私の「活動日記」です!
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      (2005年9月分)


9月30日 (金曜日) ―――――――――――――――――

      玉川雅子先生から、11脚の長机をいただきました。

  いろいろな人から、バザーの品物を提供してもらっています。手分けをして収集していますが、
私も何軒か回って品物を集めてきました。四谷三丁目にある「玉川雅子きもの学院」からは、先
生が高齢になり、閉校することになったということで、学院で使っていたまだ新品のような長い
事務机を11脚もいただいてきました。とりあえずバザーの品物を展示するのに使用できます。

  玉川雅子先生は、徳川幕府の初期に江戸市中へ生活用水を供給するルートを構築し、江戸の街
の基盤作りに多大な貢献をしたあの「玉川上水」を完成させた玉川庄衛右門、清右衛門兄弟の末
裔に当たります。10数年前に、私たちが玉川上水の終点に当たる四谷大木戸に「玉川上水を復
活さ
よう」という運動をした際には、復活運動の責任者になってもらい、事務局長をした私に適切な
アドバイスをいただいたり、報告集会などの際には出席して挨拶をしてもらったりしました。

  
確か、玉川先生は玉川兄弟の唯一の子孫のはずです。体が不自由だということですが、学院の
事務員の話だと、私が年に何回か郵送している「やまびこ会・ニュース」や年賀状などについて、
話題しているということでした。こういうことを聞くと嬉しくなります。長机は大切に使用した
いと思っています。


9月29日 (木曜日) ―――――――――――――――――

    糸井玲子さんの講演会・「戦争体験者が語る憲法の話」。

 
 今日、私が共同代表を務めている「平和憲法を生かす新宿の会」の運営委員会が開かれました。
  定例的に開催開している次回の講演会は、11月9日午後6時半から、四谷区民センター11階
会議で実施することにしました。講師は、「平和を実現するキリスト者ネット」の糸井玲子さん、
演題は「戦争体験者が語る憲法の話」です。
  糸井さんは、よく、旧約聖書のイザヤ書に出てくる次の一節を話します。

        かくて彼らはその剣を鋤(すき)に変え、その槍を鎌に変える。
       国は国に向かって剣を上げず、戦争(たたかい)のことを再び学ばない。  


  キリスト者の立場から、常に精力的に平和運動の先頭に立ち、小さな身体で運動推進の牽引車
としての役割を果たし、多くの人から信頼されているのが糸井玲子さんです。
  きっと、有意義な話が聞けるのではないかと期待しています。ご来場ください。


9月28日 (水曜日) ―――――――――――――――――

     八戸市長からお祝いをいただく
         母の姿が掲載された新聞が送られてきました。

 
 八戸市に住んでいる兄のすぐ近くの特別養護老人ホームに入所している私の母親が8月24日
に100歳になりました。敬老の日の少し前に八戸市長がお祝いに来ました。それが「デーリー
東北」という新聞に写真入で掲載されましたが、その新聞が兄から送られてきました。
  敬老祝金を八戸市長から受け取る母親の写真が大きく掲載されていました。市長は、「これか
らも健康に留意してくださいね。来年も元気でお会いしましょう」と声を掛けたということです。
母親は耳が遠いので、恐らく何にも答えられなかったのではないかと思います。

  朝8時から、地下鉄四谷三丁目駅で1時間半ほど「駅頭演説」をしました。昨日から朝夕の気
温も一挙に下がったので、今日の朝などは布団から出るのに躊躇するような感じでした。
  朝、一時間半も駅頭に立っていると、随分、たくさんの知り合いに会います。わざわざ、通り
道をはずして挨拶に来てくれる人もいたりして、かえって恐縮してしまいます。


9月27日 (火曜日) ―――――――――――――――――

  
 昨日に引き続き、区議会本会議場で「代表質問」・「一般質問」。

  昨日に引き続き、新宿区議会本会議場で「代表質問」と「一般質問」が行われました。今日は、
鈴木幸枝(公明)、下村治生(自民)、那須雅之(花まる)が代表質問、その後、榎秀隆、久保
合介、山田敏行、小松政子、松ケ谷匡夫、吉住健一、笠井つや子の各議員がそれぞれ10分ずつ
一般質問を行いました。終了したのは午後8時前でした。

  私は、新宿区における環境対策を強化するという立場から、アスベスト問題の規制強化と食品
廃棄物の再生利用、すなわち食品リサイクルの推進を訴えました。今日の質問の概要については、
本稿の20日と21日に簡単に記載してあります。質問の全文をホームページのどこかに掲載し
たいと思っているのですが、残念ながら、それが出来るような技術を会得がしていません。残念
です。

