花写真−フウセントウワタ・フウラン・フウリンブッソウゲ


フウセントウワタ フウセントウワタ(ガガイモ科)
風船唐綿、学名:Gomphocarpus fruticosus

夏の終わりから秋にかけて咲く花は、ひかえめで上品。
その後つける風船状の果実は、小さい卵ほどの大きさ。ただし、この風船、剛毛が生えている。生け花にも使われる。
やなぎに似た葉をつける南アフリカ原産の小低木。

撮影地:花空間けいはんな
年月日:'06/10/15(花)、'06/11/ 4(実)


フウラン フウラン(ラン科)
風蘭、学名:Neofinetia falcata

風に揺られてとまった、白い蝶のような可憐な蘭。
山野に分布する野生蘭の一種。細い気根を出して老樹に着生する宿根草。
花は清楚で香り高い。まるで森の精が踊っているようで幻想的。江戸時代後期に富貴蘭の名で、武士や富豪の間で流行した。

撮影地:自宅鉢植え
年月日:'01/ 4/30


フウリンブッソウゲ フウリンブッソウゲ(アオイ科)
風鈴仏桑華、学名:Hibiscus schizopetalus

花は長い花柄で垂れ下がり、紅色あるいは朱紅色の5弁花を下向きに開く。
熱帯アフリカ原産。 ハイビスカス の一品種で、5枚の花弁が反り返り細く裂けている。
雄しべも長く、花が垂れ下がっているところを風鈴に見立てた名称。

撮影地:京都府立植物園(温室)
年月日:'04/ 4/16


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