私の「活動日記」です!
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      (2005年12月分)


1231日  (土曜日) 

          いつものよう 「林光寺」 で除夜の鐘を突きました。

  いつもの大晦日と同じように実にあわただしい一日でした。事務所の掃除を簡単にしたり、ポス
ターの張替えをしたり、「やまびこ会・ニュース」の発送作業をしたり、家の窓拭きをしたり、新
聞の集金をしたり〜、いう具合でした。あっと言う間に時間が過ぎました。
 

  今年の最後は、連れ合いと共に例年通り南元町の「林光寺」で住職の味わい深い説教を聴きなが
ら、来年への願いを込めて「除夜の鐘」を突きました。


  新しい年は平和憲法が公布されて60周年の記念すべき年に当たります。しかし、憲法がどうな
るかを含めて、一体、どんなことが起こるのかまったく検討がつきません。とにかく日本はもとよ
り、全世界が平和であって欲しいと思っています。

  
有名な「ブッタのことば」の一節を引用して、今年の締めくくりとします。どうぞよいお年を!

           目に見えるものでも、見えないものでも、
             遠くに住むものでも、近くに住むものでも、
               すでに生まれたものでも、これから生まれるものでも、
                 一切の生きとして生けるものは、幸せであれ。

                                       
  ( 佛教の開祖 『ブッタのことば』 より )


              林光寺の門前で。 浄土真宗の名刹である。


1230日  (金曜日) 

      皆さんからいただいたカンパで、ハンドマイクを購入しました。

  午後3時過ぎから四谷三丁目の丸正前で今年最後の街頭宣伝活動をしました。今日使ったハンド
マイクは、つい先日10万円で購入したものです。皆さんからいただいた「やまびこ会」のカンパ
を購入資金に当てました。今日がハンドマイクの「デビュー」ということになります。高価なだけ
に非常に性能のいいハンドマイクです。それだけについつい話し振りにも力が入りました。
  今日は、昨日と違って寒さもちょっとやわらいでいますが、それでも一時間半ほどマイクを持っ
て話をしていると、さすが手が凍えてくるような感じがしました。

  夜は、近くの飲み屋さんに出かけ、連れ合い・次男の三人でわが家のささやかな「忘年会」を行
いました。長男は多忙で不参加、長女は留学中で不参加、妻の母は姉のところへ行っていて不参加
という具合で、参加率は50%という状態でしたが、このように家族が外で一杯飲むというのは、
年に2、3回しかありません。


1229日  (木曜日) 

           ようやく 「年賀状」 を投函し、ほっとしています。

  午前中、四谷一丁目の党都本部事務所で「三役会議」。来年の党活動の課題などについて協議し
ました。午後から、昨夕遅く作成した原稿で600枚ほど年賀状を印刷。インクも乾かないうちに
区外の知人・友人あてのシールを貼って投函しました。以前は5000枚もの年賀状を区内の人に
差し出していましたが、
公職選挙法の関係で新宿区内の人に年賀状は出せなくなりましたから、現
在は、600枚程度で済んでいます。
  もっと早くから準備をすればいいのですが、どうしても後回しになるので、毎年このように切羽
詰った状態で年賀状をつくっています。果たして新年早々到着するかどうか心配です。



1228日  (水曜日) 

         何でこんなに、毎年、年末は忙しいのでしょうか。

  今日はいわゆる御用納め。区役所や区議会で居合わせた何人かの人に挨拶。その後、新年号の新
聞を配り、議会内の自室をちょっとだけ整理して退庁しました。
  自宅に帰り、新年早々送付する予定の「印刷物」の最終点検をしましたが、数が多いので、結構
時間がかかりました。
  夜、「やまびこ会」(私の後援会です)の会費を納入してくれた人も随分いたので、まとめてお
礼状や領収書を書きました。これも結構時間がかかり、結局寝たのは29日の2時過ぎでした。

