私の「活動日記」です!
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      (2005年7月分)


7月30日 (土曜日) ――――――――――――――――――

     午前中はポスター張り、午後は 「沖縄音楽フェスティバル」。

 
 新宿エイサーまつりの関連事業として今日の午後、「沖縄音楽フェスティバル」が新宿文化セ
ンターで開催されました。「沖縄の歌・舞・音・曲が大集合」というキャッチフレーズです。前
々から予定を採っていたので、今日は期待をし、楽しみにして会場に行きました。
  歌唱力抜群の夏川りえを始め、ベテランの古謝美佐子、宮里奈美子、比屋根幸乃、よなは徹な
ど沖縄を代表するそうそうたるメンバーが出演していました。
  みんな素晴らしい美声の持ち主で、満員の観客の感動を誘っていました。沖縄民謡が次々と披
露されましたが、特に平和を訴えた古謝の「黒い雨」という歌は、満場を魅了するものでした。
私も感動しました。
  三線を抱えて感情豊かに歌い上げる姿は、私のふるさとの津軽民謡の歌い手の雰囲気や歌の哀
調を髣髴(ほうふつ)とさせるものがありました。楽しいひとときでした。

  午前中は、四谷全域でポスターの張替えをしました。朝から湿気が高かったので、全身汗だく
になりました。


7月29日 (金曜日) ――――――――――――――――――

    新宿御苑のみどりは、周辺の気温を2度も下げているそうです。

  今朝の朝日新聞に「クール都市へ」という大きなスペースの記事が載っていました。新宿御苑
に隣接する内藤町に住んでいる小山芳敬さんの談話が紹介されていました。小山さんの家は、裏
木戸を開けると御苑のみどりがそこに広がるという所にあります。「生まれてこの方、エアコン
を使ったことがないね。このあたりは、みんなそうじゃないですか?」。小山さんの話です。

  新宿御苑は、面積が58ヘクタールにも及びますが、一面に広がるみどりは周辺のビル街より
も2度も温度を下げる役割を果たしているということです。更に風のない夜は、2度から4度も
低い冷気が周辺100メートルぐらいまで滲み出でいるそうです。都市のみどりが、良好な環境
をつくるためにいかに重要な役割を果たしているかよく分かる調査です。

  この新聞を読んだ後出かけたら、たまたま散歩をしていた小山さんとばったりと道で会いまし
た。「今朝、新聞見ましたよ」と言ったら、朝日新聞が何回か取材に来たと言っていました。
  小山さんのところには、大きなケヤキがあります。隣の和達さんのところにも同じような大木
があります。共に何とも言い難い風格があり、実に美しい姿をしています。「美男子」という感
じです。私は、時々その見事な枝ぶりに見惚れています。地域の貴重な財産です。
  それにしても、広大な新宿御苑に隣りあっているところに住んでいるなんて羨ましい限りです。


7月28日 (木曜日) ――――――――――――――――――

      新宿区議会の「釣友会」で木更津沖に釣りに行ってきました。

   新宿区議会では、釣りの好きな人たちが集まって「釣友会」という同好会をつくっています。
毎月積み立てをし、年に一回海か山のどちらかの釣りに出かけます。私は、釣りにはまったく興
味がありませんが、「釣友会」には入れてもらい、毎回、足手まといになるような状態で連れて
行ってもらっています。
  今日は、自民・民主・共産・公明・社会の超党派のナンバー13人で木更津沖の「キス釣り」
に行きました。浦安から約一時間ほどで「漁場」に着き、早速釣りの開始です。気持ちが悪いエ
サにぞっとしたり、針を飲み込まれたりして大苦戦でしたが、それでも11匹も釣れました。私
にしては大漁でした。トップは40数匹でした。大体、トップを競うような人たちは、格好がき
ちんと決まっているし、言っている言葉も専門的で私には何のことか全然検討もつかないことが
あります。とにかく違うのです。

