだと主張しました。

  言うまでもなく、首長と議会は、一定の緊張を保ちながら機関としては対峙するという基
本的な関係にあります。その対峙すべき相手である執行機関の意思決定に大きな影響を与え
る場に、議決機関の私たちが参加して意見を述べるというのは、両者の基本的な役割分担を
不明確にするばかりか、議会として持つべき節度や矜持が問われることになりかねません。


  私は新体制で発足する「基本構想審議会」に議員は参加すべきではないと思いますが、た
だ、基本構想が練り上げられていく局面局面で、議員あるいは議会としての一定の考えを明
らかにしていくことは極めて大事なことだと思っています。従って、各議員の意志表示を保
障する場を議会としてきちんと準備すべきだと考えます。では、そのためにどうするかとい
うことですが、私は、議会として「基本構想策定に関する特別委員会」を創って必要な対応
するとか、現存する「地方分権行政改革推進特別委員会」の調査事件に基本構想に関わるも
のを入れるとかの対応が必要だと思っています。

 
 今日、私は、以上のような考えにたって何度か発言をしましたが、賛成する人も反対する
人もいて結論は出ませんでした。引き続き検討することになっています。


●  2月 14日  (月曜日) 

             「代表質問」 の準備をする予定でしたが 〜 。
 

  今日は朝から夕方まで、区役所で代表質問のための原稿書きをするつもりでしたが、機関
紙の配達をしたり、何人からか掛かってきた電話の相手をしたり、突然の来訪者の対応をし
たりしていたら、いつの間にか時間がなくなってしまいました。結局、原稿書きは、全く進
みませんでした。

  夜の六時から、四谷四丁目の笹寺で行われた知人の「お通夜」に参列した後、新社会党新
宿総支部の執行委員会に出席しました。5月の始めに開催することになった新宿総支部定期
大会の開催要項などについて協議しました。5月には、新社会党中央本部と東京都本部も相
次いで定期大会を開くことになっているので、連休の後は毎週土・日曜日は定期大会という
ことになりそうです。


●  2月 13日  (日曜日) 

           風邪のため一日中静養。ホームページの記入など。
 

  寝汗をかき、朝体温を測ったところ依然として高熱。今日出席する予定の会議は欠席して
静養することにしました。ホームページを書き換えたり、午後からは、東京国際マラソン観
戦したりして過ごしました。マラソンは日本最高記録保持者で優勝候補筆頭の高岡寿成が好
成績で初優勝を飾りました。
  久し振りの風邪も夕方ごろには随分回復してきたような感じがしています。


●  2月 12日  (土曜日) 

           風邪をひいてしまいました。 家でラグビー観戦。
 

  今日は午前中、私が定期的に発行している新聞「こんにちは社会党です」を大京町や内藤
町など近所に900枚ほど配布しましたが、どうも調子が悪いので、家に帰って体温を測っ
てみると38.5度ほどありました。本格的な風邪をひいてしまったようです。午後はやむ
なく静養することしました。
  ちょうど午後2時からNHKでラグビー日本選手権の準々決勝・トヨタ自動車対早稲田大
学の中継があったので観戦しましたが、いい試合でした。これまでは社会人と大学は実力が
違いすぎて全然勝負にならなかったのですが、今日は接戦でした。後半の30分まで早稲田
がリードしていて、これはひょっすると大金星かと期待していましたが、最後は逆転されま
した。残念でした。


●  2月 11日  (金曜日)

           廣澤賢一三回忌、よき時代の社会党を語りあう
 

  社会党の公認候補として東京第一区から衆議院に出で活躍した廣澤賢一さんが亡くなった
のは2003年2月です。今日、その廣澤さんを偲ぶ「三回忌のつどい」が飯田橋のエドモ
ンドホテルで開かれました。懐かしい人が何人も出席していました。
  廣澤さんは、鈴木茂三郎委員長の秘書や浅沼稲次郎委員長のブレーンをつとめた政策通で、
華やかし頃の社会党の頭脳といわれた人です。もう40年近くも前になりますが、私が社会
党に入党した際に、近所に住んでいたことや学校の先輩でもあったということで、廣澤さん
は紹介者・保証人になってくれました。以来、長い間、様々な薫陶を受けました。
  今日の「三回忌のつどい」では、何人かの人たちとよき時代の社会党の縦横の活躍につい
て語り合いました。しかし、それにしても、かつての面影が微塵も感じられなくなった現状
には忸怩たる思いがするばかりです。