  新宿区議会は、明日から9日間にわたって昨年度の決算を審議する「決算特別委員会」が開か
れます。朝10時から午後5時まです。簡単な手続きで傍聴することができます。


9月26日 (月曜日) ―――――――――――――――――

   
 今日から区議会定例会、10月20日まで25日間の会期。

  新宿区議会の第三回定例会が今日から始まりました。会期は10月20日まで25日間です。
今日は、午後2時から各党の代表質問が行われました。初日は、野津健(無所属)、小野きみ子
(民主)、河野達男(社会)、沢田あゆみ(共産)の四人が質問しました。
  明日も代表質問と一般質問が行われ、私も一般質問で「アスベスト」と「食品リサイクル」に
ついて質問します。

 
 今朝は、朝8時から一時間ほど四谷駅で「駅頭演説」を行い、憲法問題や新宿区政をめぐるさ
まざまな動きについて紹介し、私の考えを述べました。
  その後、今日に延期された四谷中学校の運動会に30分ほど出席し、それから自転車で区議会
に登庁、午後7時過ぎまでずっと議会運営委員会、本会議、常任委員会などの一連の会議に参加
しました。


9月24日 (土曜日) ―――――――――――――――――

      ミニ・バザー開催、多くの人から品物をいただいています。

  私たちは「生活を守り、環境を考える会」という任意団体を作っていますが、10月末に三栄
公園で「環境パネル展」や「平和パネル展」と共に生活相談、法律相談、住宅相談(包丁研ぎも
実施)などの各種相談会を行います。その際の催し物の一つとして「チャリティー・バザー」を
行いますが、今日午後、このイベントの担当者と共にバザー用品を提供してくれると連絡があっ
た10数件の家庭を車で回って品物の収集をしました。小型のライトバンが一杯になり、積みき
れなくなってしまいました。これまでにも大分集まっているので、今年も楽しいバザーができそ
うです。

  今日は四谷第四小学校の運動会の予定でしたが、雨で中止。台風が接近中なので、明日の四谷
中学校の運動会も開催できるかどうか微妙なところです。秋の運動会は、子どもたちにとっては
楽しい行事の一つかも知りませんが、毎年この時期は台風襲来の恐れがあるので、主催者は随分
悩むところだと思います。


9月23日 (金曜日) ―――――――――――――――――

        区内の三つの消防団が、恒例の 「合同演習」 を開催。

  四谷、牛込、新宿の区内三消防団が、恒例の「合同演習点検」を明治公園で開催しました。い
かにも消防団らしい規律厳正、迅速果敢な演習でした。実際に災害が発生した時にも、このよう
に適切な対応が出来ればいいと思いました。
  先日は、東京も大きな地震に見舞われました。直下型の大地震がいつ東京を襲っても可笑しく
ない段階に入っていると盛んに警鐘が鳴らされていますが、よく言われるよう、「自然災害を阻
止することは出来ないけれども、その被害の程度を少なくする事は出来る」のですから、日常的
な訓練や可能な限りの備えをして、災害に備えることは本当に必要なことです。

   「殺される側」に立って考える姿勢は必要ないか。
 
  先日行われた選挙の際のアンケートで、小泉首相も岡田前民主党党首も好きな人として「織田
信長」を挙げています。これに関連し、評論家の佐高信さんは、『週刊・新社会』で比叡山の焼
き討ちに象徴される殺戮を断罪した次のような藤原周平のエッセイを紹介しています。

 
 「こうした殺戮を、戦国という時代のせいにすることは出来ないだろう。ナチス・ドイツによ
るユダヤ人大虐殺、カンボジアにおける自国民大虐殺。殺す者は、時代を問わずにいつでも殺す
のである。しかも、信長にしろヒトラーにしろ、あるいはポル・ポトの政府にしろ、無力な者を
殺す行為を支える思想、あるいは使命感といったものを持っていたと思われるところが厄介なと
ころである。権力者にこういう出方をされては、庶民はたまったものではない」

  武将としての信長のイメージは、困難があったとしても迅速に決断して果敢に攻め立てる、と
いうところがあります。このようなイメージは、小説や映画、テレビでは喝采を浴びるでしょう
が、この場合、攻撃を受けた側、殺された側の姿は全然見えてきません。
  「殺される側」の立場や論理にも立ち、巨視的にものを見ることは重要なことです。特に政治
に携わるものの不可欠の要件ではないでしょうか 〜。


