「ちょっと寄り道」
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 2005年に見た桜を紹介

 2005年は平年より遅い開花であった。でも、もともと南関東での桜は4月上旬の入学式の時期というイメージがあり、近年の3月中に満開という方が変だと感じていたので、今年はなかなか良い。ただ、五部咲きかと思ったら、翌日には満開になり、その翌日には散り始めてしまった。まぁ、短いからこそ、見る価値も高まるというもの。今回は、地元の東戸塚と徒歩圏内の大池、そして日光街道・例幣使街道の名所を見てきたので紹介します。


1.東戸塚(写真:2005年4月9日&10日撮影)

 まずは地元、東戸塚。旧東海道の境木立場があった付近の境木地蔵尊。下の2枚の写真は9日に撮ったもの。このときはまさに満開であったが、翌日見に行くと、すでに3割以上は散っていた。品濃一里塚の東側は住所的には平戸一里塚であり、桜の一里塚。でも塚そのものに植えられているのはソメイヨシノではないようだ。東戸塚駅西口側の上品濃公園から西側は森が見えるが、フォートンのマンションが建設中であり、14階建てなので、来年は景色が変わっていることだろう。駅から南寄りのところにある理化学研究所(元は味の素)の跡地の丘も桜があるが長谷工に売却されたので、ここもマンションになってしまうのだろう。東口北寄りの品濃中央公園は、道の向かい側は八重桜なので、公園側の桜が散ってから花を付ける。
 

境木地蔵尊 境木地蔵尊 品濃(平戸)一里塚


上品濃公園 理化学研究所跡地 品濃中央公園



2.浅草(写真:2005年4月9日撮影)

 東武線で北上する前に浅草に立ち寄った。浅草寺の参道にも桜があった。浅草の隅田川沿いの桜もなかなか見事である。水上バス乗り場もめずらしく人で溢れていた。10年くらい前に「はとバスツアー」の一環で日の出桟橋まで乗船したことがある。
 東武線で北上する途中、車中から見る北越谷の元荒川沿いの桜も見事であった。事前に知っていれば、立ち寄ったのだが・・・。



3.権現堂桜堤(写真:2005年4月9日撮影)

 日光道中幸手(埼玉県内で東武動物公園の少し北、日本橋から50キロ地点)の権現堂桜堤というのも有名だが、桜の季節には初めて訪れた。桜並木は850メートル続く。桜も良いが、菜の花の黄色との彩がなかなか良い。駐車場もあるが、道の渋滞が激しい。



4.金崎桜堤(写真:2005年4月9日撮影)

 例幣使街道の楡木宿と合戦場宿の間にある金崎宿。最寄り駅は東武日光線の東武金崎で、思川の土手に桜並木がある。こちらは電車が1時間に1本という所だけに人は少ない。駐車場もある。訪れたのは15時台であり、昼の方が賑わっていたのかも知れない。



5.こども自然公園(写真:2005年4月10日撮影)

 以前も紹介した、横浜市旭区にあるこども自然公園(通称:大池)。風は強かったが、花粉はあまり気にならなかった。以前、花粉で茶色であったスギもほとんど緑色になっていたので、そろそろスギ花粉のピークは終えそうだ。桜は、満開を過ぎ、強風で散るものが多いが、散った花びらが雪景色のようでなかなか見事であった。



6.宇都宮市&神橋(写真:2005年4月16日撮影)

 南関東と北関東、桜の見頃は約1週間くらい違うのだろうか? 再び栃木県を訪れた。今回は宇都宮である。まず市外の川に咲くしだれ桜をカメラに収め、バスで日光街道を進む。日光街道の桜並木は、ソメイヨシノではなく、山桜が中心である。花が先ではなく、葉も一緒に出てくるので見頃がわかりにくい。上戸祭付近は花びらがかなり散っていたが、まだ見頃と言える状態であった。北上したところの石那田付近は、まだまだという感じである。しかし、山桜以外は満開のようである。
 日光の神橋は半世紀ぶりの大改修を終え、4月20日から特別公開が始まる。久々に姿を現したので渡橋が始まる前に写真を撮りに行った。

田川(宮の橋付近) 釜川(御橋付近) 日光街道(上戸祭3丁目)

日光街道(上戸祭3丁目) 日光街道(上戸祭4丁目) 日光街道(野沢町)

ドライブイン大晃(上金井町) 日光街道(下徳次郎) 神橋



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