  そう言えば、まだ年賀状を書いていません。今年は、早々と購入し、余裕を持って年賀状を書く
つもりでいましたが、結果的には、いつもと同じように今もって手付かずの状態です。何で年末は
こんなに忙しくなるのか、兎に角、やらなければならないことが一杯あります。


1227日  (火曜日) 

     国勢調査の速報値発表、新宿区の人口は 1万5561人 増加。

  10月1日に実施された国勢調査の「速報値」が発表されました。日本の総人口は来年がピーク
で、その後は次第に減少状態になると推定されていましたが、04年同期との比較では、今年既に
約2万人ほど減少したということです。

  今日、新宿区役所も新宿区の国勢調査・速報値を発表はしましたが、それによると新宿区の総人
口は302、287人です。この中には、約3万人の外国人も含まれています。前回の国勢調査時
に比較して15.561人ほど増加しています。また、
 世帯数は172.783世帯です。一世帯平均1.75人です。新宿の場合は単身世帯が全体の
6割近くになっています。
  新宿区の人口動態の特徴は、「人口は若干増加傾向」「外国人が多い」「単身世帯が多い」「着
実に高齢化が進んでいる」ということなどを指摘することができます。


1226日  (月曜日) 

      イラク派兵、小泉首相の 「自己責任」 は問われないのか?

  「イラクに大量破壊兵器がある」という全く事実無根の理由でブッシュ大統領がイラクに侵略
し、「ブッシュの番犬」よろしく憲法に違反してまでそれに追随して自衛隊を派兵した小泉首相。
  この重大な判断ミスの責任は問われないのだろうか。

  今日の朝日新聞に小泉首相の「自己責任を問う」という投票が載っていました。あのイラクで
拉致された3人については、「自己責任」ということが政府側から盛んに強調されましたが、根
拠の無いブッシュ大統領の侵略に、莫大な税金を投入して自衛隊を送り込んだ小泉首相の「自己
責任」「政治責任」こそ厳しく問われなければならない筈だ、というものです。全く同感です。
  イラクで死亡した米兵は2000人余、イラク人は3万人以上です。実際は10万人を超える
市民が死亡したとも言われていますが、まさしく大変な事件です。

  
ドイツやフランスはブッシュに追随しませんでしたが小泉首相は無批判にブッシュに従い、
取り返しのつかない判断ミスを犯しました。
  このような重大なことについての「責任」があやふやにされ、ないがしろされるその結果とし
て、この社会はますます「無責任社会」に変質していっているんだという事を、私たちはキモに
命ずるべきではないでしょうか。


  今日は、午前中にちょっとだけ区役所で頼まれていた仕事をした以外はほぼ一日中、事務所や
自宅でもうすぐ発送する予定の「やまびこ会・ニュース」(山田敏行後援会報)の発送準備作業
をしました。今回の「四谷の地域探訪」には、復活に向けて動きが強まっている「玉川上水」を
取り上げました。


1224日  (土曜日) 

      「東京オリンピック」 の開催で自然や生活環境はどうなる?

  夜、テレビで女子フィギュア日本選手権を見ました。技術的なことは全然分かりませんが、見
ていて上手だと思った順にランク付けされました。明日のフリーの結果でトリノオリンピックの
出場が決まると言うことですから、みんなそれぞれ頑張ってもらいたいと思っています。

  
オリンピックと言えば、東京はロンドンの次のオリンピックの開催都市に立候補する意向とい
うことですが、今日の新聞報道によると競技施設を充実させるために、神宮外苑の国立競技場を
建て替え、更に、周辺の整備を図る計画だということです。
  オリンピックのような世界最大のスポーツの祭典を身近な場所で開催されるということはワク
ワクすることですが、そのために自然が壊されたり、良好な環境がないがしろにされたりしては
なりません。
  新宿御苑を水源とし、「春の小川」の唄のもとになった渋谷川が埋め立てられたのは、前回の
東京オリンピックの時です。施設建設などの障害になったからです。こうしたことがまた引き起
こされてはなりません。自然や環境と調和したオリンピック開催も可能なはずですから、今後の
動向を注目していきたいと思っています。


