壬生道(日光西街道) 概略版栃木南部マップ
日光東照宮〜小山宿 
2004年4月30日,2004年5月3日

 前回の街道ウォークで日光道中を踏破した。江戸時代、公式の将軍の日光社参は往路は日光道中を経由、帰路は壬生道を通ったということにならい、日光の神橋から鹿沼、壬生を経由して、延べ2日(約9万歩)で日光道中と合流する小山宿まで歩いた。

楡木〜今市間は例弊使街道と呼ばれることが多いが、正式には壬生道であるようだ。

鹿沼で1泊して連続で歩く計画もあったが、日帰り2回に分けた。

まずは、概略版でお届けします。


一里塚

 壬生道にも江戸を基点とした一里塚がある。歩いたのは北側から南下したが、ここは江戸から見てからの順番で示す。小山宿を出た後、21里目から始まる。小倉が26里目となっているが、25里目の北赤塚の後、その間に奈佐原、鹿沼、富岡付近の計3つあったと云われている。よって室瀬は31里目が正しいはずである。それでも日光道中より2里ほど短いことになる。(今昔三道中独案内には一里十町ほど短いと書かれている)

25里目の北赤塚には説明板などは見られなかったので、推定で写したものを載せている。

21.喜沢 22.飯塚 23.壬生 24.稲葉


25.赤塚? 26(29).小倉 27(30).板橋 28(31).室瀬



1日目:鉢石(日光)−今市−板橋−文挟−鹿沼

 日光道中からの追分となる今市からでも良かったのだが、日光東照宮の神橋のところまで行ってから歩き始めた。今市の追分を過ぎた後も杉並木が続く。国道化されているためクルマの交通量が多いのが難点だ。

今市追分 今市付近の杉並木 十石坂 杉並木保護の説明板 地震坂


板橋交差点 小代の杉並木 小倉付近の風景 フラワーパーク付近 鹿沼の鳥居跡



2日目:鹿沼−奈佐原−楡木−壬生−飯塚−小山

 鹿沼以南は杉並木は減るが、町という感じで民家が密集しているのは、かつて宿場があったところくらいで、他は田園風景が多い。国分寺町から飯塚にかけては古墳などが多い。飯塚は小山市であるが、北海道のような風景を楽しめる。

奈佐原文楽 奈佐原に残る杉 楡木追分 磯町付近の杉並木 北赤塚の道標


判官塚古墳 壬生の街並み 飯塚付近の風景 姿川付近の失われた旧道 桑五十七号墳



路上観察

ポイ捨て禁止の標語 :奈佐原付近



ホームへ
ホームへ戻る