○ 歯周病って??? |
歯周病とは歯肉や歯槽骨など歯を支えるまわりの組織全体に炎症が起きる病気です。(ひと昔前は歯槽膿漏と呼ばれていました)
みなさんも「ブラッシングの時に出血する」「歯肉がなんだか気持ちが悪い」「疲れると歯肉も・・・」このような症状はないでしょうか?程度の差はありますが大人では多くの人が歯周病にかかっていると言われています。最近では10代で初期段階が始まっていることもあります。
初期では歯磨きの時に出血がある程度で自覚症状はほとんどありません。しかしそのまま放置しておくとどんどん進行し、歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かし、最後には歯が抜けてしまうという困った病気です。 |
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○ 歯周病のメカニズム |
お口の中には300〜400種類の細菌が住んでいます。その中の歯周病菌が歯周ポケット(歯と歯肉の間にある溝)の中で増えると歯肉が炎症を起こし、赤く腫れ出血します。さらに炎症が進むと膿も出るようになり、歯を支えている骨を溶かします。歯周病で歯がグラグラするのはこのためで、歯を失う原因は虫歯より多いといわれています。 |
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○ 歯周病の進行を防ごう! |
歯周病は早期に治療すれば進行を止めることができます。丁寧で正しいブラッシングをしていただくことはもちろんですが、ブラッシングだけでは歯肉の下まで清掃することは困難です。
歯科医院では歯肉の下に隠れている歯石やプラークを専門的な器具で除去いたします。
定期的な検診とクリーニングを心がけて歯周病の進行を防ぎましょう。 |