1223日  (金曜日) 

           恒例の「産直物品」を配り、久し振りに会う人も。

  午前中は、毎年実施している「産直物品」の配達をしました。久し振りに会う人もいました。
今日は、昨日の寒風とは打って変わって穏かな気温だったので、気軽に動く事が出来ました。

  夕方からは、私の後援会報である「やまびこ会・ニュース新年号」の印刷をしました。8ペー
ジになりますが、5ページ分が終了しました。残りは明日の夜に行います。


1222日  (木曜日) 

         新宿区内の建物の高さを、最高60メートルに規制。
 
  今日開かれた「新宿区都市計画審議会」で区内に建てられる建物の高さを最高60メートルに
制限する案件が全員一致で可決しました。西新宿の超高層街や新宿駅周辺など一部地域が除外さ
れますが、区全体の8割が対象になります。来年3月31日から実施されます。

  新宿区内には、それまである程度、街並みが整った場所に突然突出した高層マンションが計画
されたりして各地で問題になっていますが、今度の決定は、このような街並みにそぐわないビル
建設を規制するもので、地域によって高さが20メートルから60メートルまでの高さに区分さ
れています。

  私は、基本的にこのような方針に賛成であることを議会の中で明確にしています。
  地域に全然関係のないマンション業者などが、突如周辺を買い占めて、近隣のまちの雰囲気と
は異質の高層ビルを建設することは新宿区の良好なまちづくりには繋がらないと考えるからです。

 
 今日の午後、四谷地区に憲法九条を堅持するための「四谷・九条の会」をつくるための協議を
し、早速、何人かの人に働きかけをしました。「呼びかけ人」や「賛同人」を整えるなどの準備
作業を進め、来年3月末には「結成大会」を開く予定にしています。


1220日  (火曜日) 

          第二次の 「新宿区議会改革」 の検討が始まりました。

  朝から「地方分権行政改革特別委員会」と「第二次議会改革を進める小委員会」が相次いで開
かれました。東京都と23区は、いま、役割分担と財源配分を巡って厳しく対立しています。今
日はその報告がありました。23区側の主張は正論ですが、大勢としてはどうもは押され気味で
す。東京都も自分たちの権益を離したくないという姿勢が見え見えです。国と地方の対立の縮小
版のような感じがします。23区にしっかり頑張ってもらわなければなりません。

  「第二次議会改革小委員会」は、今日から実質的な討議に入りました。一年半程度の日程で進
めます。他の自治体の見本になるような「議会改革」を新宿区議会から打ち出したいものです。


1219日  (月曜日) 

      新宿区の「文化施策」「国際交流施策」を一層充実させよう。

  新宿区の外郭団体の一つに「新宿文化・国際交流財団」があります。新宿区の文化施策や国際
交流振興の拠点になっている組織です。私は、財団の評議員を務めています。年に二回程度、評
議員会が開かれます。今日、久し振りにその評議員会が開催されました。

  日本の場合、財政が厳しくなると一番最初に削減の対象になるのが「文化面の予算」です。こ
れでいいのかということです。ヨーロッパなどとは全く逆です。
  新宿区でも文化施策に対する予算措置は大変厳しくなっています。私がいつも言っていること
ですが、
世界的に名の通った良質な芸術を区民に提供することは自治体が果たすべき大きな任務
の一つだということです。
  今日の評議員会でも同じ主旨の主張をし、更に文化芸術面での充実強化を訴えました。

  夜は、早稲田大学の近くで、久し振りに同窓の仲間数人と一杯飲んで旧交を温めました。


1217日  (土曜日)