9月22日 (木曜日) ―――――――――――――――――

     新しい「のぼり旗」を使い、夕方、丸正前で演説をしました。

  今日十時から、区議会の「全員協議会」が行われました。この集まりは、月曜日から開催され
る区議会第三回定例会に提出される「議案」を全議員に前もって説明する会議です。慣例として
定例会が始まる前日に開かれます。議事録をきちんと取る正式の委員会などとは違う会議です。
  このように全員協議会は、非公式の会議という事もあって、議案に対する質疑はほとんど行わ
れません。質疑がある場合には、通常は正式の委員会で行います。従って、どちらかというと、
議案を提案する区長サイドが一方的に説明する会議といった性格のものです。

 
 夕方、久し振りに地下鉄四谷三丁目駅の近くの丸正スーパー前で「街頭演説」を一時間ほど実
施しました。演説をする場合には、新社会党の旗と私の名前の旗を二本たてて行いますが、私の
名前が入った「のぼり旗」は古くなったので作り変えました。今日、新しい「のぼり旗」がデビ
ューしたという事になりました。チラシを配ってくれた人が、あとで「今日は、随分、チラシを
受け取る人が多かった」といっていましたが、それはきっと、新しい「のぼり旗」のせいかもし
れません。


9月21日 (水曜日) ―――――――――――――――――

       食品リサイクルは、新宿区の環境行政の重要な柱です。

  今日の昼、私の事務所の近くのラーメン屋さんで食事をしましたが、そこにいたお客さんと食
べ物の話になり、日本の場合は、どこでも沢山の食べ残しや賞味期限が切れたものなど、惜しげ
もなく捨ててしまって本当にもったいない、世界にはいっぱい少しの食べ物のために命を落とし
たり、いさかいをしたりしているのに、などという話になりました。ちょうど私が、今度の区議
会の本会議質問で取り上げようとしている課題でした。

  資源のリサイクルが進み、紙類やビンカン類の再利用は、7、8割りになっていますが、食料
廃棄物を飼料や肥料にするという再利用はほとんど手付かずで1割にも満たない状態です。
  政府は、食糧廃棄物の再利用を積極的に推進するという方針で「食品リサイクル法」をつくり、
大手の排出業者を指導しています。

  新宿区の場合、食糧廃棄物を見てみると、小田急や京王、伊勢丹等のデパート、新宿駅西口の
各超高層ビル、大規模ホテル、大規模駅など、数としては100の事業所に満たないところが、
桁違いの食糧廃棄物を出し、ダントツで上位を占めています。
  これらの大規模なデパートやホテル、大きなビルから出る大量の食糧廃棄物をまず、「再利用
のルート」に乗せることが必要です。

  私は、食料廃棄物の再利用・リサイクルは、これからの新宿区における環境施策、廃棄物行政
の中心的な課題だと考えていますが、今度の区議会の本会議質問では、食糧廃棄物のリサイクル
の重要性を指摘するつもりです。

  「食品リサイクル法」はなかなか面白い法律です。食品廃棄物が再利用されて飼料や肥料にな
り、その肥料や飼料が新しい野菜などの収穫物をつくり、再び食糧になるという連関した動きを
前提に組み立てられています。また、ただ単にリサイクルされればいいということではなく、リ
サイクルされた製品の質やリサイクル製品を使う業者の経営についても視野においています。
  このような「食品リサイクル法」の理念と、その理念を現実のものにするために新宿区の果た
すべき役割などについても質問をするつもりです。



9月20日 (火曜日) ―――――――――――――――――

      地方分権委員会に出席後、本会議質問の原稿調整。

  10時から「地方分権・行政改革特別委員会」に出席しました。新宿区役所が進めている「行
政評価制度」と「東京都と23区の財政制度見直し等」の進捗状況について説明がありました。
  私はこの二つの課題については、強い関心を持っているので、今日の委員会では改めて私の考
えを述べました。

  午後から、本会議質問の調整をしました。案外、手早く終了することが出来ました。
  今回の質問で取り上げる「アスベスト問題」ですが、アスベストは、微量であっても体内に吸
引されると肺に沈殿し、30年から40年の潜伏期間を経て中皮腫のガンを誘発するというもの
で、「静かな時限爆弾」といわれています。アスベストは、使用されている建物類ばかりでなく、
解体などで周辺住民にも影響を及ぼす恐れがありますので、適切な安全対策が不可欠です。