           
   この人たちはプロ級の腕の持ち主。       これは私です。遠くにアクアラインが見えます。
     自民党の野口さん(後)と吉住さん(手前)。


7月27日 (水曜日) ――――――――――――――――――

         新宿の大久保地区、3.5人に1人は定住外国人。
         外国人のうち、47%は韓国・朝鮮籍、34%は中国籍です。

  今日は、区議会の「総務区民委員会」で区内の関連施設の視察をしました。若松町特別出張所
 ⇒若松町区民センター ⇒ 新宿文化センター ⇒ 箪笥町特別出張所 ⇒ 箪笥町区民センター ⇒
 榎町特別出張所 ⇒ 榎町区民センター ⇒ 大久保特別出張所 ⇒ 大久保区民センターの9か所
です。
  大久保特別出張所では、管内の居住人口についての説明を受けました。この地域には、日本国
籍の区民が33,225人住んでいますが、一方、外国籍の区民も、9,581人住んでおりま
す。実に3.5人に一人は、外国籍の区民ということになります。外国籍区民のうち、47%は
韓国・朝鮮籍、37%は中国籍の区民です。この出張所の管内にある「職安通り」は、韓国の店
や看板が林立し、東京のコリア・タウンと言われていますが、街頭で飛び交う言葉も韓国語や中
国語など、日本語以外の言葉が圧倒的に多いということです。韓国や朝鮮の人たちは、大きな声
で話すことが多いので、特にそのように感じるのかも知れません。

  若松町特別出張所管内にある「箱根山」は、海抜44,6メートルです。この山は、この程度
の高さでも都内23区では最高峰の山として「聳えている」ということです。新宿区には、日本
一、東京一と言われているものが幾つかありますが、山の高さが23区一というのも面白い記録
です。

  夜7時から、四谷区民センターで開かれた「オペレッタ・ガラコンサート」を鑑賞しました。
「この機会を逃せば一生聴けない秘曲ばかり」「オペレッタの粋を集めた究極のガラコンサート
」とちょっと誇大ともいえる表現でチラシに書いてありましたが、久し振りのコンサートだった
のでだったので、実に豊かな時間を過ごすことができました。


7月26日 (火曜日) ――――――――――――――――――

     残念〜。台風来襲で、「駅頭宣伝」や「憲法集会」は中止でした。

  今日、10時半から地方分権特別委員会の理事会が開かれ、区議会本会議で行われるの代表質
問や一般質問、予算委員会・決算委員会の質問をインターネット中継をする事の是非について話
し合いました。本会議場での代表質問については、実施することが既に決まっていましたが、予
算委員会・決算委員会の質問の中継については、私は、「質問時間」を制限しないという前提で
基本的には実施すべきだと主張しました。自民・公明・民主などは本会議質問と同時期に無条件
で行うべきだと述べましたが、共産党は、「質問時間」に対する合意が前提だとして現状での実
施に反対したため、合意には至りませんでした。今後、委員会の中で調整を探ることにしました。

  今日は、午後3時半から四谷三丁目駅で「駅頭宣伝活動」をする予定でしたが、台風で中止。
また、6時半から四谷地域センターで戦争体験談などを語っていただく「いま、平和について考
える」という集会を開く予定でしたが、これも後日に延期しました。残念でした。


7月25日 (月曜日) ――――――――――――――――――

      大京町の「エンパイアコープ」 の改築が大きく前進しました。

  今日の午後、東京都庁の建築審査会が開かれ、新宿区大京町28番地の「エンパイアコープ」
の改築問題に関する地区計画が審議されました。
  私は、自宅のすぐ近くの問題ということもあり、この件について前々から関心を持っていたの
審査会を傍聴しました。たった一人でした。結果は、地元の皆さんが希望しいたような方向で審
査会の結論が出されました。これによって、宿願であった「エンパイアコープ」の改築は大きく
前進することになりました。
  関係住民が10数年間にわたって検討してきた努力が生かされることになったので、本当に良
かったと思っています。

  その後、午後4時から新社会党中央本部で開かれた「南関東ブロック会議」に出席しました。
国政選挙、地方自治選挙、護憲活動の進め方などについて意見交換をしました。会議が終わった
後、近くの中華料理屋さんで「交流会」をしましたが、千葉も神奈川も山梨も、そして東京も精
一杯頑張っているという感じがしました。新社会党の仲間の皆さんは、実に生真面目で誠実です。

                   
                 改築に向けて大きく前進した新宿区大京町28番地の「エンパイアコープ」
             写真の右上にある白い大きなマンションです。
                  
  (私が住んでいる野口ハウスの屋上から撮影しました)