  本格的に花粉が飛散する時期を前にして、私もニ三日前から風邪の症状が出ています。今
日は微熱もあります。やむなく、早々と就寝しました。



●  2月 10日  (木曜日) 

           定例議会に提出する議案の事前説明がありました

  新宿区議会は今月22日からほぼ一ヶ月間の予定で始まりますが、今日、各会派代表者会
議が開かれ、区長から提出議案の事前説明がありました。
  来年度の予算案もすでに発表になっていますが、地区協議会の設置や基本構想を討議する
100人の区民会議など各所に中山区政の特徴が感じられるものになっています。
  私は、予算委員会の委員に選出される予定なので、委員会の中で諸事業の詳細については
質していきたいと思っています。

  私の母親は兄の家のすぐ近くにある青森県八戸市の特別養護老人ホームにおります。今年
8月24日の誕生日がくると丁度100歳になります。兄につい先日孫が生まれましたが、
今日、その孫と私の母親が対面している写真がメールで送られてきました。100年という
悠遠の歳月を隔てて「対面」している二人の雰囲気が良く出でいてなかなかいい写真でした。
  それにしても私の母親は実に長寿です。7、8人いた兄弟はもうみんなとっくに亡くなり
ましたが、何人かの若くして亡くなった兄や弟の分も惜しみつつ生きているかのようです。


●  2月9日  (水曜日) 

       いま学校現場では、強制・処分がわが物顔で闊歩。 

  東京都教育委員会を先頭に、いま全国で「日の丸掲揚・君が代斉唱」の強制と従わない教
職員に対する処分が続いています。思想信条の自由に反するこのような強制に対する反対の
動きも全国各地で強力に取り組まれており、私も可能な限り反対闘争に加わっています。
  今夜は歌舞伎町のマイスペースで新宿区地公労主催の「教育基本法改悪問題を考えるつど
い」が開かれたので出席しました。「つどい」では、君が代を歌わなかったとして処分を受
けた高校の先生が自分の体験談を語っていましたが、いま学校現場では、強制・処分が我が
物顔で闊歩しており、憲法で保証されている思想信条を踏みにじるということでは、まさに
無法地帯のような感じがしました。このような不当な攻撃に対しては、強く連帯して闘わな
ければならないという思いをますます強くしました。

  マイスペースの集会が終わったあと、急いで自転車に乗って帰宅、ワールドカップ第二次
予選の第一戦である「日本対北朝鮮」の試合の後半をテレビで観戦しました。いい試合でし
た。3対0ぐらいの点差で日本の勝利かと思っていましたが、苦戦でした。しかし、開催地
のドイツに向けて、幸先のいい第一歩を踏み出しました。


●  2月8日  (火曜日) 

        まず新宿でニュービジネスを創設したいと言う人。 

   今日は、区役所の部屋で昨日発表になった予算案の勉強をしていましたが、ある区民の方
が私の部屋を訪ねてきました。新しい雇用を創りだすニュービジネスを新宿区を拠点にして
創設したいということで、各方面に働きかけているということでした。この人の構想は、新
宿区内を270か所ぐらいに分割し、高齢者や家庭の主婦、フリーターなどで新宿区役所の
広報や会社の広告物等を配布する仕事を請け負うというものです。
  随分緻密に計算していて、説明によると充分に採算が取れるのだそうです。高齢社会を迎
えた今、社会参加と健康の維持のために一石二鳥の構想ということでした。
  このシステムは、とにかくまず新宿からスタートをしたいのだそうです。
  区議会の議員の部屋にいると、時々、様々なアイデアを持った人が訪ねてきますが、投資
とか会社の経営とかその他の営業活動・商活動については、私は全然才能がないので、ただ
ひたすら拝聴するばかりです。

  午後、新宿食品衛生協会が主催する2004年度の優良店舗表彰式が「グランドヒル市ヶ
谷」で盛大に開かれました。私が顧問をしている四谷飲食業組合は、この協会の有力な構成
員ですが、組合長を先頭にたくさん参加していたので、表彰式終了後の懇親会で皆さんと懇
談しました。四谷飲食業組合からも、今日は四店舗が表彰されました。


●  2月7日  (月曜日) 