  新宿区の区立の施設では、以前に「除去」や「封じ込め」の対策が実施されていますが、私立
の施設や民間のマンションなどの対策は全く不明です。

  そこで、私は、これまでの日本におけるアスベストを巡る状況を簡潔に述べた後、次のような
ことを質問する事にしました。@新宿区立の施設や新宿区政と関係がある私立幼稚園・保育園、
老人福祉施設などの実態の把握、A民間住宅やマンションなど、区内にある各種建物のアスベス
ト使用実態、B相談窓口や調査費の計上、撤去工事費用の資金融資など、支援や保障の制度の確
立、C「全国的な実態調査」「労災補償制度の改善充実」「アスベスト被害補償法」の制定など、
政府に対する抜本的な対策の要望、等です。


9月19日 (月曜日) ―――――――――――――――――

    一日中、区役所の議員室で本会議での質問原稿作成。

9月18日 (日曜日) ―――――――――――――――――

   「四谷飲食業組合」の研修、酒造蔵元に行ってきました。

  今日は早朝から「四谷飲食業組合」の恒例の研修会があったので、参加しました。私は数年前
から、元区議会議長の小澤弘太郎さんと共にこの会の顧問を務めています。
  参加者は約40人。朝、貸切バスで四谷区民センタへ前を出発し、途中、新宿保健所の係長か
ら「衛生問題」についての講演を受けました。食中毒に関わる防止対策が主要なテーマでした。
専門的なこともあり、理解できなかったところもありますが、随分参考になりました。ちょっと
した配慮で食中毒は防止できるという事を実感しました。「四谷飲食業組合」は大きな組織です
が、ここ何年も傘下の飲食店からは食中毒事件を出していないという実績を記しています。これ
も、今日のような講習会を毎年数回、繰り返し実施している成果だと思います。

  「衛生問題」の講習会の後、千葉県富津市の小西酒造という蔵元に見学に行きました。寛政5
年(0000)創業というとてつもない歴史を誇り、全国的にも有名な「東魁盛」という名酒を
醸造しています。参加者の多くは、飲食業という商売柄、熱心に質問したり、試飲したりしてい
ました。私は商売とは直接関係がないので、もっぱら試飲だけでした。
 
 夕方6時前に出発地の新宿御苑大木戸門前に到着しましたが、実に楽しい「研修会」でした。 


9月16日 (金曜日) ―――――――――――――――――

   区議会の「一般質問」でアスベスト問題をを取り上げます。

  新宿区議会の第三回定例会が、26日から10月20日までの予定で開かれますが、今日、
頭に行われる「代表質問」「一般質問」の項目の届出が行われました。私は、27日に「一般質
問」を行いますが、環境問題を中心に質問する予定で、「アスベスト」と「食品リサイクル」を
取り上げるつもりです。まだ、原稿は全然書いていませんが、基本的な質問の構想は、ほぼ出来
ています。月曜日の休日に一気に書き上げるつもりです。
  
区議会の傍聴は、簡単な手続きで自由に出来ますから、ぜひ、お出かけください。

  今日午後、新社会党の中央執行委員会が八丁堀の党本部で開催されました。独自候補を擁立し
た兵庫県本部の総括や社民党に対する各地での選挙協力の評価、昨日の国鉄闘争に対する東京地
裁の判決などについて意見交換をしました。明日も朝9時から引き続き行われます。


9月15日 (木曜日) ―――――――――――――――――

     東京地裁、「JR採用訴訟」 で国労差別を認める。

  国鉄による国労への差別を認める初の判決が今日午後、東京地裁で示されました。
  「87年の分割民営化の際、国鉄が原告らをJRの採用候補者名簿に載せなかったのは国労を
嫌悪したためと推認され、違法だ」
  というもので、原告らに一人当たり500万円の慰謝料を命じています。
  これで、解雇された人たちやその家族は、地域社会や子どもたちの学校・職場で、「クビを切
られた人」といういわれのない汚名を晴らす事が出来ます。
  しかし、この間、34人もの人がこの判決を見ずに他界しています。実に長い闘争でした。
  国鉄(すなわち国・政府)による国労組合員に対する差別が認められたのは初めてのことです。

  一方、雇用関係を巡っては、採用名簿不掲載の国労組合員を雇用した国鉄清算事業団が雇用関
係を終了したのは当然だと述べ、「事業団の解雇には合理的な理由がある」として職場復帰は認
めませんでした。
  国労差別を認めたことは画期的な判決ですが、悲願の「地元のJR職場に戻って働く」という
ことは叶えませんでした。一部勝訴、一部敗訴の「折衷判決」に原告たちの笑顔はなく、控訴す
る方針だということです。