7月24日 (日曜日) ――――――――――――――――――

     「大増税反対」や「高齢者短期入所施設が開館」などを記載。
                 「こんにちは社会党です」 の8月号を作成しました

  今日、私が隔月に一回発行している「こんにちは社会党です」の8月号の印刷をし、事務所に
ある折り機で半分に折る作業をしました。1万3千枚なので、両面の印刷と折り込みの作業は順
調に進みましたが、終了まで7時間以上もかかってしまいした。
  私は、「新社会党」に所属していますが、略称が「社会党」なので、印刷物は最初から「こん
にちは社会党です」という名前にしています。旧日本社会党時代からずっと続けていますので、
全て通算すると現在は280号ぐらいになります。現在、正確には何号なのか、そのうちにきち
んと調べたい
と思っています。

  8月号の内容は、政府税制調査会報告の「大増税計画」の内容紹介とこれに反対する私の考え
を記事にしました。その他には四谷地域の動きとして、もうすぐ完成する介護保険の短期入所施
設や四谷小学校の起工式などを紹介し、無料法律相談、バザー開催、教育委員会教科書採択作業
(新宿では扶桑社の教科書は歴史も公民も不採択)なども載せました。四谷の歴史紹介は、愛染
院にある「新宿の開祖・高松喜六の墓」と「江戸時代の盲目の国学者・塙保己一の墓」にしまし
た。  8月1日から、何人かで手分けをして四谷地域の全戸に配付します。


7月22日 (金曜日) ――――――――――――――――――

      相談件数6000件、その半数は「不正請求・架空請求」事件

   区議会の「総務区民委員会」で区内の関連施設を視察しました。落合第一、第二特別出張所、
勤労者福祉サービスセンター、新宿消費生活センター、角筈特別出張所などです。
  新宿消費生活センターの職員の説明によると、昨年度、区民から寄せられた相談件数は約60
00件にも上りましたが、そのちょうど半数は「不正請求・架空請求」に関するものだったとい
うことです。使ってもいないのに「インターネット接続による費用」と称して請求してくるもの
で、支払わなければ、自宅や会社まで請求に行くとか、法的措置をとるなどという脅し文句を書
き連ねてハガキなどで支払いを強要してくるのがほとんどです。
  私も何人もの人から相談を受けました。「とにかく絶対に無視しなさい」ということを言い続
けましたが、無視をしていると、不正請求をしてきた相手は、そのうちに断念するのがほとんど
です。

  最近、テレビで報道されているリホーム会社による「住宅の修理」関連の被害相談は、今のと
ころはないということです。ニ三日前からは、「真光元」という健康補助品の被害が報道され始
めていますが、新宿区内でのこの関連の被害状況は、今のところはまだ不明です。

  手を変え、品を変えて、高齢者を主的にしたインチキ商売・不正事件は次々と引き起こされま
すから全く油断が出来ません。何かあったら、是非、
新宿消費生活センターに相談してください
専門の相談員が毎日5人相談にのっています。頼りになります。電話は3365-6100です。

            
      生活相談の拠点・新宿消費生活センター    四谷小売市場と同様に三年後には廃止される戸塚小売市場。

7月21日 (木曜日) ――――――――――――――――――

         相変らずの暑さ。しかし、予定通り 丸正前 で街頭演説。

  今日3時半から四谷三丁目の丸正本店前で一時間ほど「街頭演説」をしました。相変らずの暑
さでチラシを配ってくれた人もフウフウ言っていました。こんな私たちを見て、たまりかねたの
かどうか、冷たいお茶を差し入れてくれたご夫婦の方がいました。チラシ配りを手伝ってくれた
人と話をしていたので、後で聞いたら、「山田さんは相変らず元気にやっているじゃないか」と
言っていたということでした。有り難うございました。
  今日は演説をしている写真を撮ってもらって、ここに載せようと思ってカメラを持っていった
のですが、政府税制調査会のとんでもない「大増税報告書」の批判をしていたら、つい、熱が入
ってしまい、写真を撮ることはすっかり忘れていました。従って、写真は「なし」です

  街頭演説終了後、今年の10月末に行う予定の「バザー」に品物を出してくれると連絡をいた
だいている人の所を車で回って「品物集め」をしました。「バザー」は、売る品物がなければそ
もそもハナシになりませんが、私たちに対しては、毎年、随分沢山の方が品物を提供くれます。
そのために、いままで成功をおさめてきましたが、今年も、どうぞよろしくお願いします。


