「乗車旅日記」
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 山梨:桃源郷めぐり 2001年4月14日(土)

 2002年はすでに満開になってしまったので、緊急公開。と言っても行ったのは昨年なのですが・・・。ということで、地図などはまた後日追加させていただきます。まずは写真を見てください。

 2000年の夏から秋にかけて甲州街道を踏破したのだが、この甲州は、それぞれの季節で訪れてみたくなる魅力がある。ということで桃源郷と呼ばれる桃の花が一面に咲く世界を体験してきた。桃源郷と言えば、御坂(みさか)が一番有名だと思われるが、この辺りでの桃の花の満開は、通常は4月の中旬くらいであるが、2002年は4月の頭にはすでに満開を迎えてしまったようだ。
 電車利用で行ったわけだが、切符はスーパーホリデーパスを利用した。首都圏から4080円で中央本線なら小淵沢まで行けるお得なフリー切符なのである。


みさか桃源郷公園

 午前9時を少し過ぎた頃、石和温泉駅に到着。満開の時期には無料バスも運行されることがあるが、中央本線の快速「桃源郷パノラマ号」に合わせたものであるので、始発は10時15分であった。歩いて御坂に向かおうとしたが、遠そうなので(30キロ平気で歩く割には弱気な発言)駅前に戻り、タクシーでみさか桃源郷公園に向かった。7キロ強の距離である。
 名前からして、さぞすごい公園かと期待したが、この公園自体が桃源郷というものではなかった。高台にあるので遠くを見渡せば、町がピンクに染まっているのを見ることができる。周りを散策すると農家の畑に多くの桃の花を見ることができる。



御坂町・花鳥の里周辺

 「みさか桃の花まつり」のメイン会場である「花鳥の里スポーツ広場」へは歩いて移動した。近道を知っていれば2キロも離れていない。広場での催しや飲食の店なども多数出ていた。行ったのが、まだホームページを立ち上げる前だったこともあり、そういうイベントの様子や、有名な一本杉などの写真を撮っていなかったのが残念だ。下の写真で左から2番目の建て看板には「この畑は御自由にお入りください」と書かれている。多くも人が桜の花見同様の花見を行っていた。
 帰りは歩いて石和温泉駅に向かった。その途中、「4千万歩の男」挿絵展なる催しが行われているところがあったので立ち寄った。



新府

 石和から北西へ約20キロ、中央本線に乗り、甲府、韮崎を過ぎ、新府に向かった。ここも桃源郷と呼ばれるところである。新府は無人駅であった。ここは駅から普通の人でも歩いていける距離(約1キロほど)で一面に広がる桃の花を見ることができる。この日はイベント日ではないせいか、人はそれほど多くなかった。人が少ない分、より桃の花を楽しめた感じがするので、個人的にはこちらの方が気に入った。
 下の写真、左端は新府城跡から撮ったものである。ここは武田の里ウォーク(上諏訪を22時に出発して、ひたすら50キロ以上歩くウォーキングの大会)のゴールでもある。



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