東海道 8・9日目 概略版
袋井〜赤坂 2001年6月2日〜3日
東海道ウォーク8、9日目 袋井(静岡県)−赤坂(愛知県)間を歩いたときの概略版です。2日で13万歩という自己新記録のウォークとなりました。
一里塚
今回歩いた距離は約70キロ。江戸期には浜名湖の今切(舞坂から新居まで)約1里は船を利用していた。今回歩いた区間は、一里塚(跡)の全てに何らかの碑が建てられている。
61.木原 | 62.阿多古山 | 63.宮之一色 | 64.安間 | 65.馬込 | 66.若林 |
67.篠原 | 68.舞坂 | 69.新居 | 70.元町 | 71.細谷 |
72.二川 | 73.飯村 | 74.下地 | 75.伊奈 | 76.御油 |
袋井宿周辺
8日目は、袋井の東海道どまん中茶屋からのスタートとなる。ゴミ集積所もシャレている。旧東海道沿いの澤野医院記念館は、江戸期より袋井の医療を担ってきた医院で、現在は記念館として公開されている。写真の下段は、6月2日に歩いたときに立ち寄ったものではないが、袋井から数キロのところにある遠州三山のうちの可睡斎と油山寺である。可睡斎は火防の守護、秋葉信仰の総本山。油山寺は眼病に霊験ありと伝えられ、境内もちょっとしたハイキングが楽しめる。
どまん中茶屋 | 案内板とゴミ集積所 | 高札場 | 澤野医院記念館 | 手術室 |
可睡斎 | 秋葉総本殿 | 油山寺山門 | 油山寺三重塔 | 油山寺境内 | 油山寺境内 |
見付宿
見付は今では磐田である。見付天神社(矢奈比売神社)は、東海道随一の学問の神として信仰を集める古社。旧見付学校は明治8年に建てられた、現存する日本最古の木造擬洋風小学校校舎。懐かしの学用品の中には自分が見覚えあるものも。30年は経っているが・・・。見付学校を西に進むと直進は姫街道で、東海道は左に曲がり磐田駅の方に向かう。
見付天神社 | JA見付支店と高札場 | 旧見付学校 | 教室 | 姫街道分岐点 |
天竜川
越すに越されぬ大井川とはよく聞くが、現代の最難関は天竜川である。独立した歩道がなく、風は強いは、大型車はスピード出して通り過ぎるはで、渡るのは大変なのである。新天竜川橋の方が若干スペースは広い。
池田の渡し歴史風景観 | 渡船場跡 | 天竜川橋 | 新天竜川橋 |
浜松宿
宿場の面影などない都会であるが、懐かしい感じのレコード店やレトロな床屋(美容院?)を見つけた。○○跡の表示が、グレードアップしている。
レコード店 | 髪結い | H13.夏 | H13.年末 |
舞坂宿
舞阪の松並木に着いたときは、すでに日没時刻。夕食は舞坂宿の西外れにある「魚あら」で、ちょっとリッチに「魚あら定食」を食べた。うなぎに天ぷら、刺身などという贅沢である。脇本陣は後日訪れた。雁木(がんげ)とは、渡船場のこと。
松並木 | 魚あら定食 | 脇本陣 | 上段の間 | 北雁木 |
弁天島
宿泊は、舞坂宿のちょっと先になる弁天島のホテル白砂亭(はくさてい)。ツインのシングルユース(二人旅ではない)で1泊朝食(和洋バイキング)付で7000円(税別)。部屋が空いていれば、一人でも和室が利用できる。部屋からは、赤鳥居や今切口も見える。浮見堂は、新幹線より北側にある。
ツインルーム | ツインルーム | 部屋からの眺望 | ホテル白砂亭 | 浮見堂 |
新居宿
新居はかつて関所があった場所であり、現存する唯一の関所建物でもある。
関所資料館 | 関所資料館 | 本陣跡 | 元白須賀への松並木 |
白須賀宿
潮見坂は、京から来た人が、この坂の上ではじめて遠州灘の大洋を目にしたところとされる。「おんやど白須賀」は平成13年にオープンした無料の休憩所兼資料館である。白須賀は古い町並みが残されている。
潮見坂 | おんやど白須賀 | 潮見坂上 | 曲尺手 |
二川宿
二川宿本陣資料館は、本陣を当時の造りをそのまま改修復元されたところで、公開されている本陣の中では最も大きいのではないだろうか。
町並み | 歯科医院 | 本陣資料館 | 本陣資料館 |
吉田宿
吉田宿は、現在の豊橋。本陣跡はうなぎ店になっていて、ここで遅い昼食を食べた。またもうなぎにうまき、スイカ付という贅沢である。(いつもこういうの食べているわけではない。昼はコンビニのサンドイッチや中華まんを歩きながら食べることが多い。) ウォークとは別の日、豊橋の萩さんの紹介で豊橋市役所の最上階に昇った。展望室とレストランになっていて、市民以外でも入れる。東海道ウォーク関連の本には載っていない穴場である。
路面電車 | 本陣跡 | うなぎ丸よ | 豊川 | 市役所からの眺望 |
御油宿
御油から赤坂にかけては、宿場時代を思わせる古い町並みが残されている。御油の松並木は、東海道に残る松並木の中でも、もっとも美しいと言われている。御油に着いたときは、日没の時刻だったので、下の写真は全て後日撮ったものである。赤坂宿の大橋屋まで歩いたが、赤坂宿については、東海道10日目を参照してください。
御油橋 | 町並み | 味噌醤油店 | こくや | 松並木 |
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