7月20日 (水曜日) ――――――――――――――――――

       「四谷小売市場」や「四谷特別出張所」などを視察しました。

  今日は朝10時から、「総務区民委員会」で区内の関係施設を視察しました。JR四ッ谷駅に
隣接している「新宿区立四谷小売市場」にも行きましたが、この施設は、再来年度末までには閉
鎖され、民間に貸し付けられることになっています。1918年10月に「生活必需品を安定的
に供給する」ことを目的として東京都が設置したもので、1947年に新宿区に移管されていま
す。1973年に改築されて現在に至っています。全体の三分の一程度に当たる六店舗が今も営
業をしていますが、残りは空き家になっています。
  営業をしている方々は、閉鎖に反対をしていて、今日も視察の最中にその意思を表明していま
した。しかし、「生活必需品を安定供給する」という設置の基本的な目的がとっくになくなって
いる以上、私は、小売市場の閉鎖はやむを得ないと思っています。税金の使い方として適切では
ありません。現在営業をしている方々に必要な支援策を講じた上で、この施設は別の用途に転用
すべきです。私は今日もそのことを申し上げました。

                   
         平成20年3月末には閉鎖される予定のJR四谷駅脇にある「新宿区立四谷小売市場」。

  今日はこの他に、男女共同参画推進センター、四谷特別出張所、産業会館、柏木特別出張所な
ど見て回りました。荒木町にある「男女共同参画推進センター」は、昨年4月まで施設名を「女
性情報センター」といい、「女性総合相談」を実施していましたが、現在の名前に変えてからは、
事業内容はそのままですが、男性の相談が顕著に増えているということでした。


7月19日 (火曜日) ――――――――――――――――――

   「地方分権委員会」。国からの行革指針、これでも地方分権か?

  今日は、10時から「地方分権行政改革委員会」です。国の新行政改革指針の検討をしますが、
まだ、きちんと検討をしていなかったので、朝早く議会の控え室に行って少々あわてて調査をし
ました。問題の所在はすぐに分かりました。地方自治体に対する中央政府の干渉のような気がし
ました。これでは地方分権とは名ばかりです。しかし、一方でこのような国の指針を当てにし、
何時までも中央にすがっているような地方自治体が現存するのも問題です。少なくても新宿区は
違うはずです。今日の委員会では、このような視点に立って、私自身の問題意識を述べました。


7月18日 (月曜日) ――――――――――――――――――

      ホームページの 「四谷散歩」 に何枚か写真を入れました。

  朝から、ホームページに写真を入れ込む作業をしました。先日、写真挿入のレクチャーを受け
ましたが、私は皆目見当がつかない状態でした。連れ合いが「悪戦苦闘」の末、撮ってきた写真
をどうにか貼り付けることに成功しました。このホームページの「四谷散歩」に何枚か入ってい
ますので、是非、見てください。技術に長けた人には、全く何のことはない作業だと思いますが、
これが実に大変だったのです。苦心の成果です。


7月17日 (日曜日) ――――――――――――――――――

        大先輩の 「佐藤貞子さんを偲ぶ会」 が開かれました。          
 
  東村山市の教員委員を務めた後、市議会議員になり、新社会党の中央執行委員として社会福祉
施の充実のために活躍した佐藤貞子さんが12日に亡くなりました。1923年7月10日が誕
生日で、82歳と2日の人生でした。
  今日、自宅近くのセレモニーホールで開かれ「佐藤貞子さんを偲ぶ会」が出席しましたが、生
前、交流のあった人たちでいっぱいでした。
  佐藤貞子さんは、現在のお茶の水大学を卒業した後、病院の検査技師として福祉関係の仕事に
就き、労組の委員長もつとめ、その後、公立の小・中・高校の教師に転じたという経歴の持ち主
ですが、私の印象は、よき時代の学校の先生の無雰囲気をいつも彷彿とさせていたという感じの
人でした。「優しさと熱烈な正義感を併せ持った人」で「弱者に対する限りない思いが政治の道
」を歩む最大のきっかけになったということです。日頃から尊敬していた人でした。

  ご主人の佐藤敏昭さんが、最後の喪主の挨拶で「亡き妻の意思を受け止めていい世の中を創る
ために闘いぬく」
と言う趣旨の決意を述べていました。市長選挙を二回、都議会議員選挙を一回
闘った「びんしょう」さんは今年84歳になりますが、まだまだ矍鑠(かくしゃく)たるもので
す。