  この1047名にも及ぶ「国労差別解雇」については、主に北海道や九州を中心に19年間に
わたって家族ぐるみの血の滲むような「解雇撤回」の闘いが繰り広げられきました。多くの人た
ちは、この闘争を「日本の労働運動再生の闘い」と位置づけ、精神的にも経済的にも支え、長期
戦を乗り切ってきました。私も、この間、さまざまな支援の活動を続けてきたところです。
  しかし、「国鉄・国・政府違法」という画期的な判決にも関わらず、「国鉄マンとして地元の
JRの職場でもう一度働きたい」という悲願が退けられたことは、本当に残念です。


9月14日 (水曜日) ―――――――――――――――――

   あと「78票」で新宿区の投票率は戦後最高でした。

  衆議院選挙の関係で区議会の定例会が一週間ほど延期になり、26日から10月20日まで開
かれる事になっていますが、今日は、それに先立って区議会のすべての常任委員会が開かれまし
た。私は、総務区民委員会に所属していますが、新宿区における衆議院選挙について報告があり
ました。それによると、投票率は65・09パーセントでした。これは、昭和30年の衆議院選
挙の65・12パーセントに次いで高く、史上2番目ということでした。あと78人が投票して
いたら、最高の投票率を記録するところでした。
  新宿の投票率は、65・09パーセントですが、男女別では、男が63・28パーセント、女
が66・87パーセントでした。女が3・5パーセント以上も上回っています。
  また、有権者の約11パーセントの人が、「期日前投票」をしました。

  今日、最高裁で違憲判決があった在外有権者の新宿区の名簿登録者は730名、うち投票者は、
271名(前回は154名)で、こちらのほうも大幅増でした。

  四谷地区内の各投票所の投票率(小選挙区)は次のようになっています。(単位は %)
 
       ● 四谷第三小学校 (67・20)     ● 四谷中学校   (69・15)
       ● 四谷第四小学校 (62・68)     ● 信濃町児童館 (68・17)
       ● 霞ヶ丘アパート (67・47)     ● 花園小学校   (63・05)

  これまでの大半の選挙では、霞ヶ丘アパートが区内で最高の投票率を記録していましたが、今
回は、区内51投票所の中には70パーセントを超えたところも幾つかあり、これまでとは違う
選挙であったことを表しています。


9月13日 (火曜日) ―――――――――――――――――

      
「やまびこ会」 (山田敏行後援会) の会報づくりをしました。

  何処へ行っても、自民党の大勝に終わった総選挙の話で持ちきりです。終わってしまったこと
は元に戻せませんが、日本の政治がこれからどうなるか、(大方の外の予想は立ちますが)しっ
かり監視していきたいと思います。


  昨日から、時間を惜しんで私の後援会の会報(「やまびこ会・ニュース」)を自分でセッセと
作っています。A4版の大きさで8ページのボリュームです。印刷原稿ができ次第、空いている
時間自前の印刷機で4000枚くらい印刷していますが、今日の夜の作業で大体出来上がりまし
た。あとは、折り機で折って、封筒詰めの作業をして発送です。封筒への宛名シール張りは、先
日、娘がフィランドに留学する前に2回分作ってくれたので、その作業は省けます。
  今回の会報にもいろいろなことを書きましたが、主な記事は次のようなものです。

  
 ● 四谷三丁目に建設された「介護老人保健施設」(マイウエー・四谷)の紹介。
   ● 平和憲法を守るための新宿における活動と参加の要請。
   ●「ピック・アップ」(ごく簡単な出来事の紹介です)
   ●「四谷小学校」と併設される区内初の「幼保一元化施設」の建設工事について。
   ● 新宿区における高齢者の実態。(ついでに私の母親も100歳を迎えたという紹介)。
   ● 区立小学校などに「防犯システム」が導入さるるという動き。
   ● 児童手当の支給が来年度から中学校三年生まで拡大することになった事。
   ● 私の7月と8月の「活動日記」。
   ● 私が8月に受給した「議員報酬」の内訳。
   ● 10月に行う予定の「バザー」に対する品物提供の呼びかけ。
   ● 同じく10月に行う「いもほりと焼肉パーティ」へのお誘い。
   ● 四谷地域探訪「四谷の学習院」―― 等です。