        来年度の 「新宿区予算案」 が明らかにされました。 

  来年度の新宿区の予算が明らかにされました。対外的な発表は14日になりますが、今日、
区議会の各会派に対して予算案が配布され、午後一時からは私が所属する社会新宿区議会議
員団に対して、二時間半にわたって、助役や企画部長、予算課長などから予算案と実施計画
について概略的な説明が行われました。予算規模は次の通りです。

   
    一   般   会   計       1,066億6千4百万円  (昨年比 △3.1%)
       国民健康保険特別会計        287億8千  万円  (昨年比   3.2%)
       老人保険特別会計            228億2千9百万円  (昨年比 △3.4%)
       介護保険特別会計            159億    3百万円  (昨年比   8.0%)
            ( 合  計 )           1,741億6千6百万円  (昨年比 △1.2%)


  昨年度に比べるとマイナスの伸び率ですが、公債の借り換え分を整理をすると、実質的に
は若干伸びています。しかし、厳しい財政状態だということには変わりはありません。
  もうすぐ区議会が始まりますが、この予算案は予算委員会で審議されます。私は委員に選
出される予定なので充分に質疑をしたいと思っています。

 
 午後六時半から、新社会党東京都本部の執行委員会。党建設問題や都議会議員選挙などに
ついて意見交換をしました。


●  2月 6日  (日曜日) 

               「 いま憲法は、学校の門の前で停止する 」

  憲法の改悪と一体になって「教育の憲法」と言われる教育基本法を変えようとする動きも一段
と強まっています。今国会への上程は見送られるようですが、この次の臨時国会か通常国会には
恐らくに提案されるだろうと見られています。 

  教育基本法改悪の狙いは、子どもに「愛国心」を植えつける教育を押し付けて、戦前のように
「国に一命を捧げる人間」を作りあげることです。
  いま、東京都教育委員会がこの策動の先頭に立っています。先日、園遊会とかいう宴席で天皇
に対して「日本中の子どもに国歌を歌わせるのが私の使命」というとんでもないことを  全国的
に権力を背景にして「国旗掲揚・国斉唱歌」を強制する動きが強まっていますが、これに対する
反撃も大きなうねりになっています。
  今日、午後一時から日本教育会館の一ツ橋ホールで「日の丸・君が代の強制と処分を許さない
総決起集会」があったので参加しました。800人の会場は満杯でした。950人が入ったとい
うことで熱気に溢れていました。各地で取り組まれている反撃の闘いやこれまで処分を受けた人
たちの裁判闘争などが次々に報告されました。
  いま、「憲法は学校の門の前で停止する」と言われています。教育行政は権力の標的にされ、
支配者に都合のいい人間づくりの道具にされようとしていますが、このような国家主義至上の教
育の方向にはきちんと反撃しなければならないということを改めて痛感しました。

  午前11時から、手をつなぐ親の会の「新年会・成人式」が神楽坂エミールで開かれました。
私はこの会に毎年出席していますが、今年は14人もの方が成人を迎えました。
  障害を持った人がこの社会で生活していくためには、支えあうということが前提になります。
お互いに支えあうという社会の仕組みが少しでも前進するように努力しなければならないと思い
ました。


●  2月 5日  (土曜日) 

            「 改憲を阻むために、共同戦線の強化と拡大を 」

  午後一時半から水道橋の全水道会館で開かれたシンポジューム「改憲を阻むために、何が必要
か」に参加しました。パネリストは伊藤成彦・中央大学名誉教授、村中哲也・前航空労組連絡協
議会副議長などです。会場はほぼ満員、熱気のある集まりでした。
  衆参両議院の憲法調査会が大詰めを迎え、改憲のための「国民投票法案」が今国会に上程され
るという状況で、改憲の動きは急を告げています。自民党は今年秋には改憲案を示すということ
ですし、公明党は加憲、民主党も論憲とか言って憲法を変えるための競争をしているかのようで
す。こうした中で、護憲勢力は必ずしも元気いっぱいというわけではありませんが、シンポジュ
ームで、とにかく、憲法を大切にしたいという力や声を糾合して改憲策動に対峙しようというこ
とを意思統一しました。