7月16日 (土曜日) ――――――――――――――――――

        高田馬場駅で 「憲法九条を守ろう」 と訴えました。
            
  午後2時から、高田馬場駅頭で私が共同代表をつとめている「平和憲法を生かす新宿の会」の
宣伝活動を行いました。いつもは、弁士が私以外にほとんどいませんから、長々と話さなければ
ならないのですが、今日は多彩な方々が次々とマイクを握ってくれたので、私は、短くて済みま
した。
  峠三吉の詩集パネルも展示しましたが、皆さんから随分関心を持っていただき、好評でした。
  今日の演説会では、実にうれしい事がありました。学生時代の友人にばったり会いました。久
し振りです。本当にびっくりしました。いろいろと話をして嬉しかったのは、彼も「憲法九条は
死守しなければならない」という強い決意を持っていたことです。


7月15日 (金曜日) ――――――――――――――――――

      6000人が集まり、日比谷野音で国鉄闘争団支援集会。
            
  1047名の首切り撤回を求めている国鉄闘争団の判決がちょうど2ヵ月後に迫った今日、午
後6時半から日比谷野外音楽堂で「国鉄闘争支援全国集会」開かれました。各界の代表者が次々
挨拶していましたが、闘争団の加藤晋介主任弁護士の報告は熱気に溢れるものでした。
  判決は、9月15日に行われます。どのような判決になるか、全国の仲間が注目しています。
  集会が終了した後、銀座一帯をデモ行進をしましたが、私の友人が肉声でシュプレヒコール音
頭を取って大活躍でした。

      
              
会場で会った人たち           日比谷野外音楽堂を埋め尽くした参加者


7月13日 (水曜日) ――――――――――――――――――

        新宿区では、8月から「個人情報の公開」を厳しくします。
            
  現在、私たちの「氏名、住所、性別、生年月日の四情報」は、法律で公開することが決められ
ており一定の手続きをとれば誰でも役所で見ることが出来ます。
  昨年、新宿区で申請に基づいて公開した件数は2400件以上にものぼりました。これでも、
一昨年やその前の年に比べると随分少なくなりました。このような申請をし、区役所で閲覧して
個人情報を得ているのは、大部分が大手の予備校や子ども向け商品の製造業者、あるいは、アン
ケート調査を行っている会社などの業者です。要するに、これらの業者の商売のために私たちの
個人情報が提供されているのです。この種の業者が、役所で得た住所や名前などの個人情報をも
とに、私たちのところにダイレクトメールなどを次々と送り込んでくるという訳です。
  
  個人情報が安易なカタチで外部に漏れていくことは問題です。高齢者を狙った詐欺事件の情報
源として悪用されることも珍しくありません。当然のことですが、知られたくないと思っている
人もいます。特に、女性の方などは年齢を知られたくないと思っている人も少なくないわけです
が、今は、法的に公開されているのです。従って、このような公開を制限しようとする動きは、
前々からありました。私も、これまで議会の中で「制限を強めるべきだ」と主張をしてきました。
しかし、大本の住民基本台帳法という法律は「公開を原則」にしているのです。

  今日、区議会の総務区民委員会が開かれ、新宿区では、8月1日から法律の枠内で公開を制限
することにしました。業者からの申請を厳格に審査し、様々な条件を付けることにしたのです。
このように公開を厳格に審査することによって、申請者に自制を促すという抑制効果も働きます。
一定の進歩だと思っています。今日の委員会での質疑の中で、私は区側の対応を評価しながらも、
基本的には、原則公開をうたっている法律を改正するしかないと主張しました。国の法改正作業
もようやく具体的に始まっています。「原則公開」から「原則非公開」になるのもそう遠くない
ことだと思っています。

  夜、新宿区と早稲田大学が協働して開催した『第一回・新宿まちづくり講座』が早稲田大学の
小野梓記念講堂で開かれたので参加しました。「新宿区政と住民自治の将来像」(寄本勝美・早
大教授)と「自治と参加のあり方」西尾 隆・国際基督教大学教授)の二つの講座がありました。
  後者は、三鷹市における基本構想策定の実践報告ですが大変参考になりました。


7月12日 (火曜日) ――――――――――――――――――  

     ホームページに変化を! 写真とリンクの作り方を教わりました。
            
  私のホームページは、活字ばかりで変化がないと評されています。そのことは私も良く知って
いるのですが、写真の挿入のやり方がわからないのです。今日の午後、また、秦さんに来てもら
って何度目かのレクチャーを受けました。今までも同じことを聞いていたのですが、教わった事
をすぐにやってみないので、いざ、その気になった時、なかなかうまくいかないのというのが、
これまでの「実績」でした。
  今日は、写真の入れ方やリンクの作り方を教えてもらいました。分かったつもりでいます。こ
の下の11日の記事の中に全然関係のない写真を入れてみましたが、この「貴重な体験」を生か
して、今後は出来るだけ、写真を入れたいと思っています。