9月11日 (日曜日) ―――――――――――――――――

      信じ難い総選挙の結果。郵政民営化でこの国は万々歳か。

  注目の総選挙は今日、投票が行われ、開票が進んでいます。信じ難い結果になっています。自
民党が圧勝で、民主党は目を覆うような惨敗です。
  小泉自民党は、最初から最後まで、郵政民営化を主張しました。あらゆる問題は郵政民営化に
つながっているかのような主張です。このひとつだけとってみても国民を馬鹿にしていますが、
多くの有権者は、コロリとこれにだまされてしまったのです。ヒトラーが歴史に登場してきた時
の手法や状況と類似したものがあります。
あの特異な歴史から、世界は多くのことを学んだはず
ですが、これが良識があるはずの日本国民の「民意」かと思うとがっかりしました。

  ある福祉関係の仕事をしている知り合いの青年から早速メールが来ました。
  次のように書いてあります。今の私の気持ちとほとんど一緒なので、長い文章ですが、そのま
ま、紹介します。

    自由民主党、大勝しましたね。危ないと思います。
     自由民主党は 「郵政民営化」 「改革」 など、わかりやすいキャッチフレーズ、そして 「刺客」 「反対勢
   力」 などのキーワードを駆使して、「選挙」 というゲームに勝った感じです。 相当優秀な広報担当がバッ
   クについているのでしょう。

     僕ははっきりいって、小泉首相はあまり好きではありません。A・ヒトラーとかぶってしまうからです。「大衆
   扇動のうまさ」 「演説の妙」 「政敵への徹底的な攻撃」 など、悪い意味での共通点が多いと感じます。
    「亀井さん」 がインタビューで 「国民はマインドコントロールされている」 と言っていました。政治家がそれを
   言ってはお終いだと思いますが、そんな感じがします。


     
泉政権は、何かというと 「改革」 と叫んでいますが、この4年間余、国民から評価された改革はあった
    でしょうか。「改革の流れを止めてはならない」 と言ったりしていますが、もともと改革の流れなど小泉政権
    にあったようには思われません。 
平成15年から平成16年にかけて、歳出は4.5兆円も増えていますから。

     今回の選挙で 「郵政民営化」 がひたすら取り上げられていましたが、優先的な議論が必要なのは 
    「年金」 「医療」 といった 「社会保障」 の方ではないでしょうか。
     「郵政民営化法案」 の陰で、審議未了で廃案になった 「障害者自立支援法案」 などの重要法案
    をなぜ論点に挙げないのか不思議です。

     平成17年度の日本の税金収入は48兆円。 国債で34兆円も加えて、国家予算は 82兆円。そのうち、
   社会保障費は20兆円です。 これからが高齢化の本番なのに、こんな収支では支えきれません。

    本当に改革を実現するには、すごい増税をしなければならないはずです。 はっきりそう言っている党があ
   れば、そこに投票したいと考えていましたが、 どこもそうは言っていませんでした。
   自由民主党は、「重点施策2006」 で、消費税の増税を匂わせてはいるようですが。
     「郵政民営化」 という論点だけで自由民主党が大勝したことによって、真に重要な法案が十分な検
    討も歯止めもなく、ガンガン通されると思うと不安です。

 
           「単純な概念を繰り返し反復することだけが、
                        結局大衆に覚えさせることができるのだ。」
 ( A・ヒトラー 「わが闘争」 より )


9月9日 (金曜日) ―――――――――――――――――

   区議会に提出された30数年前の請願書についての調査。

  ある区民の方から、約30年ほど前に新宿区議会に提出された2通の「請願書」と「陳情書」
の調査を依頼されました。この電話を受けた時、区議会で「採択」された場合は保存されている
かもしれないけれども、そうでない場合は、もうとっくに書類の保存期間が過ぎているから廃棄
されているかもしれないと思いました。

  早速、調査をしたところ、該当の請願書、陳情書は見つかりました。「採択」はされていませ
んでした。従って、通常の場合は書類廃棄になるところでしたが、提出者より「撤回願い」が出
され、この「撤回願い」の是非について議会で議決しているので、2通の請願書、陳情書は「議
決案件」になっていました。議決案件なので、文書は2通とも廃棄されないで保存されていたと
いうことです。きちんと規定どおりの処理がされていて、さすがだと思いました。

  この2通の請願書、陳情書は、30数年前に動物愛護協会が新宿区大京町に動物病院を建設し
ようとしたことに対して反対を表明したものです。地元の方々に対する説明がまったく不十分で、
随分、乱暴な建設計画だったので、私も地域の皆さんと一緒に反対したのを思い出しました。
  このような反対運動のせいもあって、動物愛護協会は建設計画を断念したので、陳情書、請願
書については「撤回願い」が出されたのでした。