      日本海側は大雪、ふるさと津軽も寒波に見舞われています。

  日本海側を中心に大雪が降り続いています。私の故郷の津軽地方も今夜から明日にかけて相当
の積雪が予想されています。雪の被害が出なければいいと思っています。

  今日は、一日中、家で「やまびこ会・ニュース」(後援会報)を作成しました。新年号です。A
4版の大きさで8ページにする予定です。
  家で仕事をしていると、次々とかかってくる電話、それも勧誘などのために掛かってくる電話
にも出なければならないので、なかなか思うように仕事が進みません。「山田先生のお宅ですか
〜」などといかにも親しげに話し始め、商品勧誘を始めるのには、少々うんざりします。「そん
なにいい話なら、ぜひ、あなたがやったらどうですか」などと言って断りますが、相手もなかな
かの者で、従って、電話を切るまでそれなりの時間がかかってしまいます。ということで、「や
まびこ会・ニュース」の作成は、思ったよう進展しませんでした。


1216日  (金曜日)

       定率減税廃止、「消費税率引き上げ」も具体的な視野に。

  自民・公明両党は来年度の「税制改革大綱」を決めました。定率減税は07年に廃止、ついで
にたばこ税も増税。しかし、注目されていたIT関連の法人税減税は延長するという決定です。

  超高額所得者に対する減税もそのまま。儲かって儲かってホクホクしている大企業の法人税減
税もそのままです。自民党らしい税制大綱ですが、市民の目線の政治を標榜している公明党もこ
んな庶民いじめの大増税の片棒を担ぐのですから、驚く限りです。

  かつて、超高額所得者の最高税率は、75パーセントでした。今は37パーセントです。半分
以下になっています。驚くべき減税です。大企業の法人税率も大減税措置がとられてきました。
要するに、有り余る程に金のある人の税負担は少なくして、「財政が厳しいから」「金がないか
ら」といって、最も取りやすい国民大衆に対する税負担を強化しているのです。更に、これから、
あれこれ最もらしい「屁理屈」をつけて、消費税率を引き上げようとしているのですから、これ
で怒らなければ、余程、のんきな市民だと言われても仕方がないかも知れません。

 
 今日は9時から東京女子医大で健康診断。11時から区役所の議員室で頼まれていた幾つかの
仕事をし、2時から八丁堀の党中央本部で各種の会議、打ち合わせをしました。自転車で走り回
っていると、さすがに寒くなって、手がかじかんできました。


1214日  (木曜日) 

          新宿区名誉区民の米川敏子さんが亡くなりました。

  来年の基本的な議会日程がほぼ決まりました。06年手帳も次第に埋まってきています。議会
のさまざまな会議は、こうしてみると随分多いと感じます。
  新年冒頭の1月5日、新宿区主催で恒例の賀詞交換会が行われます。今日の総務区民委員会で
その要綱が報告されました。新年らしく、箏曲の演奏が行われます。演者は太田裕枝さんです。
人間国宝の米川敏子さんの次女ですが、小さいときから米川さんの指導を受けて技術を磨き、そ
の力量に対する評価も高いようです。数年前まで私と同じ大京町に住んでいました。米川さんの
孫と私の娘は同級生で親しくしています。このお孫さんも米川敏子さんの薫陶を受け、既にいろ
いろな舞台に立っているということです。

  私は、太田さんの演奏を楽しみにしていましたが、昨日、お母さんの米川敏子さんが亡くなり
ました。92歳でした。米川さんは生田流の箏曲家で古典を伝承しながら創作活動にも積極的に
取り組んだとして、96年に人間国宝に認定されています。文化功労者にも選ばれていましたが、
何よりも米川さんは、新宿区の最初の「名誉区民」で、多くの人から親しまれていました。大京
町にお住まいの頃、米川さんの家の前を通ると、よく箏曲の音色が聞こえてきて、気持ちが和ん
だものでした。残念です。ご冥福を祈ります。突然の事なのでこれからどのようになるか分かり
ませんが、新年の賀詞交換会での太田裕枝さんの箏曲演奏も中止になるのではないかと思ってい
ます。これも残念なことです。


1213日  (火曜日) 