  今朝は、久し振りに四谷三丁目駅で「駅頭宣伝活動」をしました。政府税制調査会が画策して
いるサラリーマンを狙い撃ちにした「大増税計画」について、一時間かけて批判をしました。


7月11日 (月曜日) ――――――――――――――――――

 
     今日も国保加入者の 「夏季保養施設」 を見に行きました。
      (下の写真は本文とは関係がありません。試験的に写真を入れただけです)

                

 8日に引き続き、新宿区議会総務区民委員会で国保加入者の夏季保養施設を見に行きました。
マイクロバスで朝9時に区役所を出発し、二時間余りかけて三浦 半島突端の油壺の契約旅館ま
で行き、そこの施設を二時間ほど視察した後、昼食をとり、また、二時間余りかけて区役所に帰
るという行程でした。バスの中では、映画の「釣りバカ日誌」を見たりして時間を過ごしました
が、何しろ5時間もバスの中という状態だったので、くたびれました。

  夜は、新社会党新宿総支部の執行委員会に出席しました。「憲法九条を守る活動」を新宿区と
してどう進 めていくかなどについて議論しました。当面の活動としては、26日に開く「平和
憲法を生かす新宿の会」の学習会を成功させるために全力を挙げることを確認しました。


7月10日 (日曜日) ――――――――――――――――――

  
  世界の有力各紙に「憲法九条支持」の同時広告を掲載します。

  憲法九条を変えようとする動きに抗して、絶対に守りぬかなければならないという活動も活発
になっています。8月15日に世界各国の有力紙に「憲法九条を支持する世界同時広告」を出そ
うとする呼びかけもそういう動きの一つです。ガーディアン紙(イギリス)、人民日報(中国)、
ル・モンド紙(フランス)、ニューヨークタイムス紙(アメリカ)、朝日新聞など13カ国の有
力紙への掲載が予定されています。このための資金カンパの要請があったので、私が共同代表を
つとめている「平和憲法を生かす新宿の会」も、協議した結果、この活動を強く支持して多額(

そのように私たちは思っています)
の賛同金を拠出しました。
  この世界同時広告が、大きな反響を呼ぶことになるよう期待しています。

  大江健三郎や井上ひさし、三木睦子、奥平康弘、澤地久枝など9人が主宰している「九条の会
」では、7月30日午後1時半から有明コロシアムで「有明講演会・憲法九条、今こそ旬」とい
う一万人集会を開きます。参加は郵便で申し込む方式ですが、既に、ほぼ満杯に近い状態になっ
ているということです。護憲運動に勢いを与える有力な動きです。

  私たちの最大の財産である憲法を守り抜くためには、その意志がある全ての人が団結し、共同
で護憲のあらゆる闘いを作り出すことしかありません。

 
 今日の午後は、「大京クラブ」という大京町の高齢者の集まりに呼ばれたので、初めて出席し、
挨拶をしました。大京町の最高齢者は女性で100歳を超えています。今日は、町では4、5番
目の高齢になる94歳の山本さんが会の進行を仕切っていました。全然年齢を感じさせないくら
い矍鑠(かくしゃく)としていました。私も見習いたいものです。


7月9日 (土曜日) ――――――――――――――――――

  
 痛ましいロンドンのテロ、めぐり巡って誰の責任ということなか。

  ロンドンの悲惨なテロの犠牲者は未だに確認できないということです。
  この許すぺからざるテロによって、果たして世の中は少しでも変わるということがあるのか。
恐らく、全然なにも変わらないだろうと思う。もし、変わることがあるとすれば、テロリストた
ちの意図とは逆に、更に、規制や監視が強まる状況になるだけだと思います。

  しかし、このような蛮行は、一方では、アメリカがイラクで何をしているのか、それに対して
イギリスや日本などのアメリカにべったりと追随している国がどのようなことをしているのかを
考えさせる契機になることは事実です。私たちが、このテロから何かを教訓として学ぶことある
すればこのこと以外にありません。
  テロが許されないことは当然ですが、このような悲惨な事件でも起こらないと、イラクで日常
的に起こっている問題について何も考えないという私たちの思考形態や「平和」な日常生活が問
われているのだと思います。