    
 ホームページのアクセス件数が、 1 万件を超えました。

  私のホームページのアクセス件数が、昨日、ようやく1万件を超えました。開設したのは昨年
の2月ですから、1年7ヶ月ぶりに到達したことになります。一日に数百件もあるようなホーム
ページに比べると、実にささやかな件数ですが、そうはいっても1万件ですから、大変な数だと
思います。最近、連れ合いの支援もあって、ようやく、写真が入れられるようになりました。
  これからも少しは見栄えがするないようにしたいと思っています。選挙のお願いのようなよう
な言い方をしますが、「どうぞ、ご支援ください!」


9月8日 (木曜日) ―――――――――――――――――

     新宿区の100歳以上は53人、最高齢者は105歳です

  「敬老の日」が間近になったこの時期に、新宿区では新宿文化センターで各地区ごとに「敬老
会」を開きますが、今日午後は、四谷地区の人たちが出席することになっているので、私も冒頭
の「記念式典」に出席しました。77歳以上の人たちが出席していましたが、顔見知りの方も随
分いました。このような催しに出席するような人ですから、みんな元気一杯という感じでした。

  今、新宿区の最高齢者は男性です。105歳で神楽坂に住んでいます。男性が最高齢者になる
のは珍しいことです。女性の最高齢者は三栄町に住んでいる方で104歳です。
  現在、新宿区で100歳以上の高齢者は、女性39人、男性14人、合計で53人です。昨年
は50人だったので、3人増えました。
  東京都で100歳以上の方は、約1200人です。最高齢者は非公開になっています。日本全
体では、約2万5000人ということです。前に記載しましたが、八戸市に住んでいる私の母も
8月24日に100歳の誕生日を迎えたので、この数字の中に入っています。


9月7日 (水曜日) ―――――――――――――――――

   四谷小学校・幼稚園・保育園の建設契約案件が提案されます。

  今日午後、新宿区議会の「各派代表者会議」が開かれ、9月26日から10月20日までの予
定で開かれる第三回定例議会に提出される予定の議案説明が区長から行われました。この議会で
は、特別委員会がつくられ、9日間にわたって「04年度の決算審議」が行われます。
  四谷地区の関係では、四谷小学校、四谷幼稚園・保育園の建設にかかる三本の契約案件が提案
されます。それぞれの契約案件の契約価格は次の通りです。

    ● 四谷小学校・幼稚園・保育園の施設建設工事費費 ―――― 17億 100万円
    ● 四谷小学校・幼稚園・小学校の電気設備工事費    ――――   1億9950万円
    ● 四谷小学校・幼稚園・幼稚園の冷暖房換気設備工事費 ――    2億4990万円

  建物本体の建設工事は「大成建設・第一ヒュウテック・淀橋建設」の共同企業体、電気設備工
事は「同窓電気・日東電工」の共同企業体、冷暖房工事は「新菱冷熱・依田商会」の共同企業体
が、それぞれ上記の価格で落札しました。区議会で議決された後、10月21日に「起工式」が
行われ、いよいよ工事が開始になります。
  落成は07年3月頃、開校・開園は07年4月の予定です。非常にタイトな日程です。



9月6日 (火曜日) ―――――――――――――――――

   大型台風上陸、新宿でも落合地区で水害の被害発生。

  非常に勢力の強い台風14号が今日午後九州に上陸し、北上中です。この台風の影響によって
全国各地で記録的な大雨が降り続いています。
  東京では杉並区や中野区で大きな被害が出ていますが、新宿区でも水害が発生しました。
  今のところ、被害が出ているのは落合地区で、床上浸水78世帯、床下浸水53世帯、調査中
24件です。新宿区では、区職員を配置して、被害の拡大を防ぐ対策や消毒、ごみ処理、物品支
援などを精力的に行っています。

  新宿区を流れる神田川や妙少寺川は、昔は毎年のように氾濫していましたが、河畔の公園地下
や幹線道路に貯水池が作られて、そこに水を一時的に貯水するようになってからは大きな被害は
出ていませんでした。久し振りの水害です。
  台風の影響は、これからますます激しくなりそうなので被害が拡大しないかどうか心配です。
  この台風は、日本海に沿って北上し、私のふるさとの青森を直撃する進路を取ると予想されて
います。特産のりんごはこれから収穫の時期になりますが、91年の「りんご台風」では、落果
による大被害が出ました。進路がそれるか、それとも勢力が弱まって欲しいと思っています。