        新宿区内の 「耐震構造偽装」 のマンんションは 〜。

  社会問題化している「耐震構造偽装事件」は、大きな広がりを見せて、当事者はもちろん、一
般市民にも不安を与えていますが、区内で一棟判明している西早稲田の分譲マンションについて
は、区は12月20日までに自主退去するように要請しています。
  このマンションは、姉歯設計事務所が設計し、イーホームズが確認を出し、シノケンが建設し
たものですが、いわゆる「投資型マンション」といわれるものです。居住者の大半は、所有者で
はなく、賃貸で住んでいます。これらの方々も被害者であることには変わりはありませんが、分
譲マンションの入居者に比べれば少しは、身動きが楽なところがあります。
  シノケンは、この建物を解体して新しいマンションを建てる方針のようですので、ヒューザー
の物件とは少し違うような感じもします。
  新宿区内の建物は、今のところこれ一つですが、イーホームズが確認を出した建物は他にも一
杯あるので、調査が進むに従って、これからどうなるか心配です。

 
 今夜は、新宿で「韓国民団」と「新宿区議会日韓友好親善議員団会議」の二者合同の忘年会が
開かれました。新宿区内には、12月1日現在で12.608人の韓国朝鮮人が住んでいますが、
全国の自治体の中でも、一番多くの韓国朝鮮人が住んでいる自治体だと思います。今夜は、韓国
のサケを酌み交わし、新宿区の地域から両国の区民が協力して、お互いの友好関係を創っていこ
うと話し合いました。


1211日  (日曜日)

      高齢者も参加して、少年野球チームの 「餅つき大会」 開催。

  今日は、午前10時半からの「大京町キングス」(地域の少年野球チーム)の餅つき大会があ
りました。毎年、今の時期に実施されているおなじみの行事ですが、今年は、地域の高齢者クラ
ブの人たちが沢山参加していました。さすが、餅つきをする人はいませんが、高齢者に参加して
もらう企画はなかなかいいと思いました。
  大京町には、リトルリーグの草創期に関わり、アメリカ遠征で勝利を収め、当時のアイゼンハ
ワー大統領と謁見したという「伝説的」な人がいます。今年93歳です。私は、怪物だと言って
いますが、
矍鑠(かくしゃく)としています。今日はその伝説上の人物から「洗顔方法」を伝授
してもらいました。シワが取れるのだそうです。確かに93歳だというのにほとんどシワがあり
ません。期待が出来ます。数ヵ月後には、私も若返っているかもしれません。
 

  師走も中旬に入りました。各地で年末恒例の「第九」の演奏会が行われていますが、私も今日
の午後、この歓喜の歌を新宿文化センターで聞く機会がありました
  演奏は東京都交響楽団、指揮者は広上淳一、ソプラノは澤畑恵美、アルトは手嶋真佐子、テノ
ール・水船桂太郎、バリトン・福島明也というキャストでした。久し振りです。当たり前ですが、
レコードで聞くのとは全然違う迫力がありました。

 
 夕方からは、先日雨に降られたために残ってしまった区政報告などのチラシを近所に2000
枚ほど配付し、その後、「四谷飲食業組合」の忘年会に出席しました。


1210日  (土曜日) 

         東京高裁、自衛隊派兵反対のビラまきで逆転有罪。

  昨日、東京高等裁判所は、立川にある建物(防衛庁の官舎)に、自衛隊派兵反対のビラをまい
て住居侵入罪に問われ、東京地方裁判所で「無罪」になった3人に対して、一転「有罪」の判決
を言い渡しました。

  この建物には、ピザや風俗関連などの宣伝印刷物が日常的に投げ込まれていますが、それらは
一切お咎めなしなのに、「派兵反対」のビラだけは宿舎管理上問題があるのだそうです。明らか
に、憲法で保障されている思想信条の自由に反するものです。
  近年の日本の裁判所は、地裁から高裁、高裁から最高裁と上位裁判所になるに従って「立身出
世」をもくろむような判決になっていますが、恐らくこの裁判官もそんな気持ちなのかもしれま
せん。困ったものです。

  ビラをまくだけで簡単に逮捕され、有罪になるのでは、私なんかは1000回も逮捕され、今
頃、「死刑」になってこの世にいないのではないかと思ったりして、可笑しくなります。