  日本でのテロ行為の発生も「予言」されたりしています。そんなことは断じてあってはなりま
せんが、もし予防する措置や対応があるとするならば、それは、私たちが、もっと真剣に、もっ
と積極的に、もっと徹底的にイラクに対する自衛隊派兵の不当性やイラクで起こっている実態を
広く暴露していくことだと考えます。
  「自衛隊派兵は当然だ」「イラク人民はアメリカの言うことを聞け」「ブッシュやブレアや小
泉の施政は正しい」と無原則に認め、しかし、一方で「テロは蛮行だ」ということにはならない
のです。テロよりももっともっと悲惨なことが、「民主主義の衣」を装って、現実にイラクなど
の国々で起こっていること私たちは、知ろうとしなければなりませんし、知らなければなりませ
ん。

  今日は、昨日に引き続き、朝10時から夕方まで「新社会党東京都本部各地区代表者会議」が
秋葉原でもたれました。憲法を守る活動や労働者の権利擁護の活動、自治体選挙闘争などについ
て意見交換をしました。


7月8日 (金曜日) ――――――――――――――――――

  
   強行軍! 国保加入者の 「夏季保養施設」 を見に行きました。

  新宿区では、国民健康保険に加入している人に対するサービスのひとつとして、夏の間だけ、海
と山にある施設と契約して、安価に提供しています。今年も7月23日から8月24日まで、33
日間にわたって三ヶ所のホテルと契約し、区民の利用に供しています。「ホテル油壺観潮荘」「伊
東ホテル聚楽」、それに湯本温泉にある「ホテル南風荘」です。いずれもそれぞれの地域では著名
な旅館・ホテルです。
  今日は区議会の総務区民委員会として、朝9時過ぎにマイクロバスで新宿区役所を出発し、「ホ
テル南風荘」「伊東ホテル聚楽」を視察に行きました。一日の予定なので強行軍で、渋滞に巻き込
まれながら、ようやく夕方の7時前に新宿に帰ってきました。

  この事業は、区民から大変喜ばれていて、利用者も沢山ありますが、まだ施設によっては若干ア
キがあるということです。費用は、一泊二食で大人一人、6000円から7000円、この他に、
何人で行っても部屋代として、全員で1700円が必要です。
  このような施設がこの価格で利用できるのですから、実に格安です。予定が合いましたら、是非、
利用してください。
  照会先は、新宿区役所・国民健康保険課庶務係です。電話は(5273)4078 です。

 
 視察からの帰りが遅くなったので、夜6時半から飯田橋で開かれた「新社会党東京都本部各地区
代表者会議」は遅れて出席しました。


7月6日 (水曜日) ――――――――――――――――――

  
     「新宿区政に対するアンケート」の回答者にお礼の返信。

  私は、6月のはじめに新社会党新宿総支部機関紙の「こんにちは社会党です」に返信用のはがき
を挟み込んで配付し、「新宿区政に対して注文すること」を何でも書いていただきました。
  沢山の方からアンケートはがきが返ってきました。皆さんから返信されたはがきにはいろいろな
ことが書かれていましたが、タイトル的にごく一部を紹介するとこんなことです。

  「たばこのポイ捨てを区内全域で禁止すべきだ」「廃止されたバス路線を復活させるため東京都
に要請して欲しい」「閉鎖になった学校の跡地を避難所として整備すべきだ」「四谷第四小学校は
何とか残せないものか」「野良猫がはこびっていて迷惑だからどうにかせよ」「開発で大切な樹木
を伐採するとはなにごとか」「憲法や教育基本法を守るために全力を挙げてよ」「日頃の活動に敬
意を表する」「社会党がなくなってしまって、このざまは何だ」「何か困った事が起こった時は相
談にのって下さい」「三栄町社会教育会館を何としても存続させるように」「東京都のシルバーパ
スを使いやすいように発行して欲しい」――  などなど実に多様です。随分示唆を受ける問題の提
起もありました。