9月4日 (日曜日) ―――――――――――――――――

    「沖縄の基地撤去を!」  700人の人間の鎖で防衛庁を包囲。

  世界有数の美しいサンゴが広がり、「人魚」と言われるジュゴンが生息する沖縄の辺野古の海
に「米軍基地」を作らせない活動の一環として、今日午後、市ヶ谷の防衛庁を参加者が手をつな
いで包囲する「人間の鎖」が二度にわたって行われました。
  私も何人かの人たちとこの行動に参加しました。全国各地から辺野古での基地建設計画の断念
を求める約700人が集まり、大成功でした。テレビ局などのマスコミ関係の取材者も随分いて、
防衛庁の正門前などは参加者でいっぱいでした。

  「人間の鎖」の集会の後、防衛庁長官に要請書を手渡しました。「普天間基地の即時閉鎖と辺
野古への基地建設計画の断念を求める要請書」です。
  要請書では、その最後で 「 〜辺野古では、基地建設の第一歩であるボーリング調査を阻むべ
く去年四月以降、命がけの闘いが続いています。まだ、杭一本打つことを許さず、ジュゴンが棲
む 命豊かな海を絶対に守りぬく〜」 と決意を述べ、具体的に次のように要請しています。

      1、辺野古沖ボーリング調査を即時中止し、海上基地の建設を断念すること。
   2、日米政府は普天間基地を即時閉鎖し、無条件早期返還を行うこと。
   3、米軍再編成による米軍基地の沖縄県内移設を止めること。
   4、金武町の都市型訓練を即時中止し、無条件撤去すること。

          
            「人間の鎖」が行われた防衛庁正門付近。      要望書を読み上げる沖縄からの女性参加者。


9月3日 (土曜日) ―――――――――――――――――

       少年野球大会、障害者問題学習会、比例区選挙集会。

  午前中、四谷地区の少年野球大会の開会式に出席しました。じっとしても汗が吹き出てくるよ
うな南元町グランドで開会式が行われ、すぐに試合が開始になりました。かつては、チームもた
くさんあり、広いグランドがいっぱいになるくらい選手がいましたが、最近は、随分少なくなり
ました。そのせいかどうかは分かりませんが、女の子の選手が随分増えました。女性の硬式野球
チームが結成されるようないまの時代を反映しているようです。

 
 午後は、新宿一丁目の葛ウ育情報研究所の前で行われた丹羽良子さんの「不当解雇撤回支援行
動」に顔を出した後、2時から八丁堀の新社会党中央本部会議室で開かれた「障害者問題の学習
会」出席しました。講師は、横浜市を中心に活動している大田耕造さんです。出席者は僅かでし
たが、実に内容のある学習会でした。私は、障害者問題では、それなりに知識があるつもりです
が、今日の学習会からは、幾つかの貴重な示唆を受けました。


  夜は、水道橋の全水道会館で開催された「保坂展人と市民・労働者のつどい」に参加し、新社
会党を代表して挨拶をしました。新社会党と社民党の「選挙共闘合意」を紹介し、護憲政党の議
席確保の必要性を訴えました。力を入れて訴えたので、時間をオーバーしてしまいました。会場
はほぼ、満員で国弘正雄さんや糸井玲子さんなど、顔見知りの人も何人か参加していました。

     勢ぞろいした少年野球チーム 。小規模な大会になった。    集会で挨拶するキリスト者政治連盟の糸井玲子さん。
            


9月2日 (金曜日) ―――――――――――――――――


       衆議院選挙対策や次期区議選候補者の活動交流会。

  夜、党東京都本部で書記長たちと衆議院選挙序盤の情勢分析や今後の支援対策の打ち合わせを
しました。
  引き続き、07年4月に予定されている各区の区議会議員選挙の候補者たちと活動の現状や今
後の運動の進め方などについて意見交換をしました。それぞれ工夫を凝らした準備活動をしてい
ます。候補者全員が当選するように気を引き締めて頑張らなければと思っています。

  今月から「フィンランドの教育制度」について勉強するために、先月末にヘルシンキ大学に留
学した長女からよくメールが届きます。パソコンは手荷物で持参したのですぐに使っているよう
ですが、まだ、日本から送った荷物が届いていないようで、それに既に少し寒いくらいの気候も
あって、大分心細くなっているようです。


            (これ以前の分は、この冒頭に記載してある該当の月をリンクしてご覧ください。)