  今日は、党の会議が相次いで開かれました。午前中は新社会党中央執行委員会、東日本自治体
議員団研修会、午後四時半からは第15回中央委員会がもたれ、終了後は交流会、という具合で
す。中央委員会には全国の党の代表が参加しますが、つい先日、大阪の茨木市議選で見事八回目
の当選を果たしたばかりの山下慶喜さんも出席していました。苦しい選挙でしたが、一緒の仲間
も見事に当選したということで、本当に良かったと思っています。


●  2月 4日  (金曜日) 

            介護保険の学習会など、一日中あっちこっちに。

  今日は、色々なことをしました。午前中は全くの私用でちょっと出かけたあと、図書館で自治
制度に関する調査をし、続いて紀伊国屋ヘ行って地方自治問題の本を探しました。食事の後、午
後一時半からは、水道橋の全水道会館で開かれた介護保険と税制改革の学習会に出席、三時半か
ら新宿区議会の各派代表者会議で区長から実施計画・行財政改革の説明を受け、六時から八丁堀
の本部で開かれた新社会党中執行委員会に出席、その後は「情報交換」とかいう名目で、近所の
居酒屋で一杯、という具合でした。

  新社会党の中央執行委員会では、改憲の動きが強まる中で、これに抗する体制をどうつくるか
や二年数ヵ月後の統一自治体選挙や参議院選挙をどのような体制で闘うか、などについて意見交
換をしました。


●  2月 3日  (木曜日) 

          スマトラ沖地震救済募金 は100万円を超える

  新宿区では、未曾有の犠牲者を出したスマトラ島沖地震の救済募金を区民に呼びかけ、区役所
本庁や分庁舎、各特別出張所の窓口などで募金の受付をしていましたが1月6日から31日まで、
1,158,016円になりました。今日、担当者から連絡があり、日本赤十字に送金したとい
うことでした。

  午前中、きのう作成した「意見書」の発送作業をしたり、区役所へ行って頼まれていたことを
処理したりしました。その後、近所に300枚ほど「こんにちは社会党です」を配って歩きまし
た。


  2月 2日  (水曜日) 

           自治体の定例議会のために 「意見書」 の案文を作成

  今日はもともと宗像市への出張の予定だったので、会議などの予定は一切ありません。出張か
ら帰ってからやろうと思っていた全国の地方自治体議会に提出する予定の新社会党としての「意
見書」の案文を作成しました。一日かかってしまいました。あす、必要部数を印刷して自治体議
員や県本部などに送付する予定です。次の5本です。

    1、国民投票法案の国会上程に反対する意見書 (案)
    1、郵政民営化に関する意見書 (案)
    1、定率減税の縮小・廃止に反対する意見書 (案)
    1、消費税率の引き上げに反対する意見書 (案)
    1、被災住宅への公的支援強化を求める意見書者 (案)


  4年5カ月にわたって離島を余儀なくされていた三宅島の人たちのうち、今朝、第一陣として
62人が帰島しました。恐らく感慨無量のことだと思います。村民3200人のうち約2000
人が7月までに避難先から戻る予定ということです。
  私は、もう20年も前のことになりますが、三宅島が米軍の夜間飛行の訓練の基地にされると
いうことでその反対運動のために一度だけ行ったことがあります。アカコッコとかいう名前の非
常に貴重な鳥がいて、その鳥が大変に綺麗だったことを覚えています。
  島の中央にそびえる活火山の雄山が何時までも静まっていることを祈るばかりです。


  2月 1日  (火曜日) 

            強風のために着陸できず、羽田と福岡を往復飛行。

  福岡県宗像市議会は、本会議の質問で「一問一答方式」を導入しており、市民からは本会議質
問が分かりやすいと評価されています。新宿区議会でも、前々からこの方式を導入してはどうか
という提案があり、今日は地方分権行政改革特別委員会で宗像市議会を視察する予定でした。私
も、早朝、羽田空港を出発し、福岡空港の上空まで飛んでいきました
が、強風のために着陸が出来ません。暫く玄界灘上空を旋回していましたが、何時までたっても
着陸の許可が下りないために、結局、羽田に引き返さざるを得ませんでした。視察は中止です。
  霧などのために目的地以外の飛行場に降りたことは何度もありますが、出発地に引き返してし
まったのは初めての体験です。四時間ほどで羽田と福岡を往復しました。
  希有な体験はしましたが、それにしても、以前から調査したいと思っていた宗像市の先進的な
議会運営の実情に触れることが出来ず、本当に残念です。