  今日は、その幾つかの回答に返事を書きました。まだこの返事を書く作業は始めたばかりなので、
これからしばらく続けなければなりません。


7月5日 (火曜日) ――――――――――――――――――

  
   国民の大半が反対している「郵政民営化法案」が、
        僅差で衆議院を通過しました。参議院では、是非「廃案」に


   今国会の最重要法案のひとつであるで「郵政民営化法案」が賛成233票、反対228票でかろ
うじて衆議院を通過しました。予想していた以上に僅差でした。
  よくわからない法案と言われています。何のために今、郵便事業を民営化しなければならないの
か、民営化することによって住民にどんなメリットがあるのか、全国各地の町々にある郵便局はこ
れからどうなるのか、その他の基本的な法案の中味がほとんどで説明されていません。
  参議院での審議が残されていますので、問題点を充分に論議して「廃案」にしてもらいたいと思
っています。

  田舎の知り合いから「十三湖のしじみ」が送られてきました。全国に名を馳せたこの「やまとし
じみ」は、私の大好物ですが、ここ数年、特に高価な特産物になってしまい、なかなか手軽に入手
することが出来なくなってしまいました。ふるさとの懐かしい臭いがします。


7月4日 (月曜日) ――――――――――――――――――

    
     『週刊・新社会』 の原稿をメールで送りましたが 〜 。

  新社会党の機関紙『週刊・新社会』から原稿を頼まれていたので、あわてて執筆しました。「都
議選の結果と都政改革の方向」というタイトルです。1000字程度の短い原稿なのですぐ出来ま
したが、ワープロの原稿をメールで送信する作業の手順が分からないので困ってしまいました。結
局、本部の秦さんから電話で指示を受け、ワープロの原稿を本部にFAXで送り、本部で転換した
後、私のメールに逆に送ってもらい、それを最終的に手直しして、本部に転送するというやり方を
しました。
  結果としてはめでたく「メールで送信した」ということになりましたが、本部に迷惑をかけなが
ら、随分、回りくどい作業をしたものです。知らないというのは、実際困ったものです。


  夜は、都本部の「執行委員会」に出席しました。都議会議員選挙の結果をどう見るかなどについ
てそれぞれ意見交換をしました。杉並の福士敬子さんは見事に当選しましたが、世田谷の大久保青
志さんは苦杯を嘗める結果になりました。私たちにとっても大変厳しい結果であったと思います。
都本部全体で時間をかけて充分に「総括」をし、次の戦いの糧にしなければなりません。



7月3日 (日曜日) ――――――――――――――――――

    
     津軽で一緒だった小学校の同級生の見舞いに行きました。

  今日は都議会議員選挙です。私は先日、既に「期日前投票」を済ませたので、当初の予定通り、
埼玉県志木市の「新座志木中央総合病院」に同級生の病気の見舞いに行きました。同じ津軽の小学
校を卒業した同級生も一緒に行きました。
  脳溢血で倒れてから丁度一年になります。昨年6月13日、新宿の飲み屋さんで毎年開いている
「在京のクラス会」を行いましたが、それは倒れる2週間前のことでした。その時は、この上なく
覇気に満ち、自分の仕事のことについて語っていました。
  今日も顔色は元気そうでしたが、右半身が完全にマヒしています。私たちが言うことはどうやら
分かるようですが、本人は軽くうなずくのが精一杯で声を出すことが出来ません。本人にとってこ
んな状態でずっと臥しているのは、実に残念だと思います。
  病院を後にする時は本当に辛い思いがしました。

  夜、テレビの速報で都議会議員選挙の開票状況を見ました。自民が第一党を確保し、民主党も議
席を伸ばし、第二党になることが確実で、都議会も二大政党化の方向が確実になったということで
すが、いまのところまだ大勢は決まっていません。


7月1日 (金曜日) ――――――――――――――――――

       戦後60年の今年も 今日から後半になりました。

  戦後60年の今年も半年が過ぎました。今日から後半の六ヶ月が始まります。区議会議員の今期
の任期も既に半分が過ぎました。2007年4月の次の選挙まで22ヶ月を残すだけです。議会で
も地域でも、また、その他のさまざまな分野でも、一層、きちんと活動しなければならないと決意
を新たにしているところです。


  私の後援会は「やまびこ会」といいます。先日、不正事件で責任者が逮捕された新宿区所在の福
祉団体と同じ名前です。命名の歴史は、私の後援会の方がはるかに古いようですが、まったくの同
名なので、このニュースを聞いて私自身もイヤな気持ちになりました。今日、会費を郵便振替で振
り込んでくれた方は、通信欄に「テレビで やまびこ会 が捜査を受けたというのでビックリした」
と書いてありました。一議員の後援会の名前なので標章登録をするようなことでもありませんが、
世の中、いろいろなことがあるものだと思いました。