花写真−アヤメ・アリウム・アリストロキア


アヤメ アヤメ(アヤメ科)
菖蒲、学名:Iris sanguinea

昔から「いずれあやめか杜若」と美人の形容にも用いられる、野に咲く優美な花。
紫の花弁の付け根が黄色で、紫の網目模様が特徴である。紛らわしいが生態は カキツバタ とも、ハナショウブ とも異なる。水中では育たない。

撮影地:滋賀安土・沙沙貴神社
年月日:'01/ 5/14


アリウム・ギガンチウム アリウム・ギガンチウム(ユリ科)
学名:Allium giganteum

アリウムはネギの仲間の総称。花期はおもに5〜6月。
ギガンチウムは、アリウムの仲間では最も大形で、高さ1mあまりの葉のない花茎の先に、紫紅色の花がびっしりと集まった直径十数cmものボール状の花穂をつける。
クリストフィーは、径約20cmにも大きく広がった球状の花房に、メタリックな桃紫色の小さな星形の花をつける。
カエルレウムは、小さな星形の花を球状につけ、色は淡いアイスブルー。

撮影地:京都府立植物園
年月日:'02/ 6/ 2、'03/ 5/16





   アリウム・クリストフィー
    学名:Allium christophii

アリウム・クリストフィー
アリウム・カエルレウム
学名:Allium caeruleum

アリウム・カエルレウム

















アリストロキア アリストロキア(ウマノスズクサ科)
Aristolochia

奇妙な形の花が咲く!。
ブラジル原産のつる性低木。つるを伸ばし次々に花を咲かせる。異様な花の姿で、赤褐色地に白い網目模様が入る。
アリストロキアの名は「最良の出産」という意味で花の形から出産を容易にする薬効があると想像されたことによる。開花は春から夏が多い。
写真は、アリストロキア・ギガンティア(学名:Aristolochia gigantea)。

撮影地:京都府立植物園(温室)
年月日:'01/ 8/21


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