    新宿文化センターで 「チェコ少年合唱団」 の歌声を聴きました。

  日本を訪れている「チェコ少年合唱団」の公演が、今日、新宿文化センターで行われました。
招待を受けていたので出席し、美しい歌声を聴きました。
  「少年合唱団」といってもハタチ過ぎのメンバーも何人かいるようで、それだけに音域に幅が
あり、実に味わいのあるコーラスでした。チェコが生んだスメタナの「わが祖国」の部分の歌声
などは、そう思って聴いているせいかも知りませんが、さすがに感動的でした。
  世界的に知られた伝統ある合唱団だと思いました。

  第二部では、新宿区の子どもたちや高遠町の子どもたちの合唱団も登場しましたが、「チェコ
少年合唱団」との競演ということになると、当たり前のことかも知りませんが、とても比較でき
るようなものではありませんでした。

  今朝、サッカーWカップ・ドイツ大会の組み合わせが決まりました。日本は、ブラジル、クロ
アチア、オーストラリアのブロックになりました。いずれも強豪ぞろいです。第一次リーグで上
位の2チームに入れるかどうか。来年6月から開始になるので、楽しみです。
  そういえば、先日開かれたラグビーのWカップの開催国選定では、日本はニュージランドに負
けてしまいました。あの時、日本に決まっていれば、ラグビーが隆盛していく端緒になっていた
かもしれないのに〜。あらためて、残念。


12日  (金曜日) 

          驚くべき イヌ の嗅覚、 聴覚も人間の4倍。

  今日は、夕方まで決まった会議などはなかったので、自宅で「やまびこ会・ニュース」(山田
敏行後援会)の新年号の作成をしました。来年の「干支」はイヌですが、会報に載せるために、
百科事典などでイヌのことを調べていたら、随分色々なことが分かりました。
  例えば、イヌの嗅覚は鋭く、塩酸や乳酸などは100万分の1の濃度までかぎ分けられるとい
うことです。麻薬犬として活躍している理由が分かります。聴覚も人間の四倍ぐらい鋭いそうで
す。
このすぐれた嗅覚と聴覚で、イヌに人間の本質を判定してもらったら(特に政治家の心臓の
あたり)、意外な結果が出てくるかも知れません。
  イヌのことは、あれこれ会報で紹介します。区議会報告やさまざまな地域情報など全体では8
ページにする予定なので、まだ、完成までは暫く時間がかかりそうです。

  夕方から、何人かで四谷地区に憲法を守る「九条の会」をつくるための下打ち合わせをしまし
た。呼びかけ人や賛同人を集めて、来年の2月か3月には「結成の集まり」を持てるようにした
いと思っています。憲法を巡る攻防も全国的に高揚してきます。


12日  (木曜日) 

    新宿区は学校の夏休み短縮。全く短脈的な教育委員会の考え。

  新宿区教育委員会は、「確かな学力の育成」のために、来年度から夏休みを一週間短縮する考
えを示し、パブリック・コメントを行って区民の意見を求めています。「確かな学力の育成」な
どというもっともらしい名前をつけていますが、要するに
子どもたちの「学力低下」をくい止め
るために夏休みを削るということです。ところが、どの程度学力が低下しているかというと、そ
れは「把握していない」ということです。説得力のない、実に不思議な決定です。

  今日の夜、歌舞伎町の集会所で「新宿の教育を考える集い」が開かれたので参加しましたが、
参加者は、異口同音に夏休みの短縮を決めた教育委員会に対しては、理由が明確でない、短脈過
ぎる、時間をかけて問題を検討すべきだ、などと批判的でした。当たり前のことです。
  私も随分性急な結論だと思っています。明確な根拠や理由があるならとにかく、一部の世論に
無批判に迎合し、あたかも、休みを無くしたり、削ったりすれば、問題の多くが解決でもするよ
うな決定だと考えます。「子どもの人権条約」もあることですから、時間をかけて、少なくても
高学年の子どもたちの意見も聞くべきです。
  ゆとりの教育といったつい数年前のあの考えは一体何処に行ってしまったのでしようか。
  クルクルと変わる「かざぐるま」のような方針のように思えてなりません。


12日  (水曜日) 

     第一回検討会開催、四谷大木戸に玉川上水の復活を!

  今日、「玉川上水復活検討会」が新宿御苑内の会議室で開催されました。正式の名前は「都心
部における水とみどりのネットワークによる自然環境の再生に関する検討会」という長ったらし
いものですが、要するに玉川上水の復活について検討する会議体です。
  検討会のメンバーは、慶応大学の石川幹子教授が座長ですが、新宿区、東京都、環境庁、地域
代表などで構成されています。

  今日は、実際にかつて玉川上水が流れていたその土手部分に当たる新宿御苑の散歩歩道を実際
に見て回り、その後、水路を復活させる時の位置などについて意見交換をしました。最初から本
論に入ったような会合でした。

  石川座長は、委員全員の意見を聞きましたが、10数年前の復元運動の時には随分腰が引いて
いた環境庁の姿勢が大変積極的になっていたのには驚きました。これは期待できると思いました。

  私は、傍聴者として出席していましたが、最後に突然意見を求められたので、この検討会が設
置されたこと評価しながら、
「困難はあるだろうけれども必ず復元するという姿勢に立つならば、
どうしても克服できない問題はない」
と述べ、住民・議員の一人として実現に向けての期待を述
べました。次回は1月20日に開かれますが、一層具体的な論議になりそうです。


12日  (火曜日) 

       歌舞伎町に林立している 「風俗案内所」 は取り締まれ!

  今日の本会議では、「歌舞伎町の風俗案内所を規制する条例制定を東京都に求める意見書」を
全会一致で可決しました。
  最近、歌舞伎町では、ファッションヘルスやキャバクラ等を利用する人に対しての風俗情報を
提供する案内所が急激に増加しています。私は、昼食などを取るために、区役所周辺の歌舞伎町
毎日のように歩いていますが、風俗案内所は、きのうまでなかったものが今日突然に出現する
ような感じで造られており、びっくりします。このエネルギーはたいしたものです。
  
このような風俗案内所は、歓楽的な雰囲気を過度に助長し、周辺店舗との調和を無視した華美
な装飾電球の点滅や店の案内音楽等の騒音で、来街者家住民に不快感を与えています。
  今日の本会議で議決した意見書は、こうした風俗案内所を取り締まる条例の制定を東京都に求
めたものです。都は、早急な対応を図るという事です。

        見事な看板の「風俗無料案内所」。新宿区役所の周りにもあっという間に10件あまりも開設された。
                 


     
景気が回復して? 職員給与は年間5万円も減額になる。 


  今日は新宿区議会の最終日です。朝の10時からさまざまな会議がもたれ、午後2時からは本
会議が開かれました。追加議案として、職員の給与改定の条例が提出され、来年から平均で年間
約5万円ほど減額になる事が確定しました。「景気が回復した」と政府は盛んに宣伝し、来年か
ら定率減税の縮小・廃止を決めましたが、その結果、給与が下がるのでは、職員もやりきれない
と思います。一体、何処で景気は回復したのでしょうか。景気回復で所得が上がっているところ
にもっと税金を納めてもらえばいいのに、高額所得者や史上空前の利潤を上げている大企業に対
しては大幅減税をしているのだから、小泉改革もたかが知れています。



12日  (日曜日) 

       「こんにちは社会党です」 (12月号)を配付しました。

  今日は、朝8時半から花園小学校を会場に「四谷地区サッカーフェスティバル」が開かれまし
た。四谷にある四つの小学校が夫々チームを作ってリーグ戦形式で戦うものですが、回を重ねて
今年が第13回目の大会になりました。開会式の後、第一試合だけ見ましたが、選手たちは、小
さい子から高学年のちょっと大きくなった子まで、どうしてどうしてユニホーム姿といい、プレ
ーの格好といい、たいしたものです。様になっています。

  今日はこの後、私が発行している「こんにちは社会党です」の12月号を2000枚ほど近所
に配付しました。4000枚配るつもりでしたが、小雨が降り続いたので、半分で断念しました。

  12月の第一日曜日は、ラグビーの「早稲田大学対明治大学」の伝統の一戦が行われる日です。
私は今年はテレビ観戦ですが、試合会場の国立競技場からは、時々、大きな歓声が私のマンショ
ンまで聞こえてきます。
試合は、予想通り40対3で早稲田の圧勝でしたが、対慶応戦は54対
0だったので、願わくば相手を完封し、50点以上の得点を上げて欲しかったところです。
  この勝利で対抗戦は36連勝で史上初の5年連続全勝。1923年以来、82年の歴史を誇る
早明戦野戦歴は、早稲田の45勝34敗2引き分けになりました。
  これから一月にかけては大学選手権が行われますが、早稲田の力は抜きん出ているので、圧倒
的な強さで相手をねじ伏せて欲しいものです。楽しみです。


12日  (金曜日) ―――――――――――――――――――――――

         フィンランドの 「ラップランド地方」 からの写真です。

  天気予報によると東京も週末は寒波に見舞われるという事で、次第に寒くなりそうです。今日、
最も寒い国の一つであるフィンランドのヘルシンキ大学に留学している娘から、インターネット
で数枚の写真が送られてきました。サンタクロースの故郷といわれて日本でもファンが多い北極
圏の「ラップランド地方」に各国の友だちと旅行に行ってきたということですが、下の写真のそ
の中の一葉です。見ていても肌を刺すような寒さです。薄明かりの中では雪も青みを帯びている
ようですが、それだけに寒々とした空気の痛みが伝わるような気がしています。


                
            大きな角のトナカイが曳くソリに乗っている娘(左側)。


  今日、新宿区議会の議会運営委員会で「政務調査費」に関する陳情の審議をしました。私たち
は、議会関係の費用については、最大限、透明性を確保するという事を心がけていますが、来年
度から、更に条例改正をしてより的確に執行市、紀律を強めることにしています。。
  審議された陳情については、より厳格な適用を求めている二つの項目は採択し、監査委員以外
の新しい第三者機関をつくるべきという一項目は、費用の関係もあり、私も反対して不採択にし
ました。



12日  (木曜日) 

  今日から師走、神宮外苑のイチョウ並木も、随分色づきました。

  『ヘンリ・ライクロフトの私記』(G・ギッシング)に、次のような一節があります。
  「時が経つのを早いと感じるのは、我々が人生に慣れ親しんだ結果である。子どものように
    毎日が未知な世界への一歩であれば、日々は、経験の集積で長いと感じるのである。」

  今日から「師走」。一年という月日が過ぎていくのは、実に早いと感じます。ギッシングに言
わせれば「人生に慣れ親しんだ結果」という事になりますが、要するに若くはないということで
ます。まさにその通りですが、次のようなS・ウルマンの言葉もあります。
  
「青春とは 真の青春とは 若き 肉体の中に あるのでは なく 若き 精神の中にこそ ある 」
  今年もあと一ヶ月。気持ちを若く持ち、コセコセしないでむしゃらに頑張りたいものです。
  以上が「今日の教訓」です。


  神宮外苑のイチョウ並木も色づきました。20年ぐらい前までは、私のマンションの屋上から
このイチョウ並木が見えていましたが、周りに高いビルが建ったために、今では絵画館の丸屋根
がようやく見える程度になりました。外苑も遠くなったような気がしています。
  今日、連れ合いがイチョウ並木の写真を撮ってきました。紹介します。

                      
        青山通りから見たイチョウ並木。これから本格的な「黄葉」になります。
              中央に見える絵画館の800mぐらい後が私の住んでいる「野口ハウス」です。


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                          ( 12月以前の分は、この冒頭に記載してある該当の月をリンクしてご